【恋愛と結婚の心理学#3】 恋愛の基本は「本当の自分を知る」こと
パートナーシップを心理学的に深めると、自分の深層心理の状態が、相手との関係性のなかで顕著に現れていることに気づきます。
自分に制限があったり、自分の本音に気づかずにいれば、パートナーとの関係性に不具合が生じます。
相手とのコミュニケーションに問題があるような場合でも、深く掘り下げてみると、「自分」の自我やマスク、考えかたの制限などが原因であることがほとんどです。
そんなふうに言うと、すべての原因が自分にあると思い込んでしまうかもしれませんが、パートナーシップに限らず、すべてのものごとは、「表面的な原因」と「心理的な原因」の2つが重なっています。
この連載では、「心理的な原因」にフォーカスしています。「表面的な原因」は時と場合によって様々であるため、一概にすべてを自分のせいだと思わないようにしてください。
また、「心理的な原因」を探ることができれば、根本的で創造的な解決策にたどり着くことができます。自分の人生を、もっと面白く楽しくしていくために必要な気持ちやあり方を、深層心理をとおして見つけ出すことができます。
恋愛や結婚に向き合うことは、何よりも深いレベルで「自分を知る」ことでもあります。
そのため、愛しあえる人がいるよろこびだけでなく、仕事、人間関係、自己価値、夢の実現や才能開花など、「自分自身」と「自分を取り巻く環境」のすべてにプラスの影響を与