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【#WJ26】週刊少年ジャンプ2022年26号感想【寿司いくら】

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!

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ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ26号の感想を語り合おうぜ!【ロボコアニメ化うおおお!!】

https://youtu.be/0nIhG7lc5b0

アンケ1逃げ若 2ロボコ 3アンデラ


僕とロボコ 90話
表紙

一目見てビビった……
先週予告で超重大発表とは言ってたから予想はしてたけどマジでアニメ化かい!!!ハンターハンター再開告知じゃない?とか言っててごめんな…!
宮崎先生の作品、次から次に読切描いてはイマイチ評判上がらない頃から見てたから感慨深いな… なんなら連載開始の時も怪しんで見てる人が多かった印象だったもんな。でもいざ連載始まったらキッチリ実力見せつけてアニメ化までのし上がってんだもん。マジすげぇよ… 宮崎先生…あんたカッケェよ……
巻頭カラー
1p1コマ目の半目ガチモツ何か元ネタありそうだけどなんだろう。
見開きのテレビにギチギチのやつは約束のネバーランドのアニメ化発表表紙のパロディらしい。
宮崎先生の成長、かなりお約束のネバーランドのおかげでもあるもんな…宮崎先生なりの感謝の表し方なのかなと思うとこの見開きも笑いとエモさが同時に出てくる。
本編
で、本編もアニメ化でみんな浮かれて様子がおかしい回。ロボコ単体でも見た目派手なボケ連射できるのやっぱ強い。
モザイクかかったおたま持ってるママなんかえっちだ……
てかママの下着の色ギャグ、10話でもやっててまさかの天丼でした。あの時は銀、今回は金。
ガチモツも見た目で笑かしてくるし、女子組は正当に可愛い。やるべきことをわかってるなみんな。
「君の親友エマとノーマンでしょ!?」は特に笑った。
終盤はだるまさんが転んだ。振り向いたらすごい増えてるー!!!で今まで出たキャラもドカッと出してくるのお祭りって感じで良いですね〜。何気に初見の人も想定して昔のギャグの再演とか昔のキャラ出したりとかガンガンやってる。
そこ!?みたいなシーンのパロディというストロングポイントもガッツリ出すし、かなり「ギャグ漫画がアニメ化発表の回にやるべき回」をしっかりとやっていた印象でした。
いや本当めでたいね〜。ロボコ役誰になるんだろ。

ONE PIECE 1050話
ルフィvsカイドウ決着!!
勝利ナレーションもきたし今度こそさすがに勝ったやろこれは…!!
でもまだ不穏要素もあってちょっと怖いね。目覚めないゾロとかマグマ溜まりのマムとカイドウとか。
それはそれとして、おトコの空船とか大喜びの味方たちとか、もうカタルシスがすごい。やっと勝った……!!という感じがひしひしと。
てか火山噴火はどういう意味があったんだろう。単に派手な演出?
ラストにはモモと侍達が今後の話。
『「開国」だが… まだしない』とか言ってたしモモなりの考えがあるみたいなので最後にもうひとつモモの成長を実感してワノ国編〆られそうですね。

呪術廻戦 186話
鹿紫雲vs秤先輩!
「トぶぜ……!!」のところ、あまりにもハンターハンターすぎる…!というかヒソカすぎる…!!笑うよこんなん。
秤先輩のパチンコ大当たりボーナス、予想を大幅に上回るぶっ壊れチート性能でしたね。4分無敵て!!
腕ぶっ飛んだのビビったけど無敵描写の強調か〜。実際かなりインパクトあった。
ずっと音楽流れてるのもマリオとかカービィの無敵タイムみたいなこと?
しかも4分の間に領域展開のインターバル終わるからまた領域展開できるとかいうハメ技。こりゃ確かにノってる時には乙骨にも勝ちうるわ。乙骨は5分制限あるもんな。
てか乙骨の自分を下げて他人を上げるキャラ性のせいで、秤が乙骨に勝てるらしいの誰も信じてなかったの面白いな。正しい評価だったのにみんな過大評価って思ってたよね。わたしもだよ。

