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できないんじゃない、やらないんだ
もう、これを「いつやるの?今でしょ」くらいに流行らせたい。
いや、できないこともありますよ。国際的なピアノコンクールで入賞しろって言われても無理だし、ノーベル物理学賞獲れって言われてもできません。何十年か前なら可能性はゼロじゃなかったかもしれないけど(いや、ゼロだけど)、どう考えてももう叶いません。
でも、今から「書くこと」についてベストセラーを出版しろ。「つくるモチベーション」の第一人者になれ。これなら、なんとかなるかもしれない。だって、これだけ毎日書いて、そのことばっか考えてるんだから。
そりゃ、道のりは遠いです。正直「間に合うかな」なんて逆算もします。でも、可能性はゼロじゃない。少なくとも一合目くらいは登ってるはず。
そうそう、今朝こんなニュースを見つけました。
出版社を通さずに、Amazonから紙の本が出せるそうです。しかも、印税は6割(!)で、注文印刷だから在庫も持たなくていいんだとか。出版のこと詳しくないですが、なんだか夢は膨らみます。こりゃ、Kindleで電子書籍出したら、次はこれで紙の本出すかな。
昨日も書いたけど、できない理由なんて探せばいくらでも見つかりますから。どうすればできるかを考えないと。
わたしね、ライティングとかモチベーションとか、いろんなこと書いてるけど。最近、裏テーマがあるなと思っていて。それは、わたしが何もないとこから世に出ていくことで「ああ、こんな普通の人でもやれるんだ。だったらわたしでも」と思ってもらうこと。
なんとなく伝わってると思いますが、わたしふつーの人間です。平均的っていったほうが適切かな。ほんとに中庸、ある意味凡庸な人間です。
ただ、文章書くのが好きなだけ。その文章だって、とくに上手くもありません。わたしより上手い人なんて、ゴロゴロいます。ただ、書きたい、言いたいことはいくらでもあるから、それをみんなに聞いてもらう。また、ふつーだからマジョリティ(多数者)の気持ちがわかるんです。
そう、やらない人の気持ちも。やりたくても、やれない人の気持ちも。
わたしなんかって思うんですよね。わたしの書くことなんて、そんなの読みたい人いないだろうって。書きたいことがないんですよね。コンテンツをインプットするのは楽しいけど、いざアウトプットってなったら、何書けばいいのかわからない。
わかります。だって、ほんの3か月前までわたしもそうだったから。
「たった、3か月で偉そうに語るなー」もっともです。わたしが逆の立場でも思うかもしれない。せめて3年やって、何者かになってから言ってくれと。でも、それじゃ間に合わない。今がわたしの書きたい衝動のピークかもしれないし、十年に一度のこの風を逃すわけにはいかない。
それに、たった3か月ですけど、けっこう届くようになりましたよ。毎日記事を読んでスキをくれたり、Twitterでシェアしてくれる人。有料記事や月額マガジンまで購読してくれる人。あなたのことを、わたしはきっと忘れない。
ああ、こういうの「プロセスエコノミー」っていうのかな。世に出る過程も含めて、見守ってもらう、応援してもらう。でも、それってアイドルや芸人さんも同じか。なるほど、世の中どんどんプロセスエコノミー化してるんだ。
乗りましょうよ、この流れに。時代は「クリエイターエコノミー(個人の情報発信やアクションによって形成される経済圏)」です。エコノミーばっかであれだけど、生きてくには切っても切れない話ですから。
別につくることで生計立てなくたっていい。いきなりそんなの無茶だし。つくって報酬を得る。いや、その前に「これが自分のコンテンツ!」って言えるものをつくる。まずは、これですよね。これが自信になって、反応もらって、どんどんつくりたくなるんだから。
そうだ、昨日も下記の記事を読んで、刺激を受けて書いてみたって方のお知らせが届きました。うれしい。こういうのが、ほんとにうれしい。
だって、うちの記事がなかったら、生まれなかったコンテンツってことでしょ。書いたことが届くべき人に届く、誰かの背中をそっと後押しする。発信者として、こんなうれしいことってあるかな。ないよね?
なんの話だっけ?ああ「できないんじゃない、やらないんだ」です。
もうみんなで、呪文のように唱えましょう。文章でなくたっていい。イラストでも、楽曲でも、学び系の動画でも、なんだっていい。あなたのコンテンツをつくりましょう。わたしは知ってます。クリエイターにとって、つくって反応をもらうことが、この上ない喜びだってことを。
「○○だから、できない」って言いたくなるときは、こう言い換えましょう。「○○だから、やらない」って。そう、できないんじゃない。やっぱり、それはやらないんです。
だって、誰もあなたを鎖で縛って、牢屋に監禁してるわけじゃないから。時間はないかもしれないけど、note読んでる時間はあるから。めっちゃ読んでほしいけど、そこまで時間がないなら、つくることに回してほしい。自分のコンテンツをつくってほしい。
そんな時代がきたんです、遅くなんかないですよ。てか「クリエイターエコノミー」は、今がまさに夜明けです。
まだ何者でもない人の逆転劇、小さいものが大きいものを倒すジャイアントキリング。漫画でも映画でも、それが一番おもしろいじゃないですか。なりましょうよ、主人公に。コンテンツを見るだけはもう飽きた、次はあなたが生み出す番です。
感想やシェアがうれしい!みんなで上手くなる「書く部」もぜひー
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