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【#WJ44】週刊少年ジャンプ2024年44号感想【寿司いくら】

アンケ1:アンデラ 2:呪術廻戦 3:しのびごと


ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj44】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ44号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【アンデラ、大丈夫そう!!!!!】

【#wj44】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ44号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【呪術廻戦、完結!!ありがとう!!!

●アオのハコ 166話

表紙
アニメ放送直前表紙&巻頭カラー!
アニメ範囲だと出番モリモリであろう千夏・大喜・そして雛ちゃんの3人のイラスト。
パステルな淡い色味がやっぱり作風に合ってるね。
指で四角作る通称"アオハコポーズ"、長くやってる割に認知度低い気がするんだけどアニメ効果でついに流行る時がくるか……?!
てかなんで全員口ポッカァー開いてるんだろ。
巻頭カラー
見開きではおとぎ話モチーフの衣装に身を包んだメインキャラの面々!
最近の千夏先輩、寄せて上げがち。
千夏と菖蒲がドレスなのに雛ちゃん赤ずきんなのなんかわからんけど切ない。
本編
咲季姉out大喜in。
咲季姉、メガネの優しさにつけ込んで都合よく扱おうとしてるのムカつくよな〜〜と思ってたら大喜がちゃんと同じような事言っててくれて嬉しかった。メガネの代わりに憤ってくれるのいいな。いつになく主人公らしいぜ。
メガネくんもちょっと励まされたかな?
メガネくんは咲季姉のことに関しても、菖蒲ちゃんのことに関しても素直になれなくて出遅れるのが自分でも気になっていた様子。ようやくメガネの心の内がわかってきた感じがある。
で、文化祭の色々で働き詰めだったメガネくんがここで熱発。
ここにやってきたのが爆走菖蒲カート!メガネを載せて保健室へ!
相変わらずのめちゃくちゃさに思わず笑って……
「そう言うところ 好きだよ」
おお〜〜!?メガネくん側からもハッキリ好きと!
そしたらこっからはこの2人の話は本格的に進んでいきそうね!
でも小声で「す」「き」で口元アップはちょっとしんどいぜ!!

●逃げ上手の若君 174話

立ちはだかる魅摩。
どのようにしてこれほどの神力を得たのかについて回想。
道誉が魅摩を尊氏に引き合わせて………
いつぞやの如く涎を注ぎこむ……!!
年頃の娘を力づくで押さえつけて唾液を注入って……
けっこうわかりやすく性行為のメタファーって感じするな。
普段えっちだえっちだ言うてるけどここまでマジの空気だとなんかそういうこと言える感じじゃあねーぜ……!
「神力をおなか一杯注がれてます」とか言われてるし。
仰け反ってる絵自体はえっちなんだけどねえ。
回想明けでは魅摩を止めるべく躍動する時行。
わたしも小さいころ大シケのフェリーの甲板で飛び跳ねて遊んだことあったけど、船の傾きに合わせてジャンプするとマジで高く跳べて楽しいんよな。なんでこんな感覚が共感の引き出しにあるんだよ。
てかこんなに足場も悪く敵も多い戦場で全ての攻撃避けながら空中で射撃してるの普通にバケモンだな。時行めちゃくちゃ成長しとる。
ただそれでも魅摩の神風に炎を乗せた範囲攻撃はかわせず。
大ピンチの時行を守るために雫が……!というところでヒキ。
こう……服脱いで全身光に包まれてると魔法少女っぽいなって思っちゃうけどそういうおふざけの雰囲気じゃあ全然なかったぜ。

●SAKAMOTO DAYS 184話

引き続きシンvs枷錠。
ブリで殴られた後の枷錠、なんで殴られたとこわざわざ触って嗅いだ……!?って思ってちょっと面白くなっちゃった。
「ブリは武器じゃない…!」
もまあそれは確かにな……って思ってたら制御室に電話したあと自分も普通にブリで殴ってて笑った。やりたい放題やなコイツ!
ここまでいいとこ無しだったボイルさんがギリギリでハードボイルド思い出して活躍したのはよかったね!素手で鎖引きちぎるのハードボイルドすぎる。「おい もっと活躍しろよ!!」笑った。確かにすぐ倒れすぎである。
さらにその後は制御室のモブを超能力で操って停電させるシン!部屋を隔てての使用は発想面白いねえ。
そして真っ暗な部屋の中でシンだけはテレパシーで相手の位置が丸わかり。渾身のクリーンヒットで枷錠撃破!
超能力の使い方のバリエーションたくさんで見応えある決着のつき方だったな。
でもアタリちゃんの予言のあからさまなクリフハンガーっぷりはどないやねん!!