SAKAMOTO DAYS 72話
試験編リザルトって感じの回。
坂本の正体知った虎丸ちゃんのリアクションおもろい。それ見てドヤ顔古参面してるシンくんもおもろい。
てかヤナヤ・ツーさん合格してて笑う。
あと「皆さんとの学校生活楽しみです!」にプルプルしながら「俺も…」って言ってる加耳くんめっちゃ良い。
ラストはまさかの真冬と虎丸大ピンチ…!
ここから勧誘と京さん絡んでくんの!??
京、飛行機墜落させるわその後全然出てこないわでなんなんだアイツってなってたけどスラー側だったのか。なら納得……か…?
ヘリだから真冬と虎丸2人以外の救援は期待できない気がするけどマジでどうするんだろうなこれ。

僕のヒーローアカデミア 354話
エンデヴァー&ホークスvsAFO。
揺さぶりかけられるの分かってるだろうに耳を貸しちゃうエンデヴァーさんほんま……
前も「後にしてくれ!!」で後にできてなかったしエンデヴァーさんだけメンタルという特大弱点克服できてないんよな〜。現在の荼毘については轟くんが決着つけてくれたわけだし、過去に関しては現No.1の矜持で克ってほしかったよ。
「喋(の)るな!」のところは否が応でもワンピのエース思い出すよね。炎タイプだし。
ラストこの2人の救援は意外。常闇くんはホークスとの縁があるからわかるけど耳郎ちゃんとは。実際さすがにAFO戦についていけるとは思えないんだけどどういう意味合いがあるのだろう。

逃げ上手の若君 64話
センターカラー!
もう6月なので紫陽花。自然も美しいしビチョビチョのショタ達も美しいですね。
本編
弧次郎亜也子の戦闘シーンから始まり、中盤からは時行&吹雪vs瘴奸改め将監。
予想通り新必殺技のお披露目。
『二牙白刃』、「何より意表が突ける」って感じの技でしたが、意表+本気の逃げによる対応不能な速度って感じでキマるための説得力はあって面白い。
何より"逃げ"と"郎党への信頼"が前提なのでマジで古今東西時行にしか使えない技なのが良い。
振りかぶる時行、突き刺す時行、引き抜く時行、全て物憂げな顔で色気あるなあ…
そして敗北した将監。
改心して誇り高き武士になることができた将監としては最高に誉れある死に様で、晴れやかな表情で満足げに死にゆくわけですが。
ただの人間としての将監の「…ああ…死にたくない」が最後の最後に溢れてしまうという…!
改心してしまったからこその消えいるような「死にたくない」が、元悪党としての行為に対する報いであり、同時に将監も誰かに愛され誰かのために生きたかった一人の真っ当な人間に本当に戻れたのだという何よりの証左でもあり、一人の人生の最期にこれを描ききれるのが松井優征という漫画家のマジですごいところなんだよなあとなりました。人生すぎるだろこのキャラ
ラスト1ページがあるとないとでは深みが段違いなんだよな。画竜点睛だよ。天晴すぎました。

あかね噺 15話
扉絵、なんかすごい良いな。
まず可愛いし、全然いやらしくないのになぜかえっちさを感じる。グラビアっぽいから?
本編
こぐま兄さんの高座。
前回ヒキでは見た目のギャップで面食らいましたが中身はやはりこぐま兄さん、知識量に裏打ちされた落語。見開きの勉強棚、領域展開みたいでかっこいい。
あかねが気づかされたのは「知るおもしろさ」。
「おもしろい」って「笑い」だけじゃないよねという話ですね。
配信でゆっくり解説動画と完全に同種のおもしろさって言われてて笑っちゃった。確かに。
これが『寿限無』にどう活きるのかってのは想像つきにくいなあ。どうなるんだろ。
ラストには早くも予選開始でヒキ。
修行は享二編でもやってるし、今回は「勉強する」という地道な道なのでカットしてサッサと大会は英断ですね。
次センターカラーだし大会で新キャラいっぱい出そうで楽しみ。

ウィッチウォッチ 63話
冒頭で3人娘が巫女服なのでおっええやんになってたら本題はカラちゃんと式神の話。
今後この式神の存在によってカラちゃんも色々動きやすくなったりするのかもだけど正直どうでもいい寄りなのでノれてないですね…
……式神より巫女の手伝いを掘り下げてくれぇ!!!

