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【#WJ33】週刊少年ジャンプ2023年33号感想【寿司いくら】

アンケ1:アンデラ 2:鵺 3:暗号学園


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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#wj33】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ33号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【NARUTO外伝最高にNARUTOじゃん!!!】

【#wj33】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ33号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【工ッチマンやーー!】

●表紙

集合表紙!
主人公みんなが「エブリマンデイ」のTシャツを着用してるというもの。
作品(作者)ごとに個性豊かないろんなデザインで良いですね。
片側に強くライトが当たってるオシャレなライティングで割とみんなキリッと真剣な表情をしてるんだけど、虎杖とNo.100だけガンギマリでちょっと笑っちゃうんだよな。
鵺の陰陽師はそれ……どうなってんの!??

●僕のヒーローアカデミア 394話

巻頭カラー
9周年!ということで正装のA組!
みんな良い顔してて楽しそうだ……
特に飯田くんと轟くんが肩組んで笑顔なの、ちょっと良すぎかも……
あとやっぱ葉隠ちゃんバチクソかわええ。
本編
お茶子vsトガちゃん最終局面。
土壇場でのお茶子の個性の覚醒……はさておき、「体がどんどん冷えていく」って大丈夫かお茶子これ…?
そして「ただ触れたい あなたの中にある悲しみに」からの怒涛の説得。
トガちゃんにとっての連合も、"好き"に生きられる場所ではあったんだろうけど、トガちゃんの話を、悩みを話させてくれる場所ではなかったんだなあ……良くも悪くも。
だからこそずっと抱え続けてた気持ちを聞いて受け入れる準備ができてるお茶子に全て吐露する形になったんだろうなって。
「カァいくないって思われちゃうから」
好きな理由が"普通と違う"から好きな人に好きとも言えない、好きな人にしてほしいことはもっと言えない、そしてその悩みを話す相手もいない──というのがトガちゃんのどん詰まりの本質だったわけで。
そこにお茶子との「恋バナ」。
お茶子の「私も 実は ボロボロで頑張ってる姿が 素敵だと思うんだ」
トガちゃんのようにお茶子にもいわゆる"普通"とはちょっと違う人には言いづらい嗜好があってそれを共有してる……という、紛れもなくまさに恋バナをしてる場面だよなあここ。
お茶子は「敵連合の代わりにはなれない」って言ってるけど、代わりどころか連合にはできていなかった、トガちゃんに本当に必要だった場所になれているんじゃないかなあという気がする。
最後の「私…」「…カァイイ?」「世界一」はその集大成で、なんならこのシーンのトガちゃんの表情はあえて少し不気味めに描いてある印象なんだけど、それでも「世界一」とお茶子が即答することで本当に心の底の底からお茶子がトガちゃんを認めて肯定しているということをむしろ強調してるのだと思った。普通にかわいいものにかわいいって言うのはお茶子じゃなくてもできるからね。
ラストは分身が霧散。トガちゃんの心が満たされて、仁くんがいなくても大丈夫になったからこうなったとも取れるね。
今回お茶子は冒頭で「ただ触れたい あなたの中にある悲しみに」と言ってたわけだけど、お茶子の能力が「触れることで軽くする能力」なのめちゃくちゃ文脈通ってるなって思った。
お茶子がトガちゃんの心の悲しみに触れてあげることでトガちゃんの心はこれ以上なく軽くなったって話なのかなって。
キャラと能力とドラマの全てがバッチリ噛み合う感動、能力バトルもののトロの部分すぎる……
最高の回でした。
てかしれっとトガちゃんが好きだった斉藤くんのTシャツに「SOMETIMES TUESDAY(時々火曜)」って書いてあって笑っちゃった。
今週紙版火曜発売なのに何がエブリマンデイじゃい!!って堀越先生もやっぱ思ってたんかな。
さらによく見たら後ろに「SOMETIMES SATURDAY(時々土曜)」もいるし。
銀魂のサブタイかい!