●あかね噺 128話

色々なキャラの現状を描く回。
一生、意味深な回想なんかしちゃって。
「生そば…お前が俺を殺した」
穏やかじゃないねえ……
見開き大ゴマの空間が歪んだ感じ、当時の一生の気が気でない感じ伝わる。
回想明けでは一剣も出てきた。「親子落語会」……物語に絡んでくんのかな。
一剣からの師弟関係繋がり?でお次はひかる……とからし。
ひかる、絵に描いたようなぐぬぬで悔しがってて良いな。かわいげというか憎めない感じというか。からしに煽られ方言も出てあざといぜ。てか熊本出身のわたしから見てもひかるの方言完璧だな。「〜ばい」「〜たい」はよく見るけど「〜くさ」が使われてるの珍し。
お次は禄郎と魁生のイケメン会談。敵意剥き出しの魁生に対し余裕たっぷりの禄郎。この感じだと禄郎のがちょい格上に見えるよね。
そこからうらら師匠と一生の「いよいよか」を経て── 一生顔コワっ!!なにその笑顔!?
ラストにはあかねと志ぐま師匠、稽古開始……!!
「志ぐまの芸」についてもそうだけど、他のキャラの挙動もなんだか今までと違う何かが動き始めてる感じだ。ゾクゾクするね……!

●カグラバチ 51話

冒頭回想。
座村さんの"煩悩"についての考え方。
寺というロケーション、盲目の理由、最速の剣技、座村さんの特徴であるこれらすべてが"煩悩"で一本に繋がるのうまいな~。
しかも別に克服はできてないっていうね。
タバコも未練あるしグラビアも見たいの笑った。
で、回想明けでは仙沓寺に襲来する敵の迎撃。
国獄でいうて退けられてた敵を、「国獄は小手調べの少人数」と再定義することで脅威感を出してくる小技。
坊主たちが戦う中座村さんも登場。
ハクリによる「見えないのにどうやって戦うの!?」という綺麗すぎる前フリも挟みつつ、座村さん戦闘開始!
タバコやめれてないじゃん!?だし、一呼吸で一本吸い切ってるの肺活量すごすぎだし。カッコいいのに妙におもろい。
そこからタバコ4等分→めくりで敵も十字切り は演出としてすごいキマってるし、何より今週は「反響定位」、納刀・金打の音で索敵する居合使いって設定があまりもカッコよすぎじゃないか???
敵を仕留めきる見開き大ゴマは正直あんまりハマらなかったけど、その後の「…俺も地獄行きだなァ」でさっきのタバコが線香のように燻ってるのがオシャレすぎてたまらん。
最後には座村さんのフルネーム・座村清市(やっぱモロに座頭市モチーフだね)に加えて契約している妖刀の名前「飛宗(とびむね)」も紹介されてさらにテンション爆上げ。
設定、構図、演出、構成、全部スーパーハイレベルだ……かっけ~……

〇夜桜さんちの大作戦 244話

冒頭は回想で決戦前の太陽と六美。
二人っきりの時にだけ弱い部分がこぼれる六美、ええな……
あとハグ回避おいかけっこのところあまりにもかわいすぎる。
「つかまえたー!!」「いやーっ!!嬉しい!!」
ありえんくらいイチャイチャしやがって……もっとやってくれ。
回想が明け、太陽と旦。
太陽の特別さ……それは六美の力のおかげでつぼみの力を取り込んでも反発しない肉体であること。
そして自らも限界を迎えている旦が太陽に対して行使する旦自身の開花「征服」。
これで理想の肉体である太陽の体に乗り移ってまた限りなく不死に近い生を得る……というのが旦の目的。
太陽、あっさり乗り移られてヤバいじゃん……!?
……と思いきや、凶一郎も六美もここまでは織り込み済みの様子。どういう作戦だ……!?
疑似的な太陽vs夜桜家みたいな展開かな?それはそれでアツいし見てみたいな……


○呪術廻戦 271話(最終話)

特大センターカラー!

呪術師たちの集合イラストってことでいいのかな。メインキャラ、人気キャラ全員集合ってわけじゃないので、じゃあ何で分けられてるのかというと"呪術師"か否かな気がした。
高羽は呪術師ではないから描かれてないのかなと。
それでいうと夏油は微妙なとこだけど。
だいたいみんな笑顔で明るくて最終回にふさわしい良いイラストだ。
虎杖伏黒釘崎が固まってるの良いし、美輪とメカ丸の恋人繋ぎは「!?」ってなった。
あとナチュラルに直毘人いないな。まあ……ええか……