すごいスマホ 4話
結歌をQが助けに来たところから。怯え結歌ちゃんかわいい。
どうやって暴徒撃退するん?が争点でしたがなるほどこれは賢い。
首謀者との繋がりを匂わせるのに個人情報を使うと。うるせ〜〜知らね〜〜!!してこない暴徒で助かったぜ。
瀬尾水さんはリアタイには間に合わず。背ぇちっちゃくてかわい。
えッ!!?てか死者50人!?ヤバすぎでは!??教科書載るレベルの歴史的大規模テロじゃん!!!
何かの伏線か、ただのガバか……
両者は同じ技術を使ってる?…は瀬尾水さんが言ってる不自然なポイント結びつければまあわかるって感じだけど、その後のQの2つの事件の犯人は同一人物…はなぜ?ってなったな。
何年も経ってるから地域が同じでもあんまり意味ないし404エラーはすマホ持ちが相手であることしか分からないので普通にそれぞれ別のすマホ持ちが犯人の可能性全然あるんじゃない?
ラストは全一郎がハッキリ登場。まだ45点しか持ってないんか……

読切 なんで何田さん
『レッドフード』の川口勇貴先生帰還!
前作から女の子めちゃめちゃ可愛かったのでラブコメ挑戦も納得。
思わず「なんで!?」と言いたくなるような突飛な言動をする何田さんとツッコミ役の戸円居くんの日常。
冒頭の「エビになりたいわ」、見た瞬間ガチムチパンツレスリングに脳を支配されてしまった。蟹になりたいね♂
シンプルに絵が可愛いので変な子なのがむしろキャラ立っててストロング!って感じになってますね。やはり絵は大事。
季節ごとに髪型違うのも良いねえ。
個人的にナンのくだりがめちゃくちゃ好きで、「なんで!?」を散々印象付けてからの「ナンで」ってダジャレがしょうもなさすぎて大好き。「ナンュ」ってどんな効果音やねん。
ナン出てきて思わず立ち上がっちゃう戸円居くんとか置いたらナンって音出るナンとかも好き。
そして何よりラストの告白恥じらい顔が最っ高に可愛い。
全体的にかなり好みに刺さる読切でした。
てか前作から考えると川口先生よくここまでムチムチ欲抑え込んだな…

マッシュル 109話
センターカラー!
ファッション誌風扉絵。めちゃくちゃ凝ってるな。
何気にドットがコーナー持ってるの笑った。
本編
無邪気な淵源が侵攻してきた街側の描写。眉ピアスくん…見たことはあるな…!(シルバって名前らしい)
バルバルしたりなかなか良い顔芸しおる。
子供を持って避けるのが精一杯、大ピンチ……!!
のところにやってきましたるはパワーアップしたマッシュ…
……じゃないっ!??
男前さんことライオ・グランツさんでした。今まで正直面白いナルシストくらいにしか思ってなかったけど戦闘描写は圧巻でしたね。
アップとヒキを交互に見せて緩急つけつつ見開きで圧倒的フィニッシュ。戦闘中4ページ無音なのも息もつかせぬ感じがあって好きだ。
さすが神覚者、すさまじい実力…!

アオのハコ 54話
キス誘い雛から。
キッパリと断る大喜。照れつつでもなく真剣な顔キープできてるのやるやん…!
でもその後ガッツリ悶えてる!!
効いてる!結構効いてるぞ雛ちゃん!!
これガチの無反応真顔だったら(は?雛ちゃんがここまでしてんのやぞ??)になりかねなかったので、なんとか耐えてたことが分かる「あーっ もー…」はむしろ好感度上がった。良い描写だあ。
後半は部活パート。正直試合勝つ負けるはあんまり興味ないんだけどキャラの動きは面白い。
「水分を差し入れてあげればいいんじゃない?」って針生の例えに千夏がノった表現してくれてんのに、針生先輩その後言葉通りに水差し入れようとしててめちゃくちゃ笑った。
てか炎タイプと水タイプの例えはこれどゆこと???

