【#WJ49】週刊少年ジャンプ2022年49号感想【寿司いくら】
ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ49号の感想を語り合おうぜ!【雛ちゃん……息してない……】
https://www.youtube.com/watch?v=5cJjNeD1rnY&t=
アンケ1:高校生家族 2:ギンリュー 3:PPP
●ONE PIECE 1065話
表紙
FILM REDバカ売れ記念(言い方)表紙!
ルフィとウタが並び立つイラストなの、もう供給無いと思ってたルウタの民たちよかったね…ってまず思っちゃった。
それはそれとして劇中ではありえないウタワールド衣装ルフィとウタが笑顔で同じポーズってのは映画の内容を思うとちょっと泣けるな…
巻頭カラー
こちらもFILM RED絵。
中央のウタが映画ポスターと同じ構図だけど本編終盤の闇落ちバージョンになってますね。周囲も麦わらの一味と赤髪海賊団を中心に映画で活躍したキャラたちでみっしり。
主役格以外でベン・ベックマンだけソロなのはなんでなんだぜ?せっかくならブリュレとかブルーノとか頑張ってたし入れてあげればよかったのに…
(配信で教えてもらったのですが、映画ラストで同時攻撃した組合せでかがみ合わせになってるみたいです。さすがに気付かなかった。)
本編
前回までの黒ひげvsローからうってかわって今回はエッグヘッド。
ゾロが残った理由、しっかり副船長としての務め果たしてる感あって良いねえ。
「あいつらが捕まったら誰が助け出すんだ…」ゾロ単騎だと捕まった仲間のとこ辿り着けない気がするけど……
てかよくルフィが言ったことにされてる「お前船降りろ」みたいなこと言っててわろた。
2P目からは研究所組。ベガパンクが火力エネルギーの話してて、消えない炎とかやや不穏なワードも出ておやおや?ってなってるんだけど、そもそもコーラをエネルギーに変換してるやつがここにいるのジワジワくるな。
さらに研究所を進むと…出現、ジンベエのセラフィム…!
ビームの瞬間には「パシフィスタ!!!」って気づいて「ハメられた」「ジンベエのクローン兵って事!?」とサクサク状況把握が進んでいくの、一味の場慣れが感じられて良い。
あとナミさん子供には無条件でめちゃくちゃ優しいの一貫してるね。ジンベエのクローン兵でパシフィスタなのにそれでも子供として扱ってる。
ここでセラフィムジンベエまさかの地中を遊泳…!これ、フランキーも反応してるしスイスイの実の能力なのでは……!?ホールケーキアイランド編のセニョール・ピンク(赤ちゃんの格好したおじさん)が持ってた能力。セニョール・ピンクが死んで移った能力なのかベガパンクが人工的に複製した実なのか気になるところ。
魚人族が悪魔の実食べると魚人族の強み死んじゃう問題あったけど、地中を泳ぐ能力なら純粋にめちゃくちゃ強化だ。大正解すぎる。
てか「パシフィスタ×ルナーリア族×魚人族×悪魔の実」って全部載せじゃん。容赦ねえな…
で、ナミに手を出したセラフィムジンベエにガチギレするサンジとロビンめちゃくちゃカッコよくていいね。ロビンのこんなキレ顔初めて見た。判断の切り替え速いのも良い。
そして登場する6人のベガパンク!
「想(エジソン)」はアウトプット、「知(ピタゴラス)」はインプット、「正(シャカ)」と「悪(リリス)」が運用法を考えて「暴(アトラス)」が試運転と身体の運動…そして生きるのに必要な食事排泄睡眠を全員分一挙に担うのが「欲(ヨーク)」ってところですかね。分業して効率化してるんだ。
ヨークちゃん、まず見た目からして可愛いんだけど露出度多いし食って出して寝てと欲を司ってるという時点でえっちすぎる。絶対性欲強いじゃん(みんな思ったよね)。
ラストにはシャカが現れこの島について話してくれてます。
未来に見えるこの島は実は「過去」で、900年前に滅んだ文明である…と。
「空白の100年」が800〜900年前くらいなのでちょうどこの島にあった王国が滅んだ直後の100年ですね。
ワンピ世界、一度文明が滅ぼされて隠されて退行した世界だった…?
●アオのハコ 76話
雛…雛……!
大変、雛ちゃんが息してない……!
ってくらい衝撃のラスト。
ついに正式に振られたかァ〜…!!