最終回単体での振り返り

引き続き任務にあたる虎杖たち。
3人のやりとりの空気感いいなー。ずっと見てたい。
虎杖と釘崎が変顔で煽り合うとこめっちゃ良い。
伏黒の「地頭って基本バカを励ます言葉だからな」は切れ味鋭すぎて死人が出そう。
で、伏黒の提案によりタワマンを使うことで犯人の誘い出しに成功。
釘崎と虎杖、駆けつけるところまではめっちゃカッコよかったのにお目目デカくなって怯んでるのカッコつかないな〜!
てか伏黒は式神全滅してなかったんだね。宿儺が使い果たしたかと思ってたから良かった。
伏黒の渾により犯人捕縛。これ伏黒一人で良かったんじゃ……
犯人は依頼主がキャバ嬢時代に貢がせてた男。キャバクラの客とはいえウン百万する鞄貢がせて顔も覚えてないの、依頼主も大概やな……どっちもどっちな感じがなんとなくこの作品っぽい。
「死刑になるわけじゃねぇんだから」
一度死刑に決まった男が言うと笑い事じゃねえなあ!?説得力はあるけども!
ここで五条先生と虎杖の回想。
「もう五条悟とかどーでもよくない?」
「でも今の僕が僕の終わりだとしてみんないつか僕より大人になる日がくるわけじゃん」
「そんな中一人くらい僕のこと忘れて僕とは全く違う強さを持つ人間がいた方がいいと思うんだ」
虎杖はまさにその"全く違う強さ"の持ち主だっていうのはそれこそ後述するけど宿儺戦の終盤に如実に表れていた気がする。
そこからなんと宿儺との真人の対話。
自らの内に宿る呪いによって復讐の道を選んだ宿儺。
「次があれば生き方を変えてみるのもいいかもしれない」
宿儺は今回の生では呪いの王として生きることを自ら運命づけていたと思うんだけど、その生が終わりもし次の生があるのなら……という思考に至った時に「違う生き方」に目が向いたのは、最後の虎杖との語らいのおかげだと思うんだよな。
宿儺にさえ価値を認めて、向き合い寄り添いやり直そうと言ってくれる──これは明確に五条悟にはない虎杖の強さな気がする。
復讐とか憎しみの連鎖を、「やり直す」ことで抜け出す……というのが廻る呪いに真に打ち勝つ方法の一つの答えなんじゃないかって話。
宿儺戦で描きたかったものをもっとミニマムに描いたのが最後の呪詛師だったんじゃないかな。
そして最後にはふたたび百葉箱に収められ魔除けとして座する宿儺の指で〆。
百葉箱は必ず北向きに設置されることから、「新しい自分になりたいなら北へ行きなさい」と繋がっていて、扉が開いたということはつまり宿儺は……という考察見かけて素晴らしいなと思った。
指の根本が小さな手のようになってるのは裏梅の手を表してるように見えるし、2人で新しい生き方をしているのかな、と。
物語の一番はじめ、宿儺の指が収められた百葉箱に戻ってきて、呪いが廻る……けれども全く同じようにぐるぐる廻るのではなくて、少しずつでも前向きになっていければ良いよね──という未来への希望のようなものを感じさせる爽やかなラストでした。

作品全体の振り返り

終わった……終わってしまった……のに意外なほどショックを受けていないのはカウントダウンで覚悟が出来ていたからか、最終回がアッサリながらもいいまとめ方だったからか。
最初始まったときは正直こんなに人気漫画になるとは思っておらず、「暗めの新連載始まったな~」くらいの気持ちだったんだけど、少年院編くらいで「おっ?」ってなって、京都校交流会編で決定的にハマった気がする。やっぱり東堂の衝撃はデカかった。
作品にノれるようになってきてからは、NARUTOのキャラ配置、BLEACHの演出、ハンタの能力バトル──と平成少年ジャンプの正当後継者といった感じでジャンプ好きの作者とわたしで近い温度で楽しめていた気がする。単純に作者と世代めちゃくちゃ近そうだしね。ボーボボとかデジモンとかドンピシャだったし。
ジャンプ好きの作者といえば、芥見先生は本当にジャンプが好きでよく研究して練り込んだ上でこの作品を作っていたんだなあというのを呪術廻戦全話と呪術廻戦展で思い知らされた気がする。
特にわたしが"ジャンプ"だなと思ったのは「展開の大枠は決めてあるけど細部はあえて決めずに話を進めてみる」(京都校の裏切者が誰か最初は決めてなかったとか)というところ。
緻密にきっちり編み込まれた話も面白くはあるんだけど、読者の反応を見たり土壇場で閃いたりして作品を作っていく所謂「ライブ感」のようなものを意図して作り出す試みをしていたのかなと思っていて、呪術廻戦はあらゆる作品の中でもそれがかなり大成功していた作品だったように思う。芥見先生の目論見通りの混沌と、先生自身の持つガバさが生み出した意図しない混沌の両方が混ざり合って、予想がつかない=予想するのが楽しい作品になっていたのが呪術廻戦の特徴で、週刊連載と少年ジャンプというフォーマットをめちゃくちゃ上手く乗りこなしていた印象。東堂がビブラスラップつけて復活してくるなんて予想できんて。(なぜか予想的中させてる人いたらしいけど)(なんで分かるんだよ)
呪術廻戦の魅力の核心をわたしなりに言語化するとこんな感じだ。
作者としても失敗したな〜と思っていたっぽい要素(死滅回游は難しくしすぎたとか反転術式と術式反転のややこしさとか領域展開周りの設定の難しさとか)なんかも、作者自身そう思いつつも最後までしっかり上手く活かして作劇していたのは地力の高さというか真面目だなーというか。
キャラクターの話をするとまあやっぱ五条悟というキャラクターはあまりにズルかったよなと。
飄々とした最強キャラってだけならよくある話だけど、その最強っぷりをとことん突き抜けさせながら懐玉・玉折で青春に囚われたおつらいキャラとしての肉付けをするのはもうそんなんズルいじゃんねえ。その上普段は割とカスなのにその実ちゃんと生徒たちの未来について考えて行動してるみたいなのもね。生徒想いなのも青春ロスの影響がありそうではあるけど。
まあもう人気になるべくして人気になったキャラというか。
ただそんな五条がいてなお主人公は虎杖悠仁だったのが凄い……と思ったけどむしろ、五条悟という存在が良くも悪くも相手を制圧する「最強であること」で話を進めてしまうキャラなので「違う強さ」を持つに至る虎杖が主人公としてより際立つという話なのかもしれない。
最終回で捕まった呪詛師や、なんならラストの宿儺の真人との対話のところでも話してたんだけど、「間違ったってやり直せる」というのは呪術廻戦という作品で伝えたかったことの一つだったと思っていて(脹相、日車あたりもそういう話がテーマのキャラな気がする)、そのために必要な赦しと寄り添いが可能なのが虎杖の強さで唯一性で主人公たる所以だったんだと思う。五条は敵を打ち倒すことはできても、敵が人生やり直すってなった時にたった一人に寄り添い続けてくれるような人物ではないよね、という。
ちなみにわたしが好きなキャラは東堂、脹相、日車、ナナミンなんだけど全員見事に虎杖大好きマンばっかりなんだよな。主人公を好きなキャラが好きになれるのは主人公の造形がうまくいっている証拠だよなあ。
キャラ作りのうまさにおいては言うに及ばずだけど、特にこのへんの様子がおかしいキャラ(日車はおかしくない)はなかなか真似できるものではない……と思ってたらカグラバチの外薗先生がラーニングしてるっぽいんだよな……ジャンプの未来は明るいぜ……!
まだまだ話したい事、話せる事は無限にあるけどキリがないのでこの辺で。
呪術廻戦、とにかく楽しい作品だった……!!ありがとう………!!
個人的には今度は呪術廻戦に影響を受けて育った世代がどういう漫画をジャンプに載せるのかが楽しみだな。カグラバチはその皮切りと言える…のかな……?
というわけで芥見先生、6年半の連載お疲れ様でした………!!
ファンブック、次回作、その他諸々待ってます………!