夜桜さんちの大作戦 131話
前回ヒキから続いて再び親父との邂逅。
いきなり「ただの陽気なパパ」ぶりを出してまともだった頃を想像しやすくすることで対比で今の親父のヤバさが余計に感じられるの、スイカに塩かけて甘さ増すみたいなやつの最悪版じゃん…
マジでキモいので六美が何も言えなくなる説得力もすごくあるし、だからこそ太陽が手を握ってあげて、六美はそれによって当主として毅然とした態度を取れるというのがグッとくるね。
にしても無関係の人を生贄にしまくってんのがマジで日常をなんの気なしに大破壊してて最悪すぎるな〜…!

PPPPPP 34話
2号連続カラー第2弾!
予想通りファンタのカラーきました。
蝶と宝石、これファンタの演奏の演出だったりすんのかな。豪奢で、俺様キャラのファンタらしい。
てかお母さんの名前「蝶調」なんでこれやはりSUPERマザコン拗らせてますね…
本編
ファンタとラッキーの電話!
「ひっさびさじゃーん 元気ィ?」って明るく振る舞ってるけど名前聞いた瞬間スマホ見つめて真顔なのやっぱ母親独り占めしたラッキーに色々思うところありそうだよなあ。
で、まさかの爆速展開で4on4ピアノバトル。
ファンタ、めちゃくちゃしっかり導線引いてくれんじゃん……!!テンポ良っ
てか4on4でメロリと運も映ってるしこれもしかして総力戦か!?すごいワクワクするやん……!!
ファンタくん、髪長い女の子ばっか侍らせてるの、とことんお母さんの影を追ってるんやね…
ほんでずっとギリギリ取り繕いながらもラッキーに話被せまくりでテンポとってたファンタが母ちゃんってワード出てきた瞬間無言でブチ切るこの感じね。もうすでにデカ感情バチバチよ。母親をめぐるファンタとラッキーが、前章のメロリとミーミンに近い配置になるのかな。
終盤はママンへお見舞い。え、ミーミン下乳……!!
「暴露①、暴露②、家出」とか言って親子ほのぼのパート…と思いきやまさかのラストぶっ倒れるママン……!!
倒れる直前のコマでママンが白飛びしてる演出で(あっ これやばいやつかもしれん)って想像させるのすごい表現だな。どうやったら思いつくんだこんなの。
最後ラッキー見たことない顔してるし、これ聞いたファンタがどうなるか分かんないし、ちょっとファンタ編序盤からかっ飛ばしまくってるな。
拗らせファンタ、4v4のワクワク、ママの衝撃…ちょっと展開が怒涛すぎるよ…!

高校生家族 87話
ゴメス回。新入生と絡ませる流れ、お前もやるんかい!
柱「今日からこいつらは!?」バリバリ他誌ネタだし!
前もゴメス不良回はありましたが、本格的にこっちと絡ませていくのか。
思えば不良が捨て猫に話しかけるあるあるとかあるし、猫と不良って相性良いのか……
加山くん、頬染めながら作ってきた学ラン出してくるのかわいっ。
とか思ってたら、な…なめ猫…!!猫と不良……なるほど……ッ
むしろなぜ今まで猫と不良って組合せからなめ猫に気付けなかったのか。
後半はヤバい先輩が次から次に出てくる天丼。鰐震連合の紹介クソ雑なのおもろすぎる。
誰もが逃げだすビッグJrにメンチ切るゴメスがオチだけど、ビッグJr何か言いたげだしこれゴメスきっかけで一年2人ビッグJrに気に入られる展開くるか?
1回目のナーン?ガン飛ばしめっちゃ好きでした。