ただこれラストから逆算していくと余計にうわわわって感じなんですよね。
まず大喜がきっぱり振らなきゃって感じた決定打は「大喜のこと大好きだから!」。このセリフ。雛ちゃんが可愛くて一途すぎるが故に大喜もこのまま自分に繋ぎ止め続けるのは良くないって踏ん切りがついちゃったように見える。
「ちょっとここで見ていこうよ!」といい、雛ちゃんの積極性がむしろ大喜に罪悪感?を抱かせる完全な逆効果になってしまっている……
さらに元を辿ると体育館に二人きりのこのシチュエーションは菖蒲ちゃんの差金。
次回雛ちゃんのSUPER曇らせがあるのは間違いないとは思うのですが、個人的には良かれと思って支援した結果玉砕させてしまったという事実で菖蒲ちゃんも激曇りするんじゃないかと思ってて、そっちもちょっと想像するだにゾクゾクしてます。どうなっちゃうんだ……!?
にしても、大喜に「ごめん」って言われて、分かってるだろうに「…ごめんって なにが?」と聞き返して一縷の望みにかける雛に「雛とは付き合えない」と両断するラストあまりに無慈悲すぎるな〜〜
●僕とロボコ 112話
いつものメンツでシンデレラをやる回。ボンデレラ、ちょっとボンドママすぎるというか普通にかわいいのでボンドには積極的に女装してほしい。
ボンデレラ、女の子だからジャンプじゃなくて別マ=別冊マーガレットになってるってことなのかな。
意地悪な姉と思いきや優しい!っていうこの"ゴリモツ実は優しい"ネタも高校生家族の"オッサンなのに高校生"ネタくらい何回噛んでも味するな。
ゴリモツロボコのキャラ性に、サイヤ人の戦闘服とかアスタの心意気とかこの作品らしいギャグを織り交ぜつつも元ネタのシンデレラリスペクトが随所に感じられるの素晴らしい。
シンデレラ知識が不安だったのでキンハープレイ動画でおさらいしてから読み返したけど、確かに王子のズボンめっちゃ赤ジャージっぽかったし、シンデレラ突っ伏して泣いてるシーンとかガラスの靴片方割れちゃうくだりとか思ったよりちゃんとシンデレラしててさすがでした。
●SAKAMOTO DAYS 94話
シンvsセバから。
やっぱ透明マントの描写めちゃくちゃ良いわ〜。空間歪むのカッケェ。
今回やってた"手だけ透明化解除して突然相手の視界を遮る"ってのも透明に「しないこともできる」って仕様をうまく使ってて好き。
途中に挟まる虎丸と真冬の会話。2人とも一周回ってめちゃくちゃ落ち着いてるなー。
なんだかんだほんとにやべー時助けに来てくれる兄のこと別にフツーと評しつつ(おせーよバカ兄貴)って助けに来てくれることは疑ってないあたりツンデレ同士の兄弟の信頼って感じでほっこりするね。5歳真冬、野犬に囲まれて今にも喰われそうかと思ったらめっちゃペロペロされてて和んだ。潔癖の真冬からしたら号泣モノかもしれんけど。
で、後半再びシンvsセバ。
…と思いきや2人によるクラブジャムへのW攻撃!!
セバちゃん、情報引き出す&攻撃チャンス作るために催眠術かかったフリ…だと…!?めちゃくちゃ頭良いじゃん…!格高ぇ…!
ただラストには周くんが再び催眠状態に。「一度見てしまった夢からは醒められない」ってセバの時のセリフがキッチリ効いてるね。親父3人、シュールだけどホラー感もあるな……
●呪術廻戦 203話
引き続き脹相vs羂索。
穿血、クソ速いのがウリなのに見てから避ける羂索さすがにレベチだな。
てか改めて穿血(直線貫通)と超新星(球状爆発)ってアクションすごい派手だし分かりやすくて、赤血操術ええな…になる。
今回は舐めプしながらも余裕で圧倒する羂索に対して弟のために感情荒げながら泥臭く戦う脹相が今までのキャラ描写では見られなかったアツさで良かったですね。
「九相図兄弟いぃいい ファイヤー!!!!」
え!?急に春日部防衛隊の魂降ろした!??
○あかね噺 37話
センターカラー!
本編に出てくるRPG衣装のあかねからし志ぐま師匠。あかねは言わずもがな勇者。からしは遊び人。キャライメージは遊び人とは似ても似つかないけど衣装はめちゃくちゃ似合ってるな。
志ぐま師匠は……何!?トロデ王!?