○しのびごと 3話

舞台はカラオケ。
同じクラスの他の忍者たちと連携してアオイちゃんを守る回。
ヨダカのコミュ障っぷりがだいぶ"マジ"感あってて見てていたたまれなくなってくるな……
カラオケではウミネコとヒバリのマジモードがそれぞれ見られて。
ウミネコ、チャラい陽キャ男子って感じなのに丁寧語で冷徹な感じなのギャップ〜!
……とか思ってたらヒバリちゃんのギャップもっとエグかった。
普段の優しくて柔らかい印象とは打って変わってバーサーカータイプ……!!
「ここは女子トイレだぜおっさんよぉ…」の表情もそこからのハイテンションもすっげーよかった。あまりにも好きすぎる。ヒバリちゃん……最高の女………
わたしは全然気にしてなかったけどメガネ好きの読者からは本気モードでメガネ外すことにがっかりされてたらしい。まあそういうのもあるか。
最後にはきっちりヨダカも活躍。手前でアオイちゃんもウミネコが喋ってて大きく描かれてるけどその奥で敵をボコボコにしてるヨダカの方に目がいくの視線誘導うまいな〜。シチュエーションとしても面白い。
ページめくったら音誤魔化すためにマラカスシャカシャカしてて笑っちゃったし。そんなん余計気になって見ちゃうだろ。
「コミュニケーションはうまくいかないけどチームワークはうまくいく」っていうこちらもある意味ギャップが楽しい回でした。

○願いのアストロ 23話

キンパの過去。
最初は口頭で語る形だったけど途中からはレリ姉の時間逆行弾(レトログラード)で映像として見る形に。
キンパパパ・イチボとキンパママ・マキとの日々。家族仲は良いみたいやね……と思っていたらなんだか緊急事態のようで。
暁鑛を手中に収めんとする氷室とそうはさせないというマキ。
氷室さんこの時代から暗躍してる!早くもまたお前か感。
暁鑛……まあ街一つ余裕で吹っ飛ばせるって言ってたし「第二の"核兵器"」ってのも納得感はあるな。
で、暁鑛を守ろうとしたマキ・イチボが殺されるところを目の前で見ていた幼いキンパ……
最後、「キンパがマキを抱きしめようとするも幻影が晴れて届かない」と「悲しみに暮れるキンパを慰めつつ静かに怒りを燃やすヒバル」を1コマで描いてるの秀逸な構図だなー。
"ミサイルの爆煙に映像を映す"という仕様が良い演出になってる。和久井先生明らかにエンジンかかってきたな。