地球の子 14話
実家に行ってその後。
宇宙何回も行き来してんの!?さすがにめちゃめちゃ危険だから行き来の回数は極力絞った方がよくない!?
まろみさんも腹立てますわなそりゃ。
あと流星群の件!なんでそういうの最初から共有してないんだこの作戦!!?
ただ作戦開始してからの後半はかなり良くて、衛ビームが迫力満点だったので爽快感がありました。
1話以来のおおっ!と思わせられる強い見開きでした。

アンデッドアンラック 112話
冒頭、調整者のお二人から。並んで飛んでて君たち仲良いね……???
ルインが口から吐いてるの何…!?って思ったけどこれ撃たれた銃弾ですね。身体を通って口から出してんだ。初見納豆に見えたよ。
不壊の門と不可触で圧殺すんのエグコンボだな〜!!と思ったけど正直これで勝てる気はまっったくしないな。
そしてアンディサイド。
ラボメンバーまで毒ガスで処理するの、ニコ徹底的すぎる…
ここまでやられてまだ恩人だから止めてやってくれと言えるボウさんいいやつすぎて辛えなあ。
「…次があるならもう少し賢くなりてぇなあ…」
ニコより賢ければ今回の謀反も止められたわけだし、あとついでにミコちゃんの好みはニコより賢い人だもんな……
ボウ、ここでクローズアップされたってことは次回周回で否定者覚醒ワンチャン…?
あるならボウ=忘でニコの代わりの不忘却とか、UNBOWED(不屈)とかかな。
で、アンディとニコの対面。
ボイドとジーナの肉体が保管されてる……!?ジーナ若い姿なの謎。
あと風子の身体も囚われてます(ついでみたいな言い方)。
アンディとニコの対話。操られてるわけじゃなくニコ自身の意思でこうしてるって確認してくれるの地味に助かる。全ては妻と再び会うために…
「妻を失った悲しみが忘れられなくてな」とか「所詮お前らは全て忘れる」とか、やっぱり能力は不忘却っぽいですね。そうなると"悲しみが忘れられない"の重みが違うんよ。時間が癒してくれない悲しみ……
ニコ的には神殺しはこの悲しみを忘れられるようになるための一つの可能性だったんだろうけど、そもそも妻とまた会えるのであればそんなことしなくて良いわけだものな。
神を止めないと結局地球ごとニコも妻も死ぬじゃん!って話についてはリップが既に前回同じ問題について話してましたね。一緒に死ねるならそれで…という。
気になるのは妻に再び会う方法が何なのかというところですね。ニコがアークに乗ってループするとか…?だとするとアンディと戦う理由もしっかりあるよな。だとしてもなぜこのタイミング!?ってのが謎だけど。結局全てはゴースト襲来の時に何があったのか次第ですね。
思えばアンディ以上に考えて戦う作中最強頭脳なのでめちゃくちゃ強敵ですよねこれ。
絶対アンディに対してもガッツリメタ張ってるに決まってるし。というか光線で焼き切ってるから既にか。
てかラスト見開きのニコさんの腰回りえっちだな。

ドロンドロロン24話
ドウサン戦。
後半の幻術のくだり、2人の絆で幸せな夢から脱するというのはコッテコテだけど過去との区切りとしても関係性の再確認としても良さげ。
でもあまりにもなんでもはっきり言葉にしすぎな気がして個人的にはノリきれなかったかも。
前半のバトルももうちょいコマ割りとか思い切って派手派手な感じにしてくれればなー。

読切 DOOR POLICE
ジャンプ・ショート・フロンティア作品。
作者は『KOROSIYA』で2021年12月期JUMP新世界漫画賞を受賞されている嶽辻円盤先生。
前作と共通してるのは裏社会ものであることと獣人。こういうのが好きな作家さんなんでしょうね。
本作はあらゆる並行世界を繋ぐ扉の不正利用を取り締まる扉警察のお話。
派手さはあまりないものの猫犬ヒロイン各々キャラ立ってたし絵も綺麗だし猫犬の真実も良いオチで、よく15ページにまとめたなと感心しました。
壮大な設定の割にはお話のスケール自体はこぢんまりしてた印象でしたが、そこは15ページだからある程度仕方ないかな。前作ともども、若手(おそらく)にしてはかなり手堅くやれる実力がある作家さんに見えたので、尖ったものを出せるようになると化けそうだなーと思いました。