本編
あかねの弱点"持ちネタが少ない"が露呈した前回。どう切り抜けるのかと思ったらサラッとからしくんに代わってもらってたらしい。で、今回は今後の課題まとめと方向性提示。
"どんな噺を覚えるか"をRPGの呪文に喩えて説明してくれるからしくん。
「噺の館」の見開き、右と左で繋がってるの見逃してたから混乱しちゃったけど一回繋がったら分かりやすいね。
縦じゃなくて横を広げなさいよってのも分かりやすかったし。最後にはそのために新たな師匠に教わりに行くぜ!って新展開に繋がるのもスムーズ。
マジでからしくんがあかねの相方ポジとして良い仕事しまくりで、作中でも言ってる通り彼がいなかったら色々ヤバかったよなー。
「だからありがとう!!すごく感謝してる」の時のからしの表情見えないの想像膨らんで良いですねえ…
どんな顔してるのカナ…😄❤️(おじさん構文)
あかねとからしくんの、同世代の男女だけど恋愛とかには一切ならないライバル兼友人な関係性、いいよね……
あかねは弥栄亭、からしは池袋…ってことはからしくんとはしばらくお別れでまた新キャラないしひかるちゃん再登場したりするのかしら。
○ウィッチウォッチ 84話
結界に閉じ込められピンチのモイちゃんのもとにはシキが。
前回ニコ何かしら魔法で監視してそうって言ってたけどニアピンて感じですね。
メッセージ伝わって全員助けに来て。何気にケイゴはすでにウルフだ。
ラストにはランが黒魔女というまさかの事実発覚。鬼かつ黒魔女とは…さすがに予想外だった。
これ今思うと歯列矯正の女の子は明らかにあの子が黒魔女だろって思わせるミスリードだったんだなあ。
「黒魔女だよ」のページ、コマ枠から垂れてる黒いドロドロがフキダシとかニコにもかかってる演出ゾワっとして好き。
○逃げ上手の若君 85話
新たな戦、小手指ヶ原の戦いの幕開け。真正面からの殴り合い。
ここに突如現れたのは初登場時から異彩を放ちまくっていた馬男こと今川範満。異常活性させられてる馬、戦場に交じると改めて異常さが際立つな…
時行を狙うというよりはランダムに動き回って近くのユニットを爆速で蹴散らしていく感じ。敵にいてほしくねえ〜。分かってたけど怖すぎる。
さらに登場するのは上杉憲顕。と斯波くん。上杉の兵、身体も縫い目だらけだしいよいよゾンビだなこれ…
てかここにきてフランスマンこと腐乱が出てくるとは…
「足利学校」なる施設が出てきたけど吹雪くんももしかして……?
○読切 あやしのあやし
"あやかし保育園コメディ"とのことで。
作者はジャンプGIGA2018WINTERvol.1『ライテイ』の田中美帆先生。
前作も今作と同じく男子高校生がひょんなことから幼女のお守りをすることになって…という話だったので手癖なのかな。
本作は妖怪退治を生業とする陰陽師の龍太郎が、問題児すぎて保育園にトばされて…というお話。
全体的に悪くはないしあやかしの保育園ってのも良い設定な気はするんだけど、正直なんか普通だなーって感じでした。設定を活かしきれてないというか。
主人公もよく見る正義感強い直情型主人公って感じだったし。キメゴマもイマイチ気持ち良さに欠ける。
「そいつら誰も知らねーだろ!妖のあやし方!」は保育園ならではで好きなセリフでしたけどね。
あとまゆちゃんとラストのヨーコ先生は可愛かった。
前作から4年経ってるんですけど正直4年分の成長は見受けられなかったな…そんなに変わってない……
○ブラッククローバー 343話
ヤミへの見解の相違でアスタと一花のバトル。
闇魔法も反魔法も黒が基調なので画面が締まって良いねえ。
一花の闇妖術、間違いなく強力ではあるんだけどアスタ相手だと肝心なところで打ち消されるから実感しにくいね。
実際そうなると体術、剣術、ひいては絶天の完成度が勝敗を分けるわけか。
一花の「大した覚悟も無く 信念も無く 実力も無い奴が…」っていうのはどうもアスタに言ってるというよりはかつての自分の無力さを嘆いているみたいなニュアンスな気がするな。
結局龍彌が来て戦いは中断。龍彌、妖力無いって言ってたけどお互い全力の絶天出す気満々のここに割って入って止めたのどうやったんだ…?