●ONE PIECE 1087話

連載再開!
前回はマリージョアのフィガーランド聖でヒキだったので今回はいよいよシャンクスの実家の話か……!?と思ってたらハチノスの話だったでござる。
いきなりサンファン・ウルフが水没してるけど誰が起こせるんだこれ。詰んでね??
バスコ・ショットが新技もらってる。ガブガブの実、アルコールだからこういうこともできるんすね。
そして相変わらず大暴れのガープ。
混戦模様の中退くぞ!つってるところにゴチャキルしにきたシリュウ。
スケスケの実って時点でまあこういう闘い方になるとは思うけど、にしてもシリュウの活躍の仕方思ったよりセコい感じだな…!?バレたらあっさりぶっ飛ばされてるし。
そうやってガープが手負いになったところで青キジ参戦、ガープvs青キジの師弟対決。
裏を返せば手負いにして青キジぶつけてようやく勝負になるってわけで……どんだけ強いねんガープ。30億じゃきかないだろ。
ラストはシマシマの実のアバロ・ピサロが艦に襲いかかる……!!
シマシマの実、イシイシの実の上位互換的な能力なんじゃないかって言ってたけど大体あってましたね。
島が襲いくるの、スケールが圧倒的で絶望感すごいな。ガープがいなかったらマジの絶望だったわ。

●呪術廻戦 229話

領域展開バトル第4ラウンド。
前回詳しく描かれなかった結界内部での五条と宿儺のバトルから。
五条の戦い方、引力と斥力が自由自在だからめちゃくちゃ自由かつダイナミックで見応えあるな〜。
第4ラウンドが終わり、すかさず第5ラウンド。
「くらったな!!「無量空処」を!!!」
伏魔御廚子崩壊!!クリーンヒット!!おっ!!!やったか!!?!?
……と思いきやここで"八握剣 異戒神将魔虚羅"!!
前回の描写からしてそうなんじゃないかと思ってたけどやはりここできたかまこーら……!!
どうやら「無量空処」にも適応済。やっぱりすでに影の中に出してたってことなんじゃないかな〜これ。
めちゃくちゃまずいよゴジョセン。こっからどうすんの……!?
でもこの勝ちそう負けそうが数ページごとに入れ替わる感じ超楽しい〜〜!!

●読切 NARUTO-ナルト-外伝〜渦の中のつむじ風〜

全世界キャラクター人気投票の結果を踏まえてのミナト主人公の読切!
螺旋丸の開発秘話ですね。
冒頭から尾獣玉にヒントを得たという部分の回収してる〜!
あとここの自来也班は本編で木の葉の継承…的なところで1コマだけ描写されてたキャラたちみたいですね。すごくちゃんとしてる。
本編はナルトの母クシナと父ミナトの付き合う前?の馴れ初めみたいなパートから。
ミナト大好きなクシナかわいいね。こらこら、結界抜け出すのはおてんばが過ぎるぞ。
ミナトの方はというと螺旋丸の開発。つむじのくだりとかアイスのくだりとか本編にもあったな〜〜!!めちゃくちゃNARUTOっぽいこのくだり!
ちゃんとそこから着想得て完成させるし、ネーミングセンスのくだりもやるし。
螺旋丸の初期名付けクソダサいの、絶対やると思ってたのでこれこれ!ってなった。
で、クシナ来訪。螺旋丸、もともとはクシナのために開発した術だったのね。"人柱力自身のチャクラ量に呼応"……そのままナルトのための術にもなってるじゃん。
からの尾獣化。今回のメイン大事件ですね。
強い口調も猜疑心も、尖ってた頃の九喇嘛だな〜って感じ。こっからナルトに徐々にデレていくのか……って思うとちょっとほっこり。
クシナの回想。
「渦巻きは平面」「螺旋は立体」
「同じようにぐるぐると回っているようでも少しずつ階が変わり 景色も変わってゆく」
なんか良いこと言ってるような気がする!けどよく分かんない気もする!岸影先生の味〜〜!!
ただここの「渦も螺旋となる」と、建物の屋上から火影の顔岩が見られることがラストにめちゃくちゃ綺麗に繋がってて感動。
螺旋丸の名前、クシナがつけてたのかあ。ミナトがつけたにしちゃスマートでかっこいい名前だと思ってたんだよな。
しかも四代目火影の顔岩の位置にミナトの顔を描くラストの構図、ここから未来に繋がっていくのを爽やかに感じさせてめちゃくちゃ綺麗な終わり方だった。岸本先生、やっぱNARUTO描かせたら右に出る者はいないんだな…って!
この建物もNARUTO本編の木の葉の里の風景が描いてあるシーン見るとちゃんとあるらしい。火影の顔岩がよく見える位置に螺旋状の建造物が。
すごいな……ファンでもそこまで読み込んでないぞってところまで組み入れてるじゃん……さすが作者だなあ……
ということで、NARUTOのめちゃくちゃ濃い原液を味わえて最高の読切でした。やっぱ名作だわNARUTO……