○白卓 HAKUTAKU 2話

センターカラー!
だけど扉絵は書かず前回のラスト。そこでカラー使うの勿体なくない?
本編
日隈と能登のゲームにクラス中大盛り上がり。
……に冷や水をかける中山さん。「性格わるくね?」はブーメランすぎ。
でもこれにズバッと言い返した能登もカッコよかったし、全然気にしてなくてむしろ感謝を呼べる日隈の心象もよかった。
佐野くんは何か思うところがありそう……?
平田くんというファン第一号ができたのも成功体験としては大きいよなあ。こんなん言われたら嬉しすぎるでしょ。
後半では能登さんち。
能登さん作のゲームを早速プレイ……つまんねえんだ………
能登さんの憧れの人という存在も明かされ、ゲーム作りの動機を掘り下げ。──しかし思い描いた像と現実は異なり、自分は面白いゲームをつくる能力が低い………じゃあできるやつと組めば良いじゃない、という発想に即座に至れるのは能登さんっぽいな。
最後には正式に能登さんから日隈へ「オレとゲームつくんねぇか」と勧誘。
始まったぜって感じだけど、第2話の割には大きく動いてる感はあんましないな。
色々詰めればここまで第1話に収まった気も。

●ひまてん! 12話

引き続きひまりハウスにて殿一とカンナ。
カンナが殿一の家政夫っぷりにドキドキ……!という話なんだけど、読んでるわたしは別にドキドキしないし既知の情報しかないからあんまり味しなかったな〜。
あとこれはわたしが悪い気もするんだけど、おっぱい観がインフレしすぎてカンナちゃんが巨乳キャラと位置付けられてる割にあんま巨乳な感じがしないんよな。うーむ。
ひまりも交えて3人で仲良しなのは良かった。
ラストにはひまりも殿一にドキドキしてたという実はハッキリそう言及されるのは初めて?な情報も。
やっぱカンナの存在がラブコメ度を加速させていくような気がするな。

●魔男のイチ 4話

首都ナタリーでうろうろ。
魔女協会・魔法・魔法具の設定の説明も。
「学ばないと魔法は使えない」
学べば使えるってことはやっぱり試練を経なくてもいい汎用魔法的なのもあるんだろうか。
あと魔法具も女性だけなんだね。マジックアイテムで戦う男性キャラとか出るかと思ってたけど。
で、今回は落とし物を届けるため魔法具のブーツでひとっ飛びするイチ!
着地からのパルクールは遠近感もスピード感もあっていいねえ!楽しそう!
普通の魔女だと2m飛ぶ程度のブーツもすごい威力になってるし魔法具ならイチも気絶しないっぽいししばらくは魔法具を使いこなす形で進むのだろうか。狩人という特性とも噛み合ってる気がする。
イチが追いかけた先には新キャラの魔女候補生、クムギちゃんが。
クムギちゃん、帽子被ってるしショーパン(多分)だしめちゃ好みだ。かっっっわい…………
幸薄そうで気弱な感じなのはデスカラスさんとの明確な差別化って感じ。イチの秘密も知っちゃったしメインキャラ入りしそうだよね。
お師匠とか「部の経費」とか気になることも言ってる。
そこにデスカラスさんも合流。
「ごめんで済んだら警察いらん!」
「(始末書)5文字以上絶対書きたくねぇ…ごめんでいいかな」
「ごめんで済んだら警察いらんだろ」
ここ好き。掛け合いも小気味良いね。
最後にはそのままマネーゴールドさんの元に落下!
この持っていき方はグッと話のテンポよくしててええね!