ラストには敵さん襲来。シスターの右側にいるのはヒースさん。アスタがマグナパイセン、ノエルと臨んだ初任務で一般人をいじめてた氷魔法使いの人ですね。左の人はわかんない。
アスタも絶天掴みかけてるし、ようやく修行が済んで話がガッと動きそう。
●ギンカとリューナ 9話
センターカラー!
木の上でくつろぐ2人。
全体的に緑色なんだけど、背景の青とところどころの差し色の赤が鮮やかで目を引いてなんかすごく良いイラストだな。
本編
リューナvs近衛ことカルラのバトル。
呪文のオリジナル文字の得体の知れなさ、いいねえ…!どんな画数だよってなるけど。
リューナも喰らいつくけど流石に格が違うので圧倒されてる。押しつぶせ連打、フキダシも合わせて圧がすごい。
そこからのリューナの本気、「闇の魔術」もウオオかっこいい奥の手!!ってなっていいね…!今回は結局使わなかったけど今後出したとき唐突にならないように一回見せたんだろうな。
その後はカルラも呪文の詠唱。周りになんか色々出てる見開きさすがに厨二心くすぐられまくりだよこんなん。カッコよすぎる。
リューナもカルラも奥の手に凄みが感じられる絵力があって超良い。
ただ結局ギンカの介入でバトルは終了。
やっぱカルラはギンカと面識あったね。なんならギンカ大好きっぽいじゃん!愛歪んでそうだけど!
カルラ、威厳ある恐ろしいお人って感じだったけど早くも崩壊して面白い人になりそうな雰囲気あるな。
●大東京鬼嫁伝 10話
前回ヒキでチラ見せされてたタッパのデカい筋肉ヒロイン、鎮西たぬきよ登場!!
前回正面はあんまり見えてなかったのですが、案の定背だけじゃなくおっぱいもめちゃデカいし、顔もわたし好みの太眉しいたけ眼ということで最高じゃねーの…!
単純直情な子なのでまなかのしれっとカスムーブするとこも映えて良い関係。
終いにゃじんたに対し「子種が欲しい!!」「種付けボンバーッッ!!!」などと言い出す始末。
ジャンプ、種付けとか言っていいんだ!??
当然ブチ切れるまなか。めちゃくちゃバカなノリでいいじゃんいいじゃん!!
●僕のヒーローアカデミア 372話
障子vsスピナーはひとまず決着。
角生えるの楽しみでぴょんぴょんする口田くんかわいい。
技名の「ヒッチコックバーズ」の「ヒッチコック」はスリラー・サスペンス映画の巨匠の名前。そのものまさに『鳥』ってタイトルの代表作があるらしい。要は大勢の鳥や虫で驚かす技って感じなのかな。
そして賛否両論の障子くんの演説。
「今度はおまえたちの子どもが標的になるぞ!!」が割と物議を醸してたっぽいですね。「だから虐げられても反抗するなってこと?」とか「それ差別する側からの最悪の脅しなのでは?」とか。
確かに文面だけだとそう受け取ることも可能だけど、個人的には文脈からして「気持ちを訴えるにも正しい手段を取らないと結局やり返しあいにしかならない」みたいなことが言いたいんだと思ったな。まあもうちょい誤解を生みにくい言い方はあったんじゃないかとは思うけど、そこまで問題とは思わないかな。
ラストは黒霧の解放のため病院へと赴くスピナーと異形型一般人たち。
最後らへんは微妙に分かってないんだけど、障子くんの演説で揺れてた異形型一般人たちが病院で手を取り合って抵抗の意思を見せてた医者たちを見て戦意を喪失したってことで良いのかな。
踊らされて、浮かれて、結局何にもなれていなかったスピナーが哀れだ…
●夜桜さんちの大作戦 153話
引き続き四怨&七悪vs二刃。
本気七悪、手の組み方といいどこか神々しくていいね。
開花能力は四怨が「解析」、七悪が「適応」、二刃が「包容」。今見るとみんな広く応用が効きそうな言葉だな。
部屋全体を胞子まみれにしてしかもそれが全部自分って時点で七悪人間やめてね?ってなるけどそれに全然勝てちゃう二刃も大概やな。
ラストは四怨解析完了で唐突な二刃四怨の全裸がサービスサービス!…ただ個人的にはそこよりも1P前のベトベトな上に悔しげな顔で押さえつけられてる七悪のがえっちに見えたな。こっちも何気に全裸だし。
●PPPPPP 56話
母危篤、なところから。
言われてみればラッキーも楽音に捨てられてるわけだしファンタと境遇は似たようなもんなのか。ファンタがそこに気づいてここで謝罪するのはファンタが大人でラッキーが子供じみたDADA…駄々をこねてるみたいになるよな。ちょっとずるい。
ただこの「行かない そんな可能性いらない」と突っぱねてからの「病状やばいんだろ 早く連れてけ」で急に優しくなるのは温度差でガツンと衝撃来るよ。ファンタが自分のDV彼氏だったら抜け出せないかも。
今回は演奏前のファンタの内面の掘り下げ。
ファンタ、母の愛を失ってからとにかく承認に飢えている感じですね。
「カッコイイ自分でいるよう…」ってのも、自分には価値があると信じ込むことができるようにそうしているというか、とにかく自己肯定感の低さの裏返しという印象が強い。価値があることにこだわっているからファンタジーは宝石なんだろうな……
ちょっとしたきっかけで失われるんじゃないかという薄氷の上になんとか成り立ってるメンタルって感じがする。
失われた母の愛、身近な自分以外の天才、勝てない相手…と、まあ実際自己肯定感低くなるのも仕方ないよなという環境ではある。
さらに今回のイベントで追い討ちをかけるようにファンタの演奏の唯一性を脅かす運の演奏。ファンタの自己肯定感、アイデンティティ、一体どうなっちまうんだよ……!