○SAKAMOTO DAYS 127話

平助&豹vs熊埜御。
前回で「やったか!?」って感じだったけど、やってなかった。
咄嗟に平助かばって右眼撃ち抜かれる豹、やっぱあんた優しすぎるよ……
豹が落ちると平助は接近されてボコボコに。それはそうよな。
熊埜御が戦う理由についても少し触れられて。
「ORDERを人工的に作る計画」……ずいぶんキナ臭くなってきたなあ……
一般人に自分の弾を当てられてメンタル的にもボロボロにされた平助。
そこに再び戻ってくる豹!!両目潰れとる……!!
熊埜御もろとも足場を崩して水中へ。
そして「テメェも道連れだ」。
互いにズタボロ、生死のかかった極限の水中戦凄まじすぎる。
ラストは恐れていた事態、豹の脱落……ああ……
水没だからワンチャン生存……!?とかも思ったけどこの感じだと流石に死んでるっぽいよなあ……
てか水没生存は四ツ村で一回やってるし。
豹マジでここ数話で一気に好きになってたからちゃんとめちゃくちゃ悲しい……
熊埜御の右腕を持ってったこと、そして平助がこの戦いを経験したことが今後どのように影響してくるかでせめて豹の死が少しでも報われるといいなあ……

○アオのハコ 109話

大喜の誕生日。
朝からイチャイチャしやがって……
あえて放置してみるの好き。
中盤は体育館。
ウワッ!!雛ちゃん出てきた!!!
久しぶりの雛ちゃん、やっぱめちゃくちゃ可愛いな……
ああ、「久々に食べると甘っ!」ってそういう……
てか雛ちゃんまだこの様子だと全然大喜と千夏の関係には気付いてないみたいだよね。
これワンチャンクリティカルなタイミングで関係知って大爆死する曇らせ展開あるんじゃない……?
なんかドキドキしてきた……これが恋……??
最後は二人きりの誕生日。
髪軽く縛ってエプロン姿なのすげ〜〜良いな……後ろから抱きつきたい……
やるなら包丁持ってないタイミングでやれよ、大喜……
てかこんなんなったらもうエッチマンしかないじゃん……!!

○あかね噺 70話

センターカラー!
映画ポスターみたいな構図の扉絵。
淡い水彩塗りで集合イラスト、作画カロリー高そうなのに綺麗に仕上がってて凄い。
阿良川ぜんまい、着物黄色だしかなりFE風花雪月のクロードに見えるな。
本編
あかねの"替り目"。
冒頭志ん太を思い浮かべればこその迷いから始まったのでやっぱ負ける流れか〜?となってた。回想は負けフラグとも言うし。
中盤の幼き自分との対話でも、
「落語家阿良川志ん太は弱い人だった」
とハッキリ認識しちゃって、これはやっぱり……と思いきや。
「だからこそ」と接続して、
「弱さもまた武器になりうる」
という逆転はお見事の一言!!

「父の弱さに気づく」ところまでは前回までで予想してたけど、そこから
「落語ってそもそも人間の弱さが面白いんじゃん?」って、「確かに…!」となる理屈であまりにも綺麗にひっくり返されたのでめちゃくちゃ気持ちよかったですね。
まだ勝敗はどうなるか分からないけど、センター2連続の回にしっかり決めてきて流石だ……!!

○アイスヘッドギル 4話

ちょっと最早衝撃なんだけど、あまりにも何も印象に残らない話だったな……
ここまで何の味もしないことある……?
話も特に進んでないし……敵にも一歳興味持てないし……
書くことがなさすぎる。
捻り出して扉絵とサナの弓のデザインかっこいいじゃんくらいかな。

○ウィッチウォッチ 117話

ラブカこと愛歌の回想から。
ロリ愛歌ちゃんクッソかわ……
愛歌、人を傷つける能力のせいで幼少期から幽閉生活を余儀なくされてた、という"魔法使いの負の側面"って感じですね。まあ敵として出てきてるからそういう位置付けになるか。
ここ最近のヒロアカのトガちゃんともちょっと通じるところがあるな。
回想明けには再びバトル。ミハルにとってラブカが相性の悪い相手であるのは作中で言われてる通りなんだけど、近中距離で隙がないってのがそもそもミハル相手じゃなくても強いよねラブカ。
しかもミハルは太陽によるスリップダメージもあるし。何から何まで不利。
そこで投擲術と挑発によって一瞬の隙を作る狙いのミハル。
「居合の方がスピードが速いって絶対そんなわけない」
わかる。速くなる要素は無いよな別に。
だからこそその動作が発動条件と睨んだミハルだったけど、そうでないことは実は読者は冒頭の回想で知ってるんだよな……
「投擲術も吸血鬼一族に伝わる奥義」ってのは布石の置き方がさりげなかったから「おおっ!」ってなったけど……!!
体力も策も尽きて(それでも皮肉は尽きないの好き)いよいよ絶体絶命……!!
というところでラストはジキルとフラン参戦!
ここまでは分かってはいたのでここからが本番って感じですね。
いうてもジキルもフランも別にラブカに有利ではなさそうなのでどうなるかは全然予想つかないぞ。