守れ!しゅごまる 25話
引き続き明かされるしゅごまるの真実。
敵が味方かみたいな感じだった鉄虎兄弟も実は普通に兄弟としてしゅごまるのこと好きで、だからこそ…という。
みんなが争い始めたところでさなぎだけ静かに…というのは演出としてすごい良かった。
「おかあさんみたいだった」のところは普通にグッと来た。事実途中から保護者みたいなところあったしね。
「そん時ゃ私が叱るよ」がしっかりアンサーになってるのも綺麗。
次号最終回の空気を感じるけど、最後はまた思いっきりギャグ回で終わってほしいな。

アヤシモン 最終話(25話)
暴走多摩川相手に総力戦。
コットンの布を天井扱いしてメチャクチャな軌道で移動するテン、ええやんそのコンボ…!!(多分そういうことだよね?)
作品の締めくくりとしては、マルオとウララで相手をねじ伏せるだけじゃない決着をつけたというのが良い落とし所ですね。
ラストは所謂俺たちの戦いはこれからだEND。最終ページぜんぜん迫力ないな……
正直、ホテルのくだり入れなければ独歩と直接対決で最終回いけたのでは…?って思っちゃったけど。
個人的に「う、うーん」という回が段々多くなってた作品でしたが、最終回もそんな感じでした。

作品全体の振り返り
気持ちよく敵を倒したり主人公が誰かに認めれたりといったカタルシスがすごく少なかった印象。
逆にここがしっかりしていたコットン戦は評価が高いイメージ。
手厳しいようだけどそもそもの設定がそういう作劇をするのに向いていなかったのではないかと感じました。マルオは1話で自分の物語を使い切っててあとはウララのために戦うだけなので主体的な動きが生まれにくいし、バトル自体も耐えて殴るのワンパターン(非バトル時は意外と色々考えられるタイプなのでここはなんとかなったのでは?と思う)。対してウララは物語の推進力を一手に担うキャラなんですが、変身しても戦えない非戦闘員キャラで、少しのコネとセコンド役以外で役に立っている印象が無かった。
主人公のバディポジションのキャラって小松(トリコ)とか桂木弥子(魔人探偵脳噛ネウロ)とか、明確に主人公以外が持っていた方が良い重要な役割(あるいは別軸の成長)を持っているべきだと思うんですけど、ウララにはそれがなかったというか。
言ってしまえばウララ消して1話ラストでマルオが鬼王の息子だと発覚…みたいな形でも話は作れたよね?という。まあその場合目的は仇討ちとかじゃなくなるのでちょっと違うか?
バディものとしてやっていくためには、せっかく極道というテーマがあるのだからファミリーの絆とか契りとか仁義とかそのへんをゴリゴリに押し出していったほうが良かったんじゃないかなー。
お金を集めると強くなる妖って設定もせっかく面白かったのに、マルオは人間でウララは非戦闘員なので活かされてなかったですね。
妖と極道という設定をどちらも上手く扱いきれていなかった印象。仲間もゴリゴリ増やしまくって楽しく賑やかにできそうだったのになー。
しっかり練り込んでいればもっとうまいことやれたのでは…?勿体ない作品だったなあ…という感じでした。

次号
週刊少年ジャンプ27号


表紙&巻頭
新連載 ALIENS AREA
2019年金未来杯『APOLLO』の那波歩才先生初連載。バトル…っぽい…?

センターカラー
あかね噺
大会開始!近い歳のライバル楽しみ。
アオのハコ
千夏-1グランプリ発表…!(あったなそんなの)
高校生家族
もしかしてもう一年生クロスオーバーすんの!??早…!

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