デザフェス・模様替え
友人たちと一緒にデザインフェスタに出店した。
かねてより友人の夢であったデザインフェスタ。
『大人の文化祭』と聞いて、なんかおもしろそう!と着いていった。
1年ぶりの東京。
前日入りして東京に住む友人と友人の赤ちゃんに合って、翌日からデザフェス。
友人とも1年ぶりであった。
前に会った時は友人のお腹の中にいたものが実際に赤ちゃんとして動き、座り、寝返りをうち、泣いたり、ニコニコしたりしている。
ちっさい柔らかい5本の指で懸命におもちゃを握っている。
1年でこんなにも愛おしいニンゲンになるのか…と思わず驚いてしまった。
西松屋に行ってクロワッサンのヤドカリなんかの変な柄の赤ちゃん肌着を選んだり、美味しい焼肉を食べたり、あっという間だった。
(そういえば、前回会ったときも焼肉だった。)
粋な計らいにより国分寺駅まで送ってもらう。
明日からのデザフェスのことを考えるとなんだか生き急いでいて、友人の赤ちゃんに渡すはずの紙袋を渡し損ねて持って帰ってしまった。
駅のホームでひとり右手の紙袋を握りながら、ワハハ…と言った。
翌朝、ビルの狭間をモノレールに揺られ、東京ビッグサイトへ辿り着く。
見たことのある建物が行ったことのある建物に変わる。
私たちのブースは西館とやらの4階にあった。
迷いながら辿り着き、大急ぎで机の上に用意した商品をディスプレイ。
開店のアナウンスとともに会場で小さめの拍手がおこる。
デザフェスの2日間で自由時間もそこそこあったのだけど、私は西館の1階と4階、南館の4階、しか辿り着けなかった。そのくらい広い。
広いうえにすごい人。
ブースの前を人が通りかかるたびに、こんにちわ〜と言った。
まるでお店屋さんごっこだ。
興味を持ってくれた人が立ち止まってくれると、話したりショップカードを渡したり。
ショップカードや用意した商品にかわいいと言ってもらえると本当に嬉し買った。
嬉しいです!!と言った。
ハンドメイドやマルシェなんかの良さってこういうことか!と思った。
作り手に直接気持ちを伝えられたり、お客さんに直接作品を渡せたり。
素敵な作品や素敵な作家さんに出会えた。
イベントごとは人が多いしあまり好きではなかったけどハマりそうだ。
私が作ったシールや缶ケースなんかを、今誰かが持ってたり使ったりしてくれているのかと思うとふわふわ嬉しい気持ちになる。
全然赤字ではあったけどそれだけで充分だ。
なんとなくの憧れだったデザフェスに参加できたことが何よりである。
\在庫まだあるのでよかったら覗いてみてください〜/
寒かったり、暑かったり。わけがわからない。
部屋は冬に向けて支度をした。
同居人の貴重な休日を1日返上してせっせと模様替えをする。
前日は家具の配置案を自由帳に書き出し、あーだこーだ言ってなんとなくの決定をしていた。
いざソファの向きを変えたりテレビ台を動かしてみたりしてみると、なかなかしっくりこない、納得がいかない。
昼食の後から始めた模様替えだったが、外は真っ暗になってしまった。
結局、私がこれが一番いいと思うという配置に決めてしまった。
今まではIKEAで買ったテーブルがソファまでの導線を遮っており、それでなんとなく落ち着かなかった。
それが解消されて私は気に入っているし、かなり『リビング』という言葉が馴染む部屋になったと思う。
同居人の意見があまり取り入られてない気がするので少し申し訳無い。
何事も決定するのに1人より2人の方が難しい。
家具の配置にしても、外食の店にしても、洗濯機を回すタイミングにしても。
だけど春からずっと、どうしようと言いながらも2人でなんとかやっていっている
同居人の観葉植物とギター。私の椅子とパンダの親子。新しく買ったクッションカバー。
いいかんじに織り混ざったリビングのソファで、晩ごはんのあと、うとうとした。
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