●キルアオ 13話

センターカラー!
本編の内容に合わせてフットサル扉絵ですね。
ユニフォームの色ピンクなの!?ご丁寧に靴下まで!??
本編
天馬とのフットサル対決。
今回はシン君の掘り下げがメイン。
おしゃぶり失くしてアガってるシン君どんどん縮んで最終棒人間になってるのおもろい。やっぱ良いキャラだわ。
女性陣もおしゃぶりを取りに行くという役割ができたので見てるだけ感減って良いね。
キーパーになったせいでクソボコになってるシン君もおもろいし、「新しいおしゃぶりだよ!!」のあんぱんも笑った。ちゃんとギャグが笑えるの偉い。
しかも別にシン君が復活したからといってそのあと特に何も無いってのもジワる。そこは活躍させたれや!
十三は久しぶりのスポーツ楽しそうで何より。十三じゃなくても大人になったら人と全力でスポーツする機会って全然ないよなー。
ラストは天馬の本気出す宣言。今回かなりギャグだったから次回は本当に本気のシリアスフットサルになるんだろうな。

●アスミカケル 5話

優也がやられてブチギレ二兎!
一狼と戦う前に立ちはだかるは手下の土井さん。
土井さん、やたら尺使って過去回想やったけど今後も出番ある感じなのかな。どうも根は悪い人じゃなさそうだよね。
「栃木のブンブン丸」
異名ダセェ!!!
まあでもこれはさすがにわざとダサくしてそう。
二兎、大牙さんに退くよう言われるものの止まらず。
「仮にもプロが仕切ってるこの場で…怪我人まで出しておいて…カメラ回してヘラヘラしてる取り巻きの連中も…この空間全てに反吐が出る」
よう言うた!!まさに読者もフラストレーション抱えてたところをそのままストレートにズバッと言ってくれて気持ち良いね。
さらにその後のバトルでは……
想像を遥か超える瞬殺!!!!!
こっちも気持ちいい〜…!!
相手の格もまあ言うほど高くないとはいえここまで一蹴してくれると爽快だね。
次回はいよいよ一狼。多分負けイベなんだろうけど、今の所の一狼ワルとしては魅力低めなので当面を引っ張っていく大ボスになるのは若干の不安があるなあ。

