icco

週5で1時間半かけて電車通勤をする。お弁当には夜ご飯の残り物と冷凍したブロッコリーと冷凍食品、おにぎり。映画を観るのが好き。

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週5で1時間半かけて電車通勤をする。お弁当には夜ご飯の残り物と冷凍したブロッコリーと冷凍食品、おにぎり。映画を観るのが好き。

マガジン

  • むかしばなし

    昔を思い出したときに文字に残そうと思っています

最近の記事

きのう、きょう、あした、

嘘みたいに過ぎていく ありがたいことに私には娘がいて、 毎日をひたすらに生きている。 娘の存在がどれほど大きいか。 考えなくて済むこと 穏やかに滑らかにしっとりとゆっくりと 悲しくてどうしようもなかった気持ちが解けている。 甘えん坊で頑張り屋で優しい。 ふざけんぼで大人びててすぐ泣く。 止まらない表情が、救ってくれる。 今も横から聞こえてくる寝息。 愛おしさの限界を超えるほど愛おしい。 きのうは無くならない、無くしたくない。 でもちゃんと今日は生きたくて、今こ

    • 失うこと

      「ほんとうに袋あるって言ってた?」 妊娠が分かって、出血があって、早いけど初めての検診を受けに産婦人科に行った時、 「出血はよくあること。このくらい全く問題なし。大丈夫だよ。」と言われたのも束の間、内診を始めた先生が 「非常によくない」と言った。 コロナ真っ只中で産んだ娘は2歳10ヶ月になる。 第二子妊娠で初めて産婦人科に足を踏み入れた夫と診察室に入って聞いたのは、不安な言葉たちだった。 「妊娠してるはしてるけど、胎嚢が潰れちゃってるからまた来て様子を見ましょう」 次の

      • あったかい。

        あと2日で妊娠4ヶ月。 妊娠がわかってからの日々はつわりとの戦いで、 え、こんな辛いって聞いてませんけど? と思いながら暮らしてきました。 朝は1時間有休とらせてもらって、いつも通りに起きてゆっくり準備。たびたび途中下車してトイレに駆け込み戻しながら、とにかく前進するのみ!と通勤する日々。 ご飯は作れない、食べれない、食べないと気持ち悪い。 家のことは何もできず、とにかくずっと横になっていたい。 そんな日々にもほんのりと終わりの灯火が見えてきた今日この頃。 そ

        • 1日の途中

          地元を離れて早1年半。 最近はコロナウイルスのこともあり、めっきり帰れなくなっていたけど 私の体を綺麗にする場所(美容院、歯医者…)は地元にあって、変えられなくて、 今日は久々に戻ってきた。 1日の中に予約をめいっぱい詰め込んで、 一件終わったところが今の時点。 これから2駅移動する。 この駅のホーム、いつもの乗り位置。 不思議なことに懐かしさを感じない。 昨日もここで電車に乗ったような、そんな気分。 いい意味で田舎臭くて、落ち着く。 未だに、今住んでい

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        • むかしばなし
          1本

        記事

          つよさと弱さ、どちらも

          DAZNでは世界で活躍するスポーツ選手の名言がCMで流れている。 「結果だけがすべてではない」 こんなような言葉が流れたとき、夫が これは俺は違うんだよね、結局は結果が全てだって思うんだよね と言った。 これが1ヶ月前くらいのこと。 今電車に乗っていて、ふと思い出した。 なんで私はCMの言葉に共感するんだろう。 私の座右の銘は、なるようになる。 言われて嬉しい言葉は、大丈夫だよ。 こうやって並べてみると弱々しく怠け者の印象が残る。 小さいころ、知らない人

          つよさと弱さ、どちらも

          夜を過ごすということ

          家に着くと冷蔵庫に付箋が付いていた。 おかえりなさい!冷蔵庫におかずと味噌汁、刻んだネギがあるよ!ご飯はそろそろ炊けるよ! 昨日から1人の夜を過ごしていて、 それはそれは長い夜で テレビも1人だと面白くなくて 何度時計を見ても寝る時間には早くて お布団に入っても1時間は眠れなくて。 夜ご飯は1人分だし適当でいいし、自由にテレビ観れるし好きなことできるし、 こんな日もいいかな、なんて思ってたけど、 寂しさは分かりやすく体に出てくる。 あぁ、寂しいんだ、と痛感

          夜を過ごすということ

          薬指がとれて

          薬指がとれて とりあえず大切にティッシュに絡んで 3日くらい過ぎて あぁもう付けないとって思って わたしの薬指の無くなった所はもう 指先が無い人生を歩み始めてて 大事にしまっていた薬指も自分の道を歩み始めていて 2つをくっつけることは困難なのかもしれないけど とにかく元のように絆創膏でくっつけて それはまるで元どおりに見えたけど 指先の感覚はなくて。 すごくフィットしてるのに。 どうしてすぐにくっつけなかったのかって考えたけど より綺麗に元通りにした

          薬指がとれて

          お弁当お休みの日

          めんどくさいとき。 なんとも疲れているとき。 ちょっと楽したいとき。 明日はお弁当お休みしまーす と、言いますと、 はーい! と、言ってくれる。 私はそのあといいわけの様に 今はこうだから、 明日はなんたらだから、 なんて言うけれども、 理由がなんであれ はーい と、言ってくれる。 大したお弁当でもないのに喜んでくれる。 勝手に作りはじめたお弁当なのに 無理矢理持たせたお弁当なのに 三日坊主の私に作りたいと思わせてくれる。 私の夫はなかなか

          お弁当お休みの日

          好きな人に自由に会える世の中にしたい

          耐えられん。 耐えられん、会いたい、ぎゅっとしたい。 寂しそうな声は聞きたくない。 画面の中で会いたくない。 会いたくなって、 会いたいって言えて、 飛んでいけて、 顔を見て話せて、 美味しいもの食べて 思いきり笑って それだけでいいのに。 当たり前だったそれだけのことなのに 遠い。 もう苦しい。我慢の限界がきてる。 好きな人たちもそうなのかと思うと余計に苦しい。 どうにもできない。 じっと耐える。 いつまで? 思うから会えない。 思うか

          好きな人に自由に会える世の中にしたい

          蚊取り線香の匂い

          仕事が終わって駅へ向かう道。 マスクをしていても私のハナに吸い込まれる蚊取り線香の匂い。 仕事モードから家事モードへ切り替わり、夕飯は何にしよう、ちょっと疲れ気味の旦那さんをどう元気づけたらいいのだろう、そんなことを考えながら歩いていた。 そこへ、この蚊取り線香の匂い。 もちろん私の左腕には既に今年の勲章がひとつ。駅から家へ帰る道で、もう2週間前くらいになるだろうか、刺された。 そう、私は毎年数え切れないほど蚊に血を与え、蚊に痒みを頂いている。 というのも私の実家

          蚊取り線香の匂い

          こう、じんわりと胸が苦しくなる感じ

          ひとつになるとき 茜色の夕日 サーカスナイト 久しぶりにイヤフォンを付けた。 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されて、2週間ほどしていたリモートワークが終了し、通勤が始まって2日目の火曜日。 昨日は会社から借りていた重いノートパソコンを運ぶのに必死で、世の中の音を聞きながらの出勤をしていたもので。 サヨナラCOLOR 耳の奥というのか、頭の中にズンズン響く音が心地いい。 おだやかな暮らし カチカチに固まったフリーズドライのスープに熱湯をかけたような

          こう、じんわりと胸が苦しくなる感じ