【#WJ47】週刊少年ジャンプ2023年47号感想【寿司いくら
アンケ1:暗号学園 2:アスミカケル 3:アンデラ
ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ!
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【#wj47】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ47号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【アンディ久しぶり!!!】
【#wj47】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ47号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【高羽参戦!!バカサバイバー!!】
●夜桜さんちの大作戦 199話
表紙
4周年記念表紙&巻頭カラー!
太陽六美双子を中心に、ミニキャラの夜桜兄弟が散りばめられたカッコかわいいイラスト。
太陽、めちゃくちゃ主人公らしくなったな……
四怨お姉ちゃん、ちっちゃいのが逆にえっちだな……
巻頭カラー
背景に桜が舞っててオシャレだ。
太陽、袖捲りして指輪も光って人夫(?)の色気があるな……
扉絵は現夜桜家メンツで集合イラスト!人数多くて作画カロリーえっぐいなこれ……!!
一人一人もちゃんと描き込まれててすごい。みんないい表情してて温かい気持ちになるね。
本編
太陽vs龍。
「遠慮します」の後の龍ちょっと顔かわいくて笑った。
で、実は太陽を脅すネタも仕入れていた龍。いやまあ太陽に限ってそんなわけないでしょと思ってたら案の定ガセネタだった。
スケベ太夫、あまりにもあんまりな名前……!直球ってレベルじゃねーぞ!
でもめちゃくちゃデザイン好きなので再登場してほしい。Iカップ星条旗ビキニガトリングガンスパイとキャットファイトせい!!
スケベ太夫のくだりの後はマジモード。
「ここで止めてみせます…!」は完全に有効打入る流れかと思ったけど全然効いてなさそうなのは流石のバケモンっぷり。
「悦びに変えられる…!」
やっぱ気持ち悪いな〜龍さん。
そしてラストには"完成した「開花」"こと「開花春来」を披露する太陽……!!
おお……!さらに次のステージ……!
ジワっとゆらめくように姿が変化していくのかっけえねえ!!指輪をしてる左手から始まるのなんかイイ。
こうなったことでどう強くなってるのかも気になって、次回への期待が高まるね。
しかもこれ他の兄弟でも見られるわけでしょ。今後の楽しみが増えたねえ……!
●SAKAMOTODAYS 140話
殺し屋展に向けての前準備回。
前半はスラー一派。
武藤と話してるあたりはみんな怖ぇ〜…ってなるけど、マフユたちがぶっ飛んできてからはなんかみんな仲良しでほっこりするね。
末っ子のマフユ虎丸、お兄ちゃんの楽、パパママ感あるハルマ熊埜御って感じで家族っぽい。かなり強く意識して家族らしく描いてるんだろうなここは。
後半は坂本商店。本番3日前なのに誰も何も考えてなくて笑った。周くん過労死ポジかな?
「警備ザルすぎるだろ!」で坂本さんの腹を平手打ちしてるのおもろ。波紋がすごい。
シンが連れて行きたいやつって誰だろうね。最近音沙汰ないアパートとか?言い方的に坂本とは面識なくてシンとはあるやつっぽい気も。
ラストは南雲神々廻の描写も入って、各陣営の目的をサラッと再確認しつついよいよ殺し屋展開幕!ワクワクしてきた!!
●僕とロボコ 158話
ロボコバース編。
他の次元から色々やってきた…で魔々勇々にぶつかったかと思えば
「全コマ先週のコピペですから」
で今度はカグラバチと事故ってて笑う。当たり屋?
さらに王道バトルはギャグよりコマでかい、ラブコメロボコは普通にえちえちで困る……と各ジャンルをターン性で扱いながら昭和ギャグロボコが遊撃といった感じ。
ぶっちゃけラブコメロボコが可愛すぎるのでもっと大きく見たい気持ちありけりだわ。
ラストには侵略宇宙人襲来ということで今回向かうべき方向が見えた。
この感じだとOM反乱編ほどは長くならなそうね。
●アオのハコ 122話
冒頭朝練。
あかりちゃんとは地道にフラグを積み立てていってる感じがある。
対して遊佐弟こと晴人はもうガッツリ話の軸に。
タメ口なのは先輩なの知らないとはいえモヤモヤするので早く真実を教えてあげてほしいぜ(知った上でタメ口やめなそうだけど)。
バド描写は珍しくちゃんと大喜が強いんだなあと分かる説得力があって良かったかも。
最後らへん大喜との関係イジられて顔赤くしてるあかりちゃん普通にめちゃ可愛い。てかこの時点ですでに友達にイジられるくらい分かりやすいのか……?