●鵺の陰陽師 68話

センターカラー!
学郎が武器を取る真っ直ぐ王道にカッコいいイラスト。
迸るエフェクトとキリッ通り越してギリッとした表情がTHE・バトル漫画!って感じでかっけ〜。
ただやっぱヒロインズの水着カラーも見たかったという気持ちが強いぜ。なぜ夏にカラーやらんかったし……
本編
第1支部副隊長・吏童大和さんとガッツリ絡む回。
前回ヒキの「恋人はいるか?」の次は「では告白をしたことはあるか?」
学郎の「なんで俺にそんなこと聞くんだよ…!」の顔本当に情けなくて笑う。コミュ障特有の悲哀が感じられる。
ただ吏童も個人的な趣味で聞いたわけではなく、
「教養 身だしなみ 対話力 ユーモア そして勇気 決断力…!」
という隊長に必要な要素の経験値を一気に上げられるのが恋愛だというお考え。
言われてみれば確かに………?
てかこの説明がそのまま読者の「今ラブコメやってる場合か?」へのカウンターになってる気がする。地味にうまいことやってるな。
吏童から信頼を得るために学郎がなんか言い出したところで鵺さんによる割り込みで先に吏童がどんな役割を持っているかの説明。確かに説明がなかったら読者的には「なんでそんな頑張ってコイツに認められんとあかんねん」ってなるもんな。
要は吏童さんは鏖の領域展開を打ち消す役割と。そら重要だ。
「現理結界」はなんかFGOに同じ音の概念があるらしく「オイ!」って言われてた。Fate詳しくないからなんもわかんね〜。
で、それを踏まえて改めて学郎のアピール。
何か言おうとして何も出てこない……で鼻血垂らすのは"マジ"感あるよな。そこを見かねてか吏童さんも歩み寄り。おっ 意外と優しい人?
「君に意中の相手はいるか」
これもかなり学郎的には難しい問いなんだけど、これまでの学郎と同じ「ダメだ…!!俺にそんな資格は…」から「けど…!ここで仲間だからと心に蓋をするのは不誠実すぎる…!」に進んだのは以前より成長を感じる。ほんで悩み過ぎて鼻血どころか気絶するのは学郎だな〜!って感じ。
「何をどう悩んだらそうなるんだい?」
マジでそう。
その様子を見て感じるところがあったのか、好意的に応じてくれる吏童。しかしここで鵺さんが躍動する……!
「学郎は5日後の夏祭りにて想い人に告白します!」
うわあ久しぶりの気ぶり鵺さんだ!!す〜ぐラブコメしようとする!!
てかこれ鵺さんに告白したらどうなるんやろ……
「今日食い気味に言葉被されること多いな…」
笑った。ちなみに数えたらここまでで6回。多いなあ!
「不死殺し」という気になるワードも置いておきつつ。
修行を終えた学郎と吏童はどこでもドアで寮へ。
「聞きたい事は沢山ある 仲良くなろう」
話が通じなさそうな第一印象からすると意外すぎるくらいフレンドリーで印象いいな吏童。
「男二人なら気も楽だ」
とか言ってたのに扉を開けたら
「お帰りなさいませ──!ワイドに広がる速乾ジェットでございます!(なにそれ)」
辻田だけじゃなくて代葉ちゃんが意外とノリノリなのかわいいし、逆に周防先輩はノリきれてないの根っこは陽側じゃない感じがしてこっちはこっちで良い。
ところで「ア・ナ・タ・ガ・タ!」って何ですか!?
めっちゃ女の子に囲まれて日々過ごしてることが吏童にバレたじゃん……と思っていたら風呂で
「わかるよ」
「夜島隊長の気持ちが分かる」
「全員と付き合いたいんだろ?」
「違います」

ここ面白すぎる。こんなにスンとしてる学郎なかなか見ないぞ。
確かにあの美少女集団を見たらそう思っちゃうかもしれないけど、学郎は学郎だからな……
てかここすごい的外れだし、「どうやら気になる相手はいそうだな」も全然信用ならんよな……って思ってたけど5日後に告白するのは既定路線なんだよな……
最後には風呂上がりで丸出しの学郎を偶然出迎える形の辻田!
学郎の柱刀骸街見ても動じないどころか「慣れてます」はえっちだね……やはり辻田エッチマン……絵面もそういうお店に見えてきた
ラストには「ガ ガクくんは今つき合うてる人おるんですか?」とヒロインレースに思いっきり一石を投じてきた辻田!!
ラブコメ軸も一気に進行させてきた!!思えばここから鏖との戦いが本格化してくるって考えるとラブコメやってられるのって今が最後くらいなのか……?
誰に告白するかも分からんし楽しみだ……てかどう見てもエロゲ原作のストーリー分岐の挙動じゃん!

●超巡!超条先輩 32話

超条先輩、女装───!!
チョーカーで喉仏を、手袋で手首周りを、肩の膨らみで肩幅を……と、男性らしさをしっかり誤魔化す本格っぷり。
理由はアイドルグループを盗撮する輩から守るため……なんだけどそれにしたって舞台袖で控えてればいいだけなんでもうやっぱとにかく超条先輩を女装させる大いなる意志が働いたって感じなんだよな。
ただそこに平助がガチファンになるという更なる混沌をぶつけてきたのは流石におもろい。
で、巡子はトントン拍子で人気が出ていってたわけだけど、実際可愛いから困る。いや、困らない。
そしてやっぱり終盤の正体バレよな。
"全て"に気づいた平助の表情、小さなコマで一度描いてから大ゴマでもう一回追撃してくるのズルすぎる。めっちゃ笑ったわ。
でもそこからラスト吹っ切れてまた巡子推し始めたのすごい。どんなメンタルしてんだコイツ。
というか単純に性癖が拡張されただけか………?
「ファンの鑑…!?」ってツッコミ好き。ていうかツッコミかこれ?

