きのう、きょう、あした、
嘘みたいに過ぎていく
ありがたいことに私には娘がいて、
毎日をひたすらに生きている。
娘の存在がどれほど大きいか。
考えなくて済むこと
穏やかに滑らかにしっとりとゆっくりと
悲しくてどうしようもなかった気持ちが解けている。
甘えん坊で頑張り屋で優しい。
ふざけんぼで大人びててすぐ泣く。
止まらない表情が、救ってくれる。
今も横から聞こえてくる寝息。
愛おしさの限界を超えるほど愛おしい。
きのうは無くならない、無くしたくない。
でもちゃんと今日は生きたくて、今こうして生きていられるのは。
そしてあしたが怖くないのも。