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介護者が集うスナックがコンセプト

ここ数日、noteメンバーシップの制作・内容について作業していました。

コンセプトが決まりました。

「スナック」です。

介護に関わっている人も。そうでない人も大歓迎です!


※ブログ(WordPress・Webライティング)サポートプランを作ろうと思っていたのですが、コンテンツ準備不足のため開設初日でクローズしました。すみません😂
ですが、slackにて相談できる場所をつくりましたので、よろしければ上記のメンバーシップにご参加うえそちらをご活用ください。

noteの運用・公募に関しても語り合っていきましょう。お笑いのことでもなんでも。


コンセプトのヒントになることがありまして、

先日、とある「家族介護者の集い」に参加してきたんですね。認知症カフェ(オレンジカフェ)が主催する、介護者支援の集い・語り場です。

ぼくが参加している理由は、将来的な母の介護のこともあるんですが、
介護職員として、ご家族がどんなことでお困りになっているのか、ご家族の想いや心の葛藤を直接聞くことで、現場でのパフォーマンス向上に繋げたいと思っているからです。
利用者さんがデイサービスでを利用している時は、介護者にとってのレスパイト(休息)。とはいえ、夕方を過ぎれば終わりなき介護生活。介護は休みなく連続しているんです。
利用者さん本人の人生もありますが、介護者の人生も考えなくては行けません。介護とはそういうものです。
だからこそ、デイサービスではご家族の負担を減らすことも考えてケアに当たらなくてはいけないと、ぼくはそう思っています。

介護者は介護で精一杯のため、自分が孤独であることに気づかないということがあります。

介護のために仕事をやめ、友人と会う機会も減り、だんだんと外出の機会が減っていきます。

ぼくの、いとこのおばさんがまさにそうです。旦那は要介護3のパーキンソン病で、最近では認知症状も出始めてしまいました。
夜間失禁のがあるため、おばさんは2時間おきに下着を確認しているそうです。徘徊もあって、朝方パジャマで出掛けたおじさんは「ここはどこだ?」と言いながら警察に保護されました。パーキンソンなので、もちろん転倒のリスクがありますし。

おばさんは介護のことで目一杯で、いろんなことを諦めていました。「息子には面倒をかけたくない。」どんどん孤立していっている状態でした。老老介護の実情はそんな感じなのです。

その「家族介護者の集い」は駆け込み寺のように人が集まっていました。

そういった会で、その場で何かが解決するということはありません。

たとえば認知症介護のことで困っているという相談事は、結局のところ行政やケアマネジャーとの話し合いや手続きで、方法や手段を探していくことになります。

とくに認知症介護されているご家族の方は勉強熱心な方が多く、もうすでに多くのアイデアを実践され病気にも詳しい。当然ですよね、身内のことなんですから。

じゃあ、なんでその集いに人が集まるのか。

それは、心の内を吐き出したいからです。

介護で煮詰まっていった心と感情、ドロドロとした思考。鉛のように重くなった心を少しでも軽くしたい。

いちばんは、それだと思います。

心が軽くなることで、まだなんとか介護を続けられる。介護者の話を聞いていると、本当に首の皮一枚で崖っぷち、虐待がどうとか、ギリギリの精神、そういったことが心に突き刺さってきます。

集いで話される方のほとんどが、話し出したとたんに堰を切ったように嗚咽し言葉にならない言葉で話されます。

これは決して他人事ではない。自分ごとのように受け止められるからこそ、他の介護の方も涙します。

そして、心に少しの余白を作って帰る。また集まる。この繰り返しなのです。

さて、

そういった集いの場所がどのくらいあるのか。

【実施状況】令和4(2022)年度実績調査・47設置主体都道府県1,563市町村(89.8%)にて、8,182,カフェが運営されている。・設置主体としては、介護サービス施設・事業者、地域包括支援センターが多く見られた。

都道府県別 認知症カフェの実施状況

その中で「家族介護者の集い」が定期で開催されているのは、

ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。

ということはつまり、自分たちで解決する方法や手段、心の拠り所や逃げ道を作っておいた方がいいのではと思うわけです。

そして昨今、リアルスペースでなくていい時代が追い風になっているのではないかと思うのです。

けれども!

介護は辛いことばかりではありません、

面白いこともたくさんあるのです。

ぼくがやる以上「笑い」を意識しないことはありません。

「カフェ」と称してもいいのですが、

「スナック」のほうがおもしろそうなのでスナックにします。

雑談でもなんでもよくて、介護のことじゃなくてもいい。

そんな場所を作っていけたらなぁと思います。

何があるの?

肝心なことを忘れていました。

内容の紹介をさせてください。

  • 介護のマガジン980円」が読めます

  • slackへの参加

  • 記事紹介のつぶやき(不定期)

  • メンバーシップ限定記事(不定期)

主なコンテンツとしては、マガジンの閲覧とslackへの参加となります。

掲示板にやってみたいことを書いていきます。

スナックのチャージ代(300円)だと思ってもらえればいいかもです。

なんか「〇〇エンタメ研究所」みたいなノリになってきた気もするが、結果的にそうなってしまっています。

なにぶん、初めてのチャレンジですので、途中でコンテンツの内容を変更したりするかもしれませんが、より一層力を入れていきますので、

なにとぞ、ご参加いただけますよう、

よろしゅうお願い申したてまつるまするぅ〜でございます。



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介護エッセイ元お笑い芸人@のざき寿(ひさし)
介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。