●アンデッドアンラック 224話

いよいよ始まった最後のラグナロク。
「なるほど 外じゃ4ヶ月経ってからな」
早速誤植!
それはともかく有効打を探すため攻め攻め。
まずはジーナによる「不変剣」!うわあサンライズパースだ!!アイカツで幾度となく見た!
で、その不変剣をボイドが受け取って不可避不変剣!これが不変が解除され不発!
さらに後に続くボイドの弾幕もⅥの球による迎撃で効かず。
前回吸収された上位十理がサンの衛星として立ちはだかるって寸法ね!文字通り「衛」星って感じだ。
全部で8なのも太陽系の衛星の数に合わせててオッシャレ〜!そう考えると2人目を撃破したこのタイミングなのもシックが生きながらえてる意味もわかるな。
アンディはラトラが仲間だから持久戦に活路を見出した様子。……ただ風子は敵の狙いが地球の破壊であることを看破し、持久戦はまずいと指摘。ここ前回とは変わってアンディの誤りを風子が正す形になっててつくづく良い相棒だ。
で、地球を守るために展開した「イージス」──本物の古代遺物"イージス"ではなく、不壊のでっかい盾。ただそのままだと攻撃は防げても押し込まれてしまう……
……ここに颯爽現れたのはチカラ!!
「音で視る」を身につけてイージスをストップ!何気にイージスが視界に収まらないくらい大きいので目で見るより有効なのが分かる。
ビリーの影響か髪型がオールバックポニテになっててカッコいい。タマネギよりこっちの方がいいよ!
そしてチカラを討つため射出された2席・デスと4席・ラック……を迎え撃つアンディと風子!
うおおおお!!待望のデス&ラックvsアンデッドアンラックだ!!このマッチ見られるの!??
と思っていたら最後の見開きはもっとスゴかった。
「ご武運を(グッドラック)!!」
ず〜〜っと帽子にTシャツにGOODLUCKを標榜してきた風子が最終決戦でコレをみんなに言うのアチィ〜〜!!
何より見開きで6箇所同時に因縁のカードが組まれてるのが展開として激アツすぎる。
先週までの読者としての絶望もここでひっくり帰った感。上位十理全カットはあまりにも"ソレ"すぎだったから……
結局春編みたいにアン風以外全カットもありえるっちゃありえるんだけど、それだと「尺が不足したことによるカット」じゃなくて「展開早めた方が面白いと判断してのカット」だと信じられるので無問題かな。全員分の戦い描いてほしいけどそれはそれとしてね。
ジーナvsチェンジ、ビリー・テラーvsウォー、アンディ・風子vsデス・ラック、リップ・ラトラvsシックは因縁として分かるけど友才vsジャスティス、シェン・ムイvsタイムはどういうマッチングなんだろ。
シェンムイのところなんて絶対途中でファン参戦するじゃんねこんなん。
友才は相手が剣使いっぽいから相性での抜擢?って感じ。ジャスティス相手だからジュリア合流ありそうだけどどうなんだろう。でもそうなるとヴィクトルも絡ませたいよな。難しい。
あとソウルは放置されてるのも気になる。ソウルはみんなで決着つけるって話なのかな?
何はともあれあと数話のうちに完結!ってことにはなってなさそうで少し安心した。それでもアンケは油断せず入れようって気持ちが引き締まったけどね。
そういえば元々「そっちの方が面白い」でありえない加速する漫画だったわ……
ここ数週の掲載順、カラーの無さ、展開の急加速でつい絶望してしまった。
実際「クエストで8体ボス倒してからラスボス戦です」より「ラスボスの動きを食い止めながら8体のボスを各地で同時に撃破します」の方が面白いもんな。ひれ伏すしかないわ……

○僕とロボコ 203話

呪術廻戦最終回ということでこれでもかとイジる回!
五条の好みのタイプが美輪ちゃんって話あったなぁ〜!どこに載ってた情報だっけ。またマニアックなとこ持ってきたな。
「ロボコが特級呪物に!?」
のところ、宿儺の指かと思ったらただの指(多分ロボコの?)とエノキで笑った。確かに宿儺の指の根本のボコボコにちょっと似てる。
ロボコを連れ戻すため自分たちも仮想現実に入り込むボンドたち。
「弱った心につけこまれて…」
のところ、地味にもういいんだの時の伏黒で笑ったし、何よりその後の「2伝説1打ち切りになるよ!!」はキレキレでめっちゃ面白かった。
領域展開の押し合い、ガチゴリラの「三重大猩々(ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)」、「三重疾苦(シック・シック・シック)」のパロディとしてニシローランドゴリラの学名「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ」持ってくるの妙にテクくてまた笑った。
あと地味に「フィジカルでゴリ押し」がカグラバチと完全に被ってるし。
「ロボコがいないと寂しいよ」
これ38号で出たばっかりのネタだからだいぶフレッシュだ。スピード感あるパロディ。なんならちょっと前の「僕達の家に……!!」は「廻る呪いに……!!」のパロディだからこっちのがフレッシュか。
そんなわけで終始めちゃくちゃ呪術擦ってて最高でした。こうでなくっちゃね。

○キルアオ 71話

お互い武器を手にして十三と八剣の戦い。
やっぱり乗馬技術の差は大きくて、跳び上がってからの攻撃は一方的に相手がやりづらそうでうまいな。
馬への攻撃が禁止されてる以上下から上への攻撃は馬に当たりかねないという難しさもあるし。
ギリギリしがみついて体を残す十三……頭がえぐれてる……!仮に死んでも揉み消すから普通に殺す気で来るという。怖。
てか本気の殺す気で攻撃できるやつはそういないって話はどうなったんや。
あと穴空いたとしてもヘルメットはまだ被ってた方がいいんじゃない!?逆側は防御できるよ!?
そして終盤にはやはり並走での攻防で乗馬技術分差が出てタジタジの十三。
思いっきり吹っ飛ばされて万事休す……!?
……と思いきやラストでは八剣の馬に一緒に乗ってる十三。ハリウッドリムジンは2人乗り!?
てか吹っ飛ばされた方向的にそうはならんやろ!?納得のいく説明を求めます!