でも失恋は確定してるようなものなのでこのままだと第二の雛ちゃんポジになるんじゃ……??でもそうなった時一番可哀想なのは失恋女子というポジションすら奪われる雛ちゃんなんじゃ……???
ラストページの暗いオーラ放つ千夏先輩、新鮮でなんかよかったな。
●カグラバチ 6話
運転中に敵襲。
無限湧きする土人形の物量で攻めてくるの、地味に序盤の敵としてはめちゃくちゃ強いんじゃないか感あるよね今回の敵。
しかもその中に仲間の初見殺し精神攻撃術師を紛れ込ませてハメるとかいう悪質コンボ。すごいちゃんと組んでるな。
チヒロの幻覚、親父との楽しい日常が小さくなって代わりに最期の姿がどんどん大きくなっていくのトラウマ抉り描写として斬新で良い(コピペすぎるけど)。
そしてトラウマ映像を見せられたもののむしろそれで奮起するってのは復讐劇ならではの立ち上がり方でグッとくる。……前も別の作品でこんな感じの展開見た気がするんだけどなんだったかな。思い出せん……
そして何よりラスト5Pのアクションは圧巻の一言。
分身消し飛ばしてるのも見開きの疾走感も超カッコよかった。やっぱアクション描かせたらズバ抜けてるな。
アクションの量が作品満足度と直結してるという評はやはり間違いではなさそう。
○鵺の陰陽師 23話
センターカラー!
5人の隊長たち(代理含む)が大集合!
「魔窟、隊長会議へ──!」ってアオリも合わせて凄みがあってかっけえ扉絵!
どいつもこいつも強キャラ感醸し出してるな〜。
真ん中の学郎たちもなんとなく立ち向かってる雰囲気でいい感じ。
鵺さんの髪に赤いの混ざってるの気づいてなかった。見返したら前からそうだったわ。
あと古賀ちゃん後ろでズッコケてんの好き。もしかしてドジキャラ?
本編
隊長会議に殴り込んだ鵺さんと学郎。
センターカラー回なんで冒頭であらすじ説明して新規へのアプローチ。えらいね。
で、鏖を倒すために…から発展して「陰陽寮の討伐隊隊長になる」と次の中期目標を提示。この中期・短期目標の提示ができてなくて読者が迷ってしまう漫画も地味に多いんだよな〜。ちゃんとしてる。
本来隊長になるためには、を狂骨の口から説明させてどれだけ困難なことかを示しつつ、特例ルートがあり鵺さんが既にそのための種蒔きをしていたというのも説明。鵺さんマジで抜け目ないな〜。
そしてそれを踏まえた上で
「いや 無茶だろ…!」と。
どういうハッタリかますんやろなと思ってたら「なぜなら 私は彼に命令されてここに来たに過ぎないのだから!」
と主従を逆転させるハッタリ。オノマトペ「ソイヤ」なの適当すぎて笑う。
ほんで学郎のこと「マスター」呼びしてるのはいよいよFateオマージュを隠さなくなってきたなといったところ。
さらに実力の裏付けとしてこないだ捕まえた双斧を投入!
