【生活は患い】27歳の癇癪
AならばBという予定の話
その昔、「想定内・想定外」という言葉が流行った時代があって。妙に耳の奥にへばり付いている。
「せっかち」や「真面目」や「几帳面」なんかで言い表されるような性格はしていないが、僕にはどうにも昔から、ダメで、苦手で、どツボって、攻撃的になるパニックトリガーがある。
それが、「予定外の出来事が同時進行的に3つ以上重なること」である。
多分正確には、予定じゃなくて想定なんだと思う。
9時~10時は何をして〜のようなことには拘りないし、
今日中にこのタスクを必ずこの手順で完了させねばならない、
と思う程でも無い。
ただ、パニックに陥らないようにシミュレーションは何パターンも考えながら生きてる。
AであるならばBのプランで、
A'だったならばCのプランで、
AどころかDになったらEのプラン、Aの後にFとGくらいなら有り得るからBかCが選べる条件を内に設定しておこう。
こんな具合。
癇癪……いや、怒りでないのだけれど。
で、今日はいい年した大人が、髪をぐしゃぐしゃにし、呻き喚き叫び寝転がり蹴りつけ床を叩き物を投げつけ「待ってよ待ってよ」を繰り返したという訳。
この見るも無残な瞬間湯沸かし器を、癇癪というらしいが、そしてこの癇癪というものについて回るのがアンガーマネジメントというものらしい。
違う。これは怒りでは無い。不安と恐れと機能停止で身体がどうにも脳の制御から離れてしまっているSOSなんだ。
本当にどうにもできないんだ。
だから待って欲しいしの一点張りなわけで。
再起動させて欲しいから、煽ったり焦らせることをしないで時間が欲しい。
怒りの表現じゃない。不安と接触不良の表現で、自分の物では無い身体になってしまう。
どうしろというんだ!!
全く困ったもので、
体力の消耗は激しいのである
というわけで1日寝て過ごした報告は以上なり。
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