ただラストは「最高に気分よく帰らせてあげる」と。
遊園地以外の演奏もできる!となるのか、それとも遊園地の演奏のままでお題目に答えるのか…いよいよファンタ編最後の演奏、気になりますね。
○HUNTER×HUNTER 393話
前回に続き、旅団とエイ=イ一家の暗殺者。
暗殺者さん、名前すら出ずに瞬殺されてる… ノブナガさんカッケ〜。
そこに帰ってきた旅団ファンボーイことツドンケさん。
「うおっ ノブナガさん自ら扉を……♡」がちんちん亭っぽすぎて笑っちゃった。
で暗殺者さんが殺されたのを受けてのエイ=イの新米能力者たちの会議。暗殺者さんルイーニーって言うんだ。名前出してもらえてよかったね。
新米能力者とモレナ、大学生と教授くらいの温度感と緩さだな。今のこいつらに足りてないものがある。危機感だ。
場面は変わってザクロ&リンチ→ヒンリギ、ヒソカの元へ。
シュウ=ウ一家、ヒソカ確保して旅団と交渉が目的かと思いきやヒソカと交渉して余計な戦闘を避ける方向へ。
ヒンリギ、力関係を正しく把握できてる上にヒソカとしても拒む理由の少ない取引の持ちかけ方なの上手いなー。「どっちが勝つと思う?」への返答も変に媚びないのはむしろヒソカ的に高評価だろうし読者としても胆力あっていいねえとなる。
終盤はヒンリギとシュウ=ウ一家若頭のオウ=ケンイが合流。エイ=イ一家の隠しアジト探しですね。"氷の微笑"、キメっ…!
立ち入り調査に来た部屋にはかなり腰の低いジジイ。2アングルから部屋を映してゴゴゴゴ言うてて何が?って思ってたんですが、コレ一緒に来た銃持ってる軍人さん(マイザン伍長)(オウさんに氷の微笑されて死亡フラグ立った人)が部屋に入った瞬間消されちゃってるのか。
だから「ナイフは消えないみたいだな」「お前がこっち来い」なのね。
ヒンリギこれ既にナイフに能力使ってそ〜。
○アンデッドアンラック 134話
早速ニコとのコンタクト。
1P目、「一緒に神を殺しましょう!」狂った女すぎて笑う。
その後もニコニコ笑顔で空間転移で不法侵入してくるの逞しくなりすぎちゃってるだろ!