●鵺の陰陽師 10話

言ってた通りの水着回!!
七咲ちゃん代葉ちゃん共に水着のデザイン大勝利してる……ここで外さないの偉すぎる〜〜!!
七咲ちゃんは濡れ透けシャツ、代葉ちゃんはセクシー黒水着にお団子ツインときたもんだ。
エッチ…すぎんだろ…!!
背景の男子モブのなんともいえない表情ジワジワくる。
てかこれ鵺さん「100%着ないんじゃないかな」とか言っといて七咲ちゃんの「沙鵺さんの言う通り水着の方が動きやすいよね!」からして着る方にアプローチしてるし完全に学郎イジるの面白がってんじゃん!!
でも鵺さんはやっぱり学園から出られないからいないんだな……としょんぼりするのも束の間、なんとさらに3人の美少女が追加……!鵺さんのいない穴を埋めるための、自分の強みを完全に理解している強すぎる采配……!!
新キャラは、ロリ先輩の古賀、デカデカ後輩の辻田、まだ謎多い町田の3人。みんなかわいい。
川江先生基本巨乳大好きっぽいけどちゃんとロリ体型のニーズにも応えていくスタイル。
今回はこの中でも特に辻田ちゃんが目立ってましたね。中3、メスガキ、タッパも乳もデカい美少女、こんなの人気が出ないわけがない……!!
ファンアートの数が目に見えてめちゃくちゃ多かった。
で、童貞丸出しの学郎は当然イジられますわな。笑われてる感じとかナメられてる感じとかの空気感妙にリアル。
そんな様子を見て無表情ながらにムッとしてる代葉ちゃん。辻田ちゃんに話振られても沈黙。
辻田ちゃんもせっかく話振ったのにスルーされたのでムカついて煽る煽る。
「なんで喋らへんのこいつ アホなん?」「されるわけないやん もっと愛想良ぉないと」「レスポンスラグすぎやろ 無線でFPSやっとんか思たわ」
全部‪禪院‬直哉が言いそうとか言われてて笑った。
ちなみにクイズメーカーですでに辻田か直哉かクイズ作られてましたね。わたしは無事全問正解できました。よかった(?)
めちゃくちゃギスる辻田ちゃんと代葉ちゃんの二人を止めに入る学郎……なんだけど……やッ やったッ!パイタッチ!!
ほら目閉じてるからこういうことになるじゃん!!
マジで一瞬空気凍りついたんだけど、その後辻田ちゃんの「あ、これダシにしてコイツいじりまくれるぞ」のニヤリ顔と語彙力の低い罵倒、メスガキ感100点満点で最高ですね。
ギスってた空気とか辻田ちゃんの性格の悪さとかを全部メスガキで上書きして気にならなくする力業。でもおかげでまんまと不快感なく読めてんだよなあ。
その後は対抗戦。
エッチマンのトラウマで塞ぎ込んでしまう学郎。エッチマン事件、この頃から迷わず人を助ける学郎の精神性出てるし、小学生の頃のトラウマとしてちょうど"ありそう"なラインの出来事なのも良いよな。
そんな学郎に発破をかける代葉ちゃん。
「トラウマは消えないし克服もできない」「けど消えないまま進むことは出来る」
普通にめっちゃ良いセリフじゃん……
そして前回の喫茶店で根性見せてるお陰でここで代葉ちゃんが励ましてくれる…と前回が活きてるな〜。
「目を開けて」「目 開いたね」
「エッチ」
うわあ良すぎる…!!
クール系巨乳美少女が上目遣いで「エッチ」って、こんなんドキッとしちゃうじゃん……!
ヒロインレース、ここで代葉ちゃんが単独トップに躍り出た〜〜ッ!!
代葉ちゃんに勝つために海に来てるのに「二人で勝とう」ってのも奇妙な縁が芽生えてる感じがしてなんか良い。
前回に続き真っ当に上質なラブコメも描けるの、強いなあ……
今回の新キャラ3人について。
辻田ちゃんはあんな爆乳で中3!?エッチマンはテメーだろ!!って感じ。
逆に古賀さんは見た目一番メスガキっぽいのに先輩で、言動の端々からかなり気遣いができる面倒見の良いタイプってところにギャップが。
町田ちゃんはまだかなり情報が少ないんだけど、顔立ちとか学郎から目を逸らしてるところとかからエッチマン事件で背泳ぎ練習してた子なんじゃないかって言われてました。確かにそうだとすると納得いくリアクション多いかも。
今後もこの3人の同行に期待。学校違うみたいだけどレギュラー入りはしないのかなあ。

●逃げ上手の若君 118話

北畠顕家と共に進軍する逃若党。
顕家、改めて1日平均40kmって凄まじいな。鎧も着込んでるし道も今と違って悪いだろうに20日で600km………
やられてる尊氏のイメージなっさけなすぎる。
キャラとしても言葉責め芸でいい感じに時行と絡めてて馴染んできてるね。
中盤では利根川に到着。
そこで立ち塞がるであろうと言われているのは中先代の乱ではズタボロだった斯波孫次郎…あらため斯波家長。
ここで斯波か〜!意外と再戦早かったな。
まあでも既に読者も知ってるキャラが今回の敵となると、キャラとしてはまだ出たばかりの顕家を魅せるのにちょうどいいのかも。知らんやつvs知らんやつにならないから。
尊氏に勝った顕家を苦しめた斯波、という理屈で敵としての格も十分。
「高校生と大学生の戦いに飛び込んでいく小学生」という構図も、現代ファッションで例えてある絵込みでキャッチーで面白いねえ。これ史実なのすご。
ラストは新生逃若党出陣。
何気に逃若党のみんながどれくらい強くなったかもようやく見られるので楽しみですね。
「三千か」のとこの顕家スリーピースあざといな。

●僕のロボコ 145話

冒頭、いろいろな意味で解放されたモツオがテンション上げてるの微笑ましいね。パパはちびまる子のたまちゃんパパみたいになっちゃった。
本編は清々しいほどの勉タメジャンプダイレクトマーケティング回。
5ページ目でめちゃくちゃ普通に本物の表紙出してきたの笑った。連載陣紹介のところもちゃんと本人の絵だし。いいんだ。
その後も何から何まで「「勉タメジャンプ」 これのおかげさ!」で解決していって、最後までゴリ押されてしまった。
勉強がうまくいくとなぜかスポーツもうまくいくの、完全に進研ゼミメソッド。
いつぞやの長いボンドも再び出てきたし、かなり早い段階から勉タメジャンプ関係ない問題ばっか出てきてて振り切ってたな〜。
もしかして案件ですか?????