○悪祓士のキヨシくん 14話

戸坂が夜那に引き寄せられその後。
案の定メメント森の凶獣が登場。名前メメは安直ゥ!
仲間がやられて夜那ざまぁって思ってたら戸坂も夜那をかばってボロボロに。こらあかん。
そこに駆けつけたのはキヨシと棺くん。まだ微妙にピンチ感足りないような?
棺くん「紋章悪祓術」なる新しい概念を使ってきた。固有能力みたいな感じかな。王道だねえ。キヨシくんの謎タトゥーも100%謎タトゥーってわけじゃないみたいだ。
いうても棺くんの紋章悪祓術は普段よりもでっかい聖水の塊を作れるってだけかな?
これは鬼灯丸よろしくインフレ進んだらしわ寄せ食らう枠な気がするぞ。
なんなら現時点でメメを倒しきれてない。土手っ腹ブチ抜いたのに再生してくるのは伊達に魔王相当の強さって言われてないな。
そして今度はキヨシくんの番。
メメの攻撃を完全にいなしつつ、わしゃわしゃと「圧」で格の違いを分からせていく。
打ち倒すんじゃなくて遊びたいのかもって気づきから平和的に決着つけるのはキヨシくんのいいとこ出てるね。
最終的にめっちゃ手懐けて、メメに乗せてもらって森を脱出。
メメ、マスコットポジになったりするんかな。なるんならミニサイズに変身したりとかもありそうよね。再生もできるくらいだし縮むくらいできるやろ!

○ウィッチウォッチ 173話

掲載順ヤバ!?でもまあ入稿遅れやろなこれは。
本編は黒和さんとケジメをつける話。
「そういう風に生まれたんだもん 大人のニコもきっと怒ってないよ」
「反対だったら反対だったかもしれないのよ」
ニコ、まだ小1くらいのはずなのに精神めちゃくちゃ成熟してるな……もうそんなに高校生ニコと変わんないんじゃないか……?
で、後半は旅立つ黒和さんを追って駅のホーム。
何をするかと思えば取り出してきたのは黒和さん初登場回に出てきたのとそっくりな人型のパン!
これに子供になる前のニコを宿して本心を聞くと!なるほどねー!
洗濯してない(なぜ!?)ニコの服から髪の毛採取はちょっとキモいけど!
そして発動するセイアンサー。
そういえばパン語になるんだったコレ……!!
めちゃくちゃシリアスな話なのにいちいちパン語翻訳が入るので笑っちゃうな。
初手の「フィセルブリオッシュ!」がいきなり勢い良すぎるんよ。
でも最後には黒和さんの泣き笑いもすごい良い表情だったしちょっとジーンとくる感じ。
パン語のやりとりでジーンと来させられるのすごいな。
黒和さん、やっぱ最終章とかでここぞというタイミングで助けに来てくれるんやろな〜。

○妖怪バスター村上 15話

天狐とメリーが恋バナする話。
メリーはナチュラルに猟奇的だし、かといって天狐もぼっちこじらせすぎてなんか変だし、なんなら紅院くんもドMだし全員おかしい。
序盤の小ボケ連打パートも地味に「どぎつく寝違えた奴」とか結構好き。
中盤の料理パートは入浴お色気シーン……としてもご利用いただけるんだけど想い人に食わせるためってゴールがイカれてるからな……
終盤、シミュレーションだと思って天狐が思いっきり村上に甘えて甘えて甘えまくると普通に本物で……
そのまま恥ずかしさで吹っ飛んで山を破壊!
紅院くんとイルカの他愛無い会話からの山破壊の緩急でめっちゃ笑っちゃった。
よく見たら途中の背景ですでに山描いてあったんだな。そんなとこきっちりしなくても……!
正体メリーさんなんだから偽村上だとしてもこんなこと恥ずかしくて言えんだろというのは少し思ったけど、山破壊が面白かったので全然良いな。

◇次号
週刊少年ジャンプ45号

表紙&巻頭カラー
ONE PIECE
ガッツリ新章冒頭で楽しみを東の海メンバーなのワクワクするな〜。

センターカラー
読切 邏卒妖怪狩り
今年も金未来杯の季節か!「妖怪狩り明治警察バトル」……すげえどんな話かわかるな。

ひまてん!
またしてもセンター!やっぱマジで人気とれてるっぽいな。

HUNTER×HUNTER
おかえり!!全然内容覚えてね〜〜!!

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