今回は全編ニコの説得と今ループの方向性の確認。
科学に忠実なニコだからこそ超常を見せたら一発で信じてくれるんだなあ。
しかもニコの科学力は否定能力関係ない強みなので1人目に勧誘する相手としてはうってつけだ。
科学への愛ゆえに神への怒りも即共有できる。
「知らねぇもんと出会って見て見ぬフリする科学者がいるかよ」
科学者の矜持を感じる。
さらにニコに目的を説明する風子。
能力発現時に起こる悲劇を止めたい、と。
前回の安野先生の救い方見て、(こんな感じで能力発現を未然に防いでたら否定者の仲間集まらなくね?)って思ってたんですが、なるほど発現自体を止めるのではなく発現時に起こる悲劇…具体的には人死にを防ぐという方向性なんですね。全てに納得がいった。
何気にニコへの説明で自然に新規読者への説明も行えてるし無駄がない。
ニコの「要するに…」がほんとにスッキリ要約してくれてて頭良い感出てるぜ。
しかも頭が良いので自分も前ループで否定者だったことにも感づく。不忘を知ったらイチコと距離を置く…そうなってほしくない…ってのは感情で考えても合理性で考えてもそう。なにより将来こういう人と出会って結ばれるよってのを本人にネタバレするのってかなり良くない感じあるよね。
風子のいい笑顔いい返事の「はい!!」連打、そして
「今までの人生で一番幸せにしてみせます」のつい溢れた涙。理屈は説明できずともパッションで伝えていく感じ風子らしいね。涙見たニコの対応もあったかくて素敵やん。
「じゃあ頼むぞマジで」
今日初対面とは思えないノリだしもう風子とのやりとりが馴染んできてて良いコンビだ。
からのラストは次のターゲット、ジーナ。思えばジーナの能力発現時エピソードは今まで語られてなかったですけど、初手で民間人4万人犠牲になってるのはさすがに規格外すぎる……
思えば汎用性の高い能力ってことはそれだけ簡単に人を死に至らしめられるってことなんだよな……
てかジーナ周りの民間人、明らかに何かから逃げ惑っている様子だけど何があったんだろう。これも能力発現と関係あるのかな。
そしてニコの仕事はこれを防ぐための発明。最後に出てきた設計図、前ループでイチコとニコのラボに書いてあったやつですね。前ループでの風子は書き写してるヒマは無かったはずだし、Gライナー経由で入手した情報をメモったのかな?
○高校生家族 109話
引き続き修学旅行編。夜。
ハドソン、これ歌っといてどう見ても生まれ沖縄じゃないの笑う。
光太郎、一郎と隣り合わせだったり静香の出し物見たり、家族旅行の気分になっちゃってるのにしっかり布石あって笑う。
「これは修学旅行なんだっっ!!」
真剣なほど笑えるのこの作品らしいな〜。
そしてラストは光太郎、弓木さんへの告白タイム。
両想いだろうし告白さえすればくっつきはしそう……それだけに屋敷さんなんで見に来ちゃったんだ…!!になっちゃってる。心配だ…
アオハコと展開近くね?ってのも気がかりだし、なにより来週から4連続新連載ってことでこの作品終わるのか…!?ってのも心配すぎる。展開的にもね…
終わらないでくれ〜〜!!!
○読切 さっちゃんは石になった
22年17号『レイルウェイ/ゲイトウェイ』の逸茂エルク先生のジャンプ・ショート・フロンティア作品。
人間が死後溶かされ宝石に変えられるといういきなりハードな設定。
宝石描写がどれほど美しくても倫理的にグロテスクが勝ってしまうぜ。
まあその辺の倫理の問題なんかもとっくに乗り越えちゃってる世界なんだろうけど。
ただ、死別した相手と何十年もの時を超え最期はひとつになって死を迎えるという超激重百合はビターながらも美しい結末でした。
他人からすると無価値なただの石でしかないのが、本当に2人きりの世界になったんだな感があってよかった。
『さっちゃんは石になった』ってタイトルも、"大好きなさっちゃんが宝石にされてしまった"っていう奈津子のオリジンと、"奈津子と共に無価値なただの石になった"ってラストにかかったWミーニングで綺麗。
ただ少年誌でやる話じゃなさすぎじゃね!??
○マッシュル 131話
光の神覚者ことライオ・グランツさんvsドゥウム。
ここまで皆なんやかんやドゥウム強すぎ!→救援 って流れだったので今回もそうなんでしょ〜?って感じで見てたら思った以上に圧倒しててライオさん…やっぱ信じてたッス…!!ってなっちゃった。
ドゥウムが割合上げてなお圧倒するのはさすがやね。
7割ドゥウム、いよいよ人間離れしてきてて米津のKICK BACKのMVかと思った。それさえなければ戸愚呂弟って言ってたんだろうな。
次号
週刊少年ジャンプ50号
表紙&巻頭カラー
一ノ瀬家の大罪
『タコピーの原罪』のタイザン5先生まさかの本誌上陸…!!また罪を重ねる気か…!?
てか4連続新連載って……
センターカラー
SAKAMOTO DAYS
220万部すごいな。それはそれとしてあらすじ役立たずすぎる。
ウィッチウォッチ
シリアスいまいちノりきれてないんだよな〜。
僕とロボコ
アニメ超重大発表。声優とかかな。
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