○ブラッククローバー 365話

暴牛vsダムナティオ。
現状戦力の切り札と思ってたフルパワーチャーミーが意外と早々に迎え撃たれ、なんならダムナティオは「大気魔法」という2枚目のカードを切ってくるという勝てる気のしなさ。
ヒーラー役で後ろから見ているしかない&アスタをずっとそばで見続けてきたということでネロと読者の視点がシンクロする作りになってて、目の前で一人また一人仲間が倒れていく絶望感が半端なさすぎる……全滅エンドか?ってレベル。
魔女塔にも押し入られ、バネッサたちがやられたことでいよいよ(アッ……これはアカン……)と完全に絶望しかけたところに満を辞してのラストでアスタ参戦!!
ギリッギリ転送間に合ったって感じなんかな?
マジでなんとかしてくれ最後の希望……!!って縋りつきたくなる絶望感だよ……!
てかこれアスタが勝ったとしてその後どうなるんだ…!?日ノ国からも人が来てるなら回復もなんとかなる……?とかくらいか…?

○暗号学園のいろは 32話

学年大将念々対戦決勝開始!
A組と事前に顔見せが済んでいたB組(feat.アンヴァリッドちゃん)はともかくDF連合軍は兵長以外初見だな……待って!?骸骨雀メタンガス!??メ タ ン ガ ス!!?!??どんな名前!??
また輪をかけて変な名前のやつ来たな……
決勝の種目は「三竦み(トリレンマ)捕物帳」。要は暗号を絡めたしっぽ鬼か。
ルール説明のためにしっぽつけてるいろはかっわい……なんだそのあざといポーズ!??
その場の何かで出題される暗号とのことで、難易度的にもある程度抑えられて読み解く楽しさを味わえそうなの楽しみ。
勝利条件が明確に明かされてないのは何かどんでん返しの布石になってそうな予感だね。
てか匿名希望すぐ枠線にもたれかかるじゃん。今週頭で2箇所。
ルール説明が終わると同時にアンヴァリッドちゃんから課されるハンデ。Q.94。これは総当たりで解けるから☆1なのかな。
いろはにだけ課されたのは唯一男子だからってことなのだろうか。
そしてついに熊こと得手仕手クオッカにもツッコミが。
「これは着ぐるみです 学校にクマがいるわけないでしょう 常識で考えてください」
クマの着ぐるみ着込んでるやつに常識説く資格ねーだろ!!
チーム決めのくじ引き。陸繋島さんなめくじ引いてすごい悲しい顔してる。なめくじ嫌いなの…?それともA組を追う立場じゃないから残念がってるのかな。
しっぽ受け取りもアンヴァリッドちゃんに押されてて2人ともかわいい。
ほんでページめくったらすごい勢いで回転しながらどっかいくアンヴァリッドちゃん!!
「!!?」ってなった。なめくじも白目剥いとる。
ちびっこ体操金メダリスト……ちっこい見た目にそぐわぬまさかのフィジカル強者だった。
その動きと「夜鳴鶯」という苗字に心当たりがありそうないろは。
「まさか…ね」とか言ってるけどそんな苗字のやつそうそういないんだから絶対関係あるだろ!!
A組はとりあえず作戦会議。しっぽついてるのかわいいねみんな。
あとめちゃくちゃ匿名希望のすっぴん見られるの健康に良くて助かるな〜。
ラストはF組。「拷問御免隊」……
考えてみりゃ戦争のための学校なんだから拷問を司る部署もあるか。
鎌斧鋸装備済とは物騒な……
あっ 武装が物騒…!

○夜桜さんちの大作戦 186話

前回のヒキに続いて七悪編。
我慢できず迎えに行く凶一郎についていく形で双子も学校の外へ。
外出ちゃっていいの!?とはなるけど、凶一郎が一緒なら外部の刺客とかに関しては安心。
内部の凶一郎に関しては安心できないけど……
案の定迫力満点キモキモスマイル出ちゃってるし!しかも1話で2回!!多い!!
1話1回でキャパ限界だって!!!
ただこう、勝手についてきた双子を六美には「連れ出した」ってことにして怒られないようにしてあげたりとか、優しいのは優しいんだよな。キモさがインパクト強いだけで。このバランスこそ凶一郎って感じする。
そして飛行機から離脱!……の流れでそのままパリ上空の美しい景色描写は課外授業のワクワク感めちゃくちゃ感じさせてくれる大ゴマでいいねえ!
ここらで舞台をガラッと変えるのは読者としても良い刺激。
課題は「案内人探し」。人探しという点では四怨嫌五の課題ともちょっと似てるかも?
凶一郎の「老若男女もしくは…いや…これくらいにしておこう」ってセリフからして案内人が動物とかロボットとかありえそうよね。
ともあれ海外旅行がてら課題ってのは楽しげでいいね!
ノートルダム大聖堂でひふみが腕輪売りつけられそうになってるシーン、わたしも実際イタリア行った時80ユーロ(約12000円)でミサンガ買わされた経験あるからウッ…!ってなっちゃった。

