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ヤジはもろともしない
「これの何が楽しいの?」
「疲れてるからやりたくない」
デイサービスのレクリエーションでヤジが飛び交う。
15時から16時の1時間、利用者さん全員で簡単なゲームをしたりして過ごす。利用者さんの中にはレクリエーションに対して消極的な方もいたり否定的な方もいたりする。
ちなみに今日やったレクリエーションはお手玉を洗濯カゴに入れるゲーム。少し離れたところから、点数のついた洗濯カゴへお手玉を入れるとても単純な遊びだ。投げる動作には手首や腕、肩関節や肩甲骨を動かすので、少しリハビリの要素も含んでいる。
ゲーム性とリハビリの要素を含んだレクリエーション。内容的に申し分ないはずなのだが、
「もう、わたしはパス。見てるだけでいい」
「お手玉入れたからって、なんなの?」
ぼくはこうしたヤジを受けながら、レクリエーションの進行をしていた。
介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。