「OKカモン代葉ちゃん 捕虜カートもってきて!」
ガー「えーっ 師匠ー!?」
あまりにもこの漫画の変なところ(良いところ)が出まくってるなこのコマ。勢いもテンションもシュールで大好き。その後の「架空の俺傲慢すぎるだろ…!!」といいギャグがキレキレだ。
そこに食ってかかってきたのが第4支部隊長鶤狩兵一。ブチブチにキレてるように見えるけど、言ってることは要は「そこまで言うなら嘘じゃない証拠を見せろ」と真っ当だし、風巻隊長から「ビジネスギレ」と評されてるように"この場はキレてるように振る舞った方が円滑に進む"と判断しての意図的なキレなんだとわかるな。前回の卦羽副隊長の煽りにキレてなかったあたりからもそれが伺える。"あの時何もしてなかった"がキャラ描写として効いてくるの面白。
てか「兵一」って名前と振る舞いから男性?って思ったけど風巻隊長が「兵子」って呼んでるあたり特殊な事情がある女性っぽいよな。その辺の情報の散りばめ方も上手い。
さらに話題は「鵺と学郎の馴れ初め」に。
「なんだおい仲良くねえのか!!」「あっめっちゃ良くしてもらってます!」
なんかジワるなこのやりとり。
馴れ初めについては嘘偽りなく素直な経緯を吐露。ここに関しては本当にただただ"一緒に遊んで仲良くなっていった"なので、「鵺と心を通わせられる」という点において学郎の有用性を真っ当に示せるんだよなあ。
戦闘力では隊長になれる実力が無いので代わりに"それでも鵺を御するための他の何かを持っている"と示すのは意外にも特例の中では正攻法だ。
あんなにキレてたのに「テレビゲーム?」ときょとんとしてる鶤狩隊長かわいい。
ほんで鵺と日頃から一緒に遊んでる証拠としてポケカのデッキ出てくるの笑った。常に持ち歩いてんのかよ!!
しかも真っ先に興味持つのが一番おじいちゃんの皇隊長かい!ただの好好爺じゃん!
でも鵺が本気で騙して信頼させようとしてきてたらこんなのを証拠として出してこないもんな。逆に信用できるってもん?
結局これのおかげで最終的に「少し真面目に聞いてやる」って話が進んでるわけだしね。
あまりに独特だけど妙な説得力はある感じこの作品らしいわ〜。
鶤狩隊長がビジネスギレパフォーマンスで机壊しちゃったせいでソファーでカードゲームするはめになってるのちょっとおもろいな。
○ツーオンアイス 5話
綺更の過去から。
「女子選手は選手生命が短い」
を強調しておいて憧れの人に
「男の子だったらよかったのにね!」
と自分で鍵をかけていた部分をサクッとブッ壊されるのえげつねえ〜……
そしてだからこそその後ペア競技に希望を見出したのも、フィギュア界から姿を消していた理由もめちゃくちゃ納得のいく流れになっていて良かったね。
たっくん、憧れのお兄ちゃんポジにこんなんいたらそりゃ人生狂わされるだろという説得力がある。
あとしれっと今もシングル続けてんのも何なんだお前…!って感じよな。まあ明らかに後々ボスキャラとして出てきそうではあるけど。
隼馬には綺更の過去を聞かせた上でペアとシングルどちらの道もあると提示。
綺更、過去に自分が道を奪われたから自分は奪わないっていうの、行動に生きた人間らしい筋が通ってていいねえ。
隼馬は隼馬で一時の感情で軽率にペアを選ぶのではなく、しっかり悩んだ上でシングルもやって決めると答えてるのは偉いね。
そしてここでもまた「道」が効いてくるのか。キャラのドラマに楽曲の持つテーマ性を巧みに絡めてて、この競技ならではの文脈の噛みあいが良い読み味になってる。
岐路の看板の演出もしっかり効いてていいな〜。
○ウィッチウォッチ 130話
モイちゃん銃撃される……!!から。
即座に樒を倒すため駆け出している男子組カッコいい。
ランはランで前回言ってた通り、不死の力の消失という悲願は叶ったけどそれはそれとして樒とは敵対するという形に収まりそう。
そしてモイちゃんを救いたいニコはというと……
こちらも予想していた通りマジョリカバリーの出番。
ただやっぱそうなると代償は?って話になって……
モイちゃんを救けるために失ったのはニコのこれまで過ごした「時間」。
これどうにかして元に戻すとか無理そうな若返りだよなあ……
せっかくモイちゃんもニコへの想いを自覚したところだったというのにこれは……
余談だけど"死の危機を救う代償として若返る"でアンデラのライフイズストレンジを思い出しちゃった。
○キルアオ 26話
ノレンの催眠が解け、いよいよ竜胆兄弟編が一区切りついたということで整理の会。
言ってた通り竜胆兄弟転入……!