○アンデッドアンラック 167話

ファンの過去から。ほぼ前ループシェンと同じ幼少期ですね。
「上を知らなかった」で出てきた武闘家にそのままで勝っちゃうことってあるんだ。
ただこの出会いによって"強さ"を磨くことに楽しさを見出すようになったファン。
次の回想ではもう天擂祭初優勝してる。
黒斗雲もしれっと天擂祭の景品でゲットして……毎回古代遺物景品にしてんのこの大会?
「老い尽きるまで最強の座で挑戦を待つ」
ここで不老発現。そういえばファンが不老ってのは単行本では明かされてたけど本編に出てくるのは初か。まあ明言されてなくても分かってたでしょ的な感じではあるけど。
前ループと発現タイミングがかなり違ってますね。ジジイになってからじゃないんだ。
じゃあむしろ良いことしかなくね??……と思ってたらしっかり回想明けにシェンから否定されました。
「不老のせいで個の強さに執着してる」
「周りは老いて自分だけが全盛期の虚しさ」
その後の回想で語られる通り、不老であるがゆえに"継承"の必要性がなく、人間の永い営みから外れてしまったとも言えるんだなあ。それがファンの悲劇か。
「俺を独りにするな」
このセリフが全てを物語ってる気がする。
個の強さにこだわるのは孤独の裏返しか。
そこに待ったをかけるのが、繋がりが不要なはずのファンにできた家族で弟子のシェン──という、めちゃくちゃロジカルで綺麗な構造だ。
「オレを見ろよ!!アンタを超える男だぞ!!」
師匠としても父としてもこんなに冥利に尽きるセリフ無いんじゃないか…??
あまりにもシェンが真っ直ぐ育ってて良い……
あと呆気にとられたファンの表情も良いよね。本人ですらハッキリ自覚してないだろうけど絶対嬉しいよなこんなこと言われたら。
で、ファンを超えるためにシェンが使ったのは「命ノ極 命壊陣」。
……八門遁甲の陣だこれ!!NARUTO掲載号に合わせてきやがった!!!
てかファンは不老でデメリット踏み倒して使っとるんかい!しっかり活かしてんな!
そして終盤の
「ジジイはジジイらしく息子の成長を喜べよ!!」
もあまりに真っ直ぐな息子からの愛だな〜。
ここの右下コマのファンの戸惑いやら何やらがないまぜになった表情たまらん。
この一撃ではファンを倒すところまでは至れなかったわけだけど、ここで戸惑いを隠せない=ファンが本当に父として自分を慕っていたとは思いもしていなかった……というのが敗因になるのも美しいよね。
「ハハ!アンタホント闘い以外はてんでダメだ!」
「不真実(ウソ)だよバーカ」
うおおおおおおおおおッッッッッ
良    す    ぎ
シビれた……!!この、能力・勝ち方・キャラ性・言葉遊びがバチバチにハマってキマってるの最高にアンデラしてる……ッ!!
シンプルな武闘の腕ではまだ流石に勝てないだろ…と読者も思ってたけど、一撃だけ場外に運ぶ攻撃を入れてあとは不真実でタイムアップという勝ち方か……双方の格を落とさず不真実も活かして勝つ天擂祭ルールならではのこれ以上ない決着だ。
シェン、少し前の回では嘘つけないって言われてたのに今回ではここまで鮮やかなブラフを決めてるの、こっちも大会の中でめちゃくちゃ成長してるんだな……
前ループのシェンも能力決めるためにブラフ張ってたし(スポイル編でのヴィクトルに対する不真実有効射程のブラフ)、成長して前ループの強さに迫っていってる感じがするよね。
シェンってこういうことするやつだったわ〜……!!って胸が熱くなっちゃった。
しかもこれ、シェンがファンに対する自分自身の想いを自覚して戦略に組み込んでるんだよね。明確に「愛」が勝敗を分けてるのが今回の章の総括として相応しすぎる。
ファンはファンでしっかりラストでシェンのことを認めてるのもいい。
「誰かを想う変わらない心が最強」を理解し認め始めた感じがあるよね。
シェンの章と思いきや、むしろシェンとの戦いを通じてファンを孤独から救い出すファンの章だったのかなと思います。
てかサマー編では「不真実でファンを前進させる」「不真実(しんじつ)」で、今回は「不真実でファンを前進させない」「不真実(ウソ)」なの、対比まで美しすぎるんよな。
戸塚先生脚本うますぎないか???
ちなみに今回ファンの回想に出てきた武闘家たち、前ループでは死亡遊戯でファンに使役されてたやつらみたいですね。ハゲのじいちゃんは壹、ロンゲの人は参…消去法でおばあちゃんが貮かな?

○一ノ瀬家の大罪 33話

家庭崩壊の続きから。
颯太について聞いたからこうなったのに「颯太は?」「ねえ颯太は?」ってマジで翼ええ加減にせえよ……!??
で、颯太について蘇る記憶。つまり回想。
颯太がいなくなって徐々に崩壊していった家族は前にも描かれた通り。
ただ福井で事故に遭う直前に颯太が助けに来てたのはちょっと意外で「ほお〜…」となりましたね。
ただこう、ここでちょっとしんみりさせられただけに最後の「実は生きてました!!」展開は普通にちょっとイラッっとしちゃったな……
ここまでもこの漫画はヒキで驚かせる手法を多用してきたわけだけど、最近はもう驚かせるのが目的になってて一番大切な楽しませるということを忘れてる印象。
漫画における驚きってのは読者を楽しませる手段のひとつであって、驚きを与えることが目的になってしまっては本末転倒なのよ。楽しくない驚きは空虚なだけ。
手段と目的が入れ替わっちゃってるなあ。

●人造人間100 30話

前半はNo.100のバトル。
"痛み"に関して、この章ではずっと「他の人に痛みを背負わせないための自己犠牲」の話をしてるんだけど、それを見事に一蹴する
「私の痛みは私の物 他人の痛みは他人の物 他人の痛みが共鳴などするものか」
「自分が受けた痛みは」「熨斗つけて返すことでしか癒されない!!」
この自己中心っぷり……これでこそNo.100。
個人的にはこの漫画はとにかく自分勝手にNo.100が大暴れしてるのが一番痛快で見てて楽しいわ。
後半は鵠と絢子参戦。
兄妹でのW牢縛眼はけっこう良かったけどちょっとさすがに前半の楽しさには及ばないかな。

●ドリトライ 11話

青空と虹村の対戦開始回。
虹村の立ち絵がそもそもだいぶ絵として怪しくて見てて不安になるバランスだ……
青空は遅れて参戦。冒頭で行方知れずだった理由は今週まだ明かされてないんだけど、これは次回あたり回収されるのかな。
青空、無事に必殺技──瀑受転巌を完成させたようで、虹村相手にかなり一方的に有利をとれてるな。虹村も同じ技術身に付けてるんじゃないの…?とは思うけど、瀑受転巌の見開きはちゃんとかっこよかった。
ただこう……「受け身が強ぇんだ」が技の習得を後押ししたって理屈とか、技の習得のための修行(ダイジェスト)とか、その辺にいまいち納得がいってないから突然必殺技出されても気持ちよくないんだよな。
修行パートってダレがちだけど、新必殺技を繰り出す納得感のためにはやっぱ必要ではあるんだな……と実感。

●テンマクキネマ 14話

冒頭柱部分にある「ひめきとひなき」ってドユコト?と思ったら、芸名:倉紅井姫希で本名:倉井雛希か……下の名前呼ばれなすぎて全然ピンときてなかったわ。芸名設定要る?
本編は秋津くんちでの撮影。
土壇場で画面がもたないことに気づいてみんなで大慌てでなんとかする…っていうドタバタ感は倉紅井ちゃんも感じてる通りすごく楽しそうで良かったね。青春って感じ。
実際ゴチャっとさせてからの「まごう事なき なぎさの部屋だ」は確かに…!ってなる雰囲気があった。
今回は倉紅井ちゃんが終始楽しそうで可愛かったね。
でもスカートパサッでお色気期待させといてスカしたのは普通に「は?」ってなったわ。
今お色気チャンス逃してられるような余裕はないんじゃないの?
もう浮上できないと見てせめて綺麗に終わろうとしてる??


●次号
週刊少年ジャンプ34号

表紙&巻頭カラー
ONE PIECE
26周年&実写ドラマ公開直前記念!
実写版……なんだかんだ相当気になっちゃうな。

センターカラー
暗号学園のいろは
久々の自力センター!これでしばらくはまた切られなそうと見てよさそうかな。嬉しい。
アオのハコ
誕生日、二人きり、何も起きないはずはなく─
エッチなことするのか!??
読切 殺陣ロール
意外とあんま見たことないお嬢様のバトル漫画。
お嬢様最近めっちゃ流行ってるけどまあなんぼあってもええですからね。


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