十三、竜胆兄弟にさらにシンも加え殺し屋4人による会議開催。
カズマとシンがまさか因縁ありとは。会うなりバチバチで戦りだしちゃうし。
ノレンへの思いをあらためて前面に押し出してきて十三にも一喝。
シン、2番手枠が天馬に取られて出番無くなっちゃうんじゃ……と思っていたのでここで存在感出してきたのは良かったね。
まだ話に関われるとは……
○読切 ZOOKEY!!
金未来杯エントリーNo.4!
作者は第57回JUMP新世界漫画賞準入選&超新星受賞作『KOROSIYA』、本誌2022年26号『DOOR POLICE』の嶽辻円盤先生。
悪者に追われる女の子を助ける裏社会ものの読切が続いていて、今回もそんな感じ。
本作は不死の肉体を持つゾーキーが、囚われの女の子ルアを救出するお話。
絵柄は見やすくダークな雰囲気が物語ともマッチしてて良い感じ。キャラデザも華がある。
不死の力を活かしたオシャレな絵面も好き。手切り落としながらの「残念 20点だ」とかジャンク・ハンドシェイクの中指とか。キメゴマも一つ一つの絵はしっかりキマってる。
ただこう、ゾーキーの気取った感じが個人的にあまり好きになれなかったり、微妙に能力のギミックが分かりにくかったり(特に大きな見せ場のジャンク・ティースガンがわかりにくかったのは痛い)、ボスキャラに歯応えが一切なかったりと全体的に物足りないところがちょいちょいあったな〜という印象。
スタイリッシュバトルアクションもいいけど、前作までのヒューマンドラマに重点を置く話作りのがわたしは好きだったかな。
てか、よりによって不死の再生能力を活かして戦う読切出したその週にアンデラで1年出てなかったアンディの再登場はあまりに運が無かったよな〜。どうしても想起しちゃうよね。
不運だ……
●魔々勇々 7話
コルレオvsエスカバ、勃発…!!
エスカバ、とことんコルレオの怒りをかき立てるような言動をし続けてるし、その割には致命傷は与えてこないし、やっぱりあえて憎まれ役を買って出てるというかコルレオを覚醒させるために演技してる節あるよね。
なんなら「指南役」って言っちゃってるし。
そうなるとエリシアが吐血自体は本当にしてるっぽいのが気になるんだけど、エリシアは別にグルってわけでもないのかな。
今週はバトル自体も分かりやすくかつ面白くて良かった。
紋章術がストック制なの、昔のRPGみたいでいいなって思った(MP制じゃなくて一つの魔法ごとに回数制限だった時代があったのじゃ)。
影を利用する敵→影を無くすために街灯を壊す→敵の攻撃と自分の紋章の勢いを利用する…もシンプル&スマート。
"コルレオの紋章術は特別"とか"タフ過ぎないか?"とか"二つの能力"とか、コルレオの伸び代をとにかく感じさせられるのもワクワクしたし……いいよ!いい感じだよ!しかも次センターカラーだよ!
ここで一発でかいのかまして作品好感度をグインッしてほしいところだね。
てか8話でセンターカラーってめっちゃ早くね???
●呪術廻戦 239話
虎杖&日車vs宿儺……と思いきや全然知らん新キャラの縦ロールお嬢様。
顔は全然かわいくないけど服のデザイン好き。
で、このお嬢様は羂索から逃げ惑っている様子。羂索何やってるんだろうって思ってたけど泳者全滅させるために地道に狩り続けてたのね。
お嬢様が死んだ後は黄櫨再登場。レジィ戦の時に出てきた爆発と反転術式の使い手。
「ロン毛の友人にはもう懲りてんだ」って発言的にレジィのことは少なくとも友人とは思ってたみたいだし、明かされることのない関係性がありそうな雰囲気だなあ。
中盤からはバトル……なんだけどさすがに格が違いすぎるのか思いのほか速攻で決着ついたね。
「首から下に反転術式はもう送れない」
地味に反転術式は頭から全身に送って使うってのが明らかになったな。
黄櫨、結局何しに出てきたんだろう。最後に吐き捨てた言葉はカッコよかったけど。
……と、ここでまさかの
高 羽 参 戦 ! !
お前かーーーい!!!!!って誰しも思ったよね。
でも「面白いと思ったことが本当に面白いか確かめたいだろう?」にはこれ以上なく合致するヤツだよなー。案外相性良いんじゃないか?この二人。
「はーるばる来たぜ 函館ーい!!!」にもすごいちゃんとツッコんでくれてるし。
攻撃食らっての「こっ このくそ坊主殺す気かーーっ!!!」はこち亀×ドラゴンボールコラボ漫画が元ネタらしい。コアすぎない???
高羽、この感じを見るに「シリアスバトル漫画にギャグ漫画補正持ちのキャラがやってきたらどうなる?」をやってるよなあ。
これ、ボーボボ考察勢が真剣に考察した"ハジケ"という概念そのものなんだよなあ……
サブタイトルも「バカサバイバー!!(ボーボボのOP)」だし、もしかしたらそこまで知っててやってるのか芥見下々……??ジャンプオタクすぎないか……!?
しかもここで次回表紙&巻頭かい!!
●あかね噺 83話
お預けになっていたちょう朝との丁半博打をやる回。
当てたら賭けてただけ貰えるシンプルなルールで分かりやすい。
あかねとからしの見せ場を後に持ってくるために雲うんが読者視点を担ってるの地味に珍しいことやってるな。
4巡目で「4回連続で丁が出る確率は…大体6%くらい」って言ってるけど中1とかで習う典型的な確率のミスよな。
今考えるべきなのは4回目に丁が出る確率なのでここまでの3回は一切考慮する必要ないという……
そして沈黙していたあかねは5巡目で丁にオールイン。
理由は「今昔亭ちょう朝だから”丁”!!」とすげーバカっぽいんだけど、そんな根拠でオールインできる度胸こそがちょう朝師匠が見たかったものっていうね。
対してからしは冷静に分析してイカサマを看破。見破り方がTRICKとかのそれなんだよな。こちらもそれはそれでちょう朝師匠的には合格。
メタ的には二人を引き立てるために雲うんが割を食った形になるけど、まあ雲うんは別にちょう朝師匠に教えを乞おうとしてないから問題ないんだよね。
しかもそれでちょっと凹みかけてた雲うんに対して
「ちいとばかし素直すぎたな」「でもそれがお前の良さだ!!そのままでいい!!」
とフォローも忘れないちょう朝師匠。マジで理想の上司って感じだ……いい人すぎるな……
●アンデッドアンラック 180話
シック戦。
リプラト合体技でシック真っ二つにしたけどまあこれで終わりなわけないわな。
コアが残ってるのでまだ生きてるし動くと。絶対理ってくらいだからサマーの時みたいに攻略本無いと分かるわけないクリア条件とかあってもおかしくない。
リップは戦線を一時離脱し風子の元へ。そりゃリップの指示なしで手術やりきりはさすがに無いよね。前回マジ…!?ってなってたのでスッキリした。
風子、ここまでできるようになるのに100年かかったって言ってるけど武術極めながらニコラボも作りながら(=科学の勉強しながら)だからな……
そして病院の倒壊から訪れるピンチ。
指示の時に射撃班は側面じゃなく天井をって言ってたけど天井撃ってもそりゃ壊れるは壊れる。
シックの攻撃に伴い切れた髪がリップに触れて不運……隕石が……!!
組織の面々みんな流石にびっくりしてるな。特にショーンは目開けちゃってるしチカラは震えてるしで二人とも能力オフなのちょっとおもろい。そういえば今ループでこういう周囲に被害出る系不運は初か?
「そっか キミがラックの器 不運なんだね!!」
「あの死にたがりが目を付けるのもわかるよ」
とシック。不運の存在は知ってたし、アンディ(死にたがり)とも面識はあったけど風子の顔は知らなかったって感じなのかな。
「運の尽きさ!」
病院で、天井の穴から、隕石が降ってきて「運の尽き」、めちゃくちゃ第1話セルフオマージュじゃん……と思っていたら……
うおおおアンディ来たあああああッッ!!!!!
このままアンディ抜きでリプラト編完結したらどうしようかと思ってたからアツさもだけど安心感もめちゃくちゃあった。
アンディが最後に登場したループ突入回がちょうど昨年の同じ号(47号)…ぴったり1年ぶりの登場になるんだな。そりゃあ久しぶりだわ。
まず腕が落下してきてそこから再生するの、スポイル編ヴィクトル登場のセルフオマージュだよね。
ってことはアンディは宇宙で活動中なのかな。そう考えると風子が世界中回っても痕跡見つけられなかったのにも説明がつく。
風子の「アン…」の後の表情、今すぐ駆け寄りたい気持ちをグッと押し殺してる顔に見えるな……それで毅然と指示を出してやるべき事に集中するの、本当に強えよ風子さん……
ラストの見開きではアンディの顔もガッツリ映ってなおブチ上がった……!!あと本家の海苔ね!!!
アンディの大暴れが久々に見られそうだし、なんならその後隕石を迎え撃つために久々の不運爆弾もやるんかな?
俄然次回が楽しみになってきた……!!
そういえば「いいね、最高だ!」は英語版だと「Sick! Wicked Sick!」らしいのでシックとの戦いでアンディ登場はそこもちょっとおもろいね。
●逃げ上手の若君 130話
斯波戦後。
足利軍を退却させ、北畠軍完全勝利…!
「君が長尾を止めてくれなければ…」のコマの狐次郎の笑顔、なんか怖っ。
泰家との会話。”背中の傷は剣士の恥”って言葉があるけど、この漫画の場合は”逃げる”=”生き抜く”ってことなので逃げ傷も肯定されるのは独特かつ納得感あるね。
その後は顕家による斯波戦の総括。
まさに前回の斯波の散り様の芯を捉えた「一生を懸命に生きた命」という評は殊更斯波家長という一人の男の人生を称えたくなるし、立ちはだかる敵にさえこんな風に心からの賞賛と敬意を払える顕家の格がますます高く感じられる。
その次は家長の死は義詮と上杉の中にもしっかり影響を遺していったという描写。この影響が大局にどう波紋を広げていくのか。
さらに時行が後醍醐方への忠誠を示したことで更なる動きが。
後半久しぶりの尊氏の描写。困っているモブを助けてあげる尊氏……あれ、これ前も見たな……?
師直と道誉で全然絵と合ってない「ほっこり」もえらい既視感。でも毎回笑っちゃうこれ。
前回このパターンだったときはモブがいらんこと言って尊氏の八つ当たりの犠牲になってたんだけど、今回も全く同じパターンの天丼だった。まさかこれが定番化するとは。
一人の人間を捻り潰してるんだからめちゃくちゃブチギレてるんだろうと思うし、実際表情もめちゃくちゃ険しいんだけど、セリフが「んんんんんー」なんだよな。つくづく真意が読めん男よ。
そしてラストには時行、鎌倉に帰還!
前回はめちゃくちゃ短い期間の鎌倉占領だったと記憶しているんだけど、今回はどんなもんになるんだろうか。
○暗号学園のいろは 45話
夕方多夕vs縊梨慕、エンドレス・クラップス!!
クラップスってのはカジノなどで行われるダイスゲーム…らしい。だから「日本の健全な女子高生」って言い回しなんだね。
華衣さんはやっぱりE組の良心だったんだ。そんな気はしてた。てかまだバグ探しやってんのかい!
勝負の内容は要はしりとり。
どこからしりとってもいいけど、ダイスで出た目の分の文字数で答えなければいけないというわけね。
「このルールでオマエを傷つけずに勝つことが難しい。」
千変万化さん戦のセリフを自ら引用、目つきも鋭くイケメンっぷりに拍車がかかってる。
そして勝負開始!
エンカウントイベント!エンドレス・クラップス!で恒例のカッコイイポーズ。縊梨さんは完全にジョジョ立ちだこれ。
一方その頃いろはたちは地下15階で音ゲー。いろはと小芝居さんがダンスゲームなのわかる〜〜って感じだし、縁ちゃんが乱舞してるのもおもろい。動作速いからね。
再び画面は地下200階へ。
華衣さんのワンポイントレッスン、読みづれえ……!!
先攻縊梨、「親不孝」。
「やっ…」「やな奴ぅ〜〜」
過去、抉る抉る。いい性格してるわ。
ここの凍、素直なリアクションでかわいい。
たゆたん、「徹底的にツキがない」という意外な弱点が。なるほど実力100運0なんだ。またピーキーでオタク好みな設定足されたなあ!!?
「羨ましいね 運がよくて」ってのはそういうことだったのね。
その後もしりとりは進行。縊梨さんは引き続き過去を攻めまくる語彙で、たゆたんは3以下しか出ない運の無さ。
これどうやって勝つんだ……?となったところにダイス3つ同時振り!
いろはのことを言われて本気モード入った(ように見える)のいいね……たゆたん、いろはのことそういう風に思ってたんだ。
このやり方なら最低でも3以上は出し続けられる──と思いきや、その意図すら裏目る運の無さ。
そしてさらにそこから何を言うのかと思えば……繰り出してきたのは短歌!
村雨(むらさめ)の 露もまだひぬ 槇(まき)の葉に
霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
秋の夕暮れを詠った短歌であるというのもたゆたんと噛み合っててオシャレだな〜。
しかもなんとこの短歌を使うために最初からこの短歌に出てくる23音だけでしりとりをしていた、と。
そもそも23音で構成されてるのも含めてとことん夕方多夕と噛み合ってるなこの短歌。見つけた時脳汁すごかっただろうな西尾維新。
この31点をもってスコアは88対88の同点に。これも狙ってやってんの!??さすがにバケモンすぎない!??
夕方多夕の格が高すぎてなんぼなんでもカッコ良すぎる。
まあ30じゃない半端にデカい数字出てたらどうしてたんだとかツッコミどころは全然あるんだけど……
たゆたんのカッコよさで全部どうでもよくなっちゃったぜ。
「このルールでオマエを傷つけずに勝つことが難しい。」
の通り、引き分けたので結果として勝つことはできなかったわけだけど、ただ勝つよりどう見ても難しい引き分けを狙って成功させてるので球磨川禊の『また勝てなかった。』と同じなんだよな。そりゃ好きだわ。
アンヴァリッドちゃんまたフルネーム名乗りやってて好き。言いたくなる名前だもんね。
ちなみに「の 23音しか使っていません」のコマでは"ほおむしっく"が6点なのに合計点が7点増えてる作画ミス。どう修正されるのかな。
○僕のヒーローアカデミア 404話
オールマイトの大ピンチに爆豪勝己復活…!から。
出撃即一言も交わすことなく互いに手掴んで黒鞭×変速によるブーストかけてんのめちゃくちゃ息ぴったりのコンビプレイじゃん……
猛スピードでオールマイト救出に翔ける爆豪。
そこでバタフライエフェクトを引き合いに出しながら、「誰かの祈りが」と繋がっていく。
誰かの祈りに応えて戦う存在、それもヒーローだよなあ。
物理的な問題として声が届くか届かないかという話はあるんだけど、例え声自体・祈り自体は本人に届いていなくとも、それによって引き起こされた何かが回り回ってヒーローに力を与える…とするのはなんかすごく"救い"だなって思う。ヒーロー讃歌、人間讃歌って感じ。
そしてラストには爆豪、無事オールマイトを救出……!!
あの時オールマイトを終わらせてしまった無念をずっと抱えてた爆豪が今度は終わりを防いだ……!
そこでようやく発した第一声が「勝つぞ!!!」なの最高に爆豪勝己してて良いねえ〜!反撃の狼煙って感じするわ。
「ただの鼓舞ではない、その叫びは確かな決意!!」
アオリもすごい良い仕事してるなあ!
てかオールマイトの幻、状況に応じてリアルタイムで変化すんのちょっとおもろいな。そんな終末時計みたいなシステムなんだ。
○一ノ瀬家の大罪 46話
目覚めた美奈子vs翔。
翔、期待されてないってコンプレックスを抱えてたから功利心が先走って一家を夢の世界にブチ込んでしまったというお話だったのね。
みんなの問題を解決するヒーローを夢見た翼と本質がかなり似通ってる気がする。親子やね。
颯太は勉強ができたからそっちで期待を集めたのが目立ってたけど、翔も実際には全く期待されてなかったわけではなく、勉強とは別の方向での期待と何より両親からの愛があったのに気づけなかったということだったんだねえ。
結局はコミュニケーションの不全による不幸なすれ違い……ってことなのかな。
後半では、そんな翔を母の幸恵が一喝。
「素敵な夢を見せてくれてありがとうね 翔」とか鳥の絵のくだりとか、普通にいいじゃん…ってなったし、どんでん返しに頼らなくったって…というか頼らない方が良い話作れるんじゃん!!ってなった。
最初からこの路線だったら今ほど冷めずに済んでたのに……!
夢が耕三の研究を転用した現象という説明もされたし、颯太も目覚めたし、いよいよ畳みに入ってるのかな。
……翼、マジでずっと蚊帳の外だな……何のためにいるんだコイツ……?
○アイスヘッドギル 17話
最終決戦を目前に集う柱たち。
オルデンさんの弟子たちかわいいし「緩めの顔立ち」って言い回しはちょっと好き。
オルデンさん本人も「他者には敬意を払い品格を養う事だ」ってすごいいいこと言うじゃん。
刺青は月日をかけて刻まれるものじゃなくて入れた日に急に入るものだと思うけど。
そして突然ヌルっと登場するギルの父ドレキ……!
ここで見開きとか大ゴマを使えないのがこの漫画のダメなところの一つだなあ。リスの話とかカットしてドレキ登場シーンに尺割いていいだろ……!!
間違いなく作中で一番重要なキャラの登場シーンだろうに。
さらにグレイティストの弟オーネストも登場。
この明らかに巻いてるテンポ……どうやら終わりが近そうだね……
ラストにはギルとドレキが早速接触。
まあギルが複雑な感情を抱いているのは分かるけどそれにしても最後の表情はなんかすごい卑屈みたいで微妙に笑っちゃうな。
○アスミカケル 18話
掲載順やべえ……!太賀戦でなんとか持ち直してくれ……!!
本編は太賀の回想から。
火ノ丸相撲のチヒロに憧れてたことは仄めかされてたけど、チヒロ、とうとうセリフまでついて段々存在感が濃くなってきてるな。
「何度倒れても立ち上がるあなたの姿に…」
のところでドリトライが過ったのは内緒。あっちいけ!!
チヒロの試合を見たのをきっかけに自分もMMAをやろうと動き出す太賀。
楽しげで朗らかな様子の”当たり”の施設を描いてからの、やる気なくガラ悪く腐りきったジムで"ハズレ"を描くの、落差すごくてインパクトあるな~。
塾長もジム生も最悪で、太賀の期待、幻滅、闇落ちまでの過程がスッと入ってくる。
それでFUKIDAMARI見てイラついてたんだなあ。
ただ結局そんなジムの塾長もセコンドには来てくれてるんだよな。どういう距離感なんだろう。
「そして今度は僕が 僕と同じように裾野の縁で踠く者達に 勇気を与えるんだ!」
って言ってるけど、先週も書いたように闇落ち然とした戦い方で与える勇気も無いよなあ。その辺二兎の方から突っ込んでいってほしいところ。
ということでラストは二兎vs太賀の決勝戦開始!
互いに互いの攻撃防ぎながら攻撃しててハイレベルな戦いを予感させるね。楽しみだ。
●次号
週刊少年ジャンプ48号
表紙&巻頭カラー
呪術廻戦
まさかの高羽で巻頭。いいのか……!?
センターカラー
僕とロボコ
あらすじ笑った。「ロボコとロボコとロボコは世界を救えるか!?」そうだけど!
キルアオ
まだ始まったばかりなのにこんな予告フワフワしてるの初めて見た…
魔々勇々
カラー早くね!?
よりによってマルチバースロボコと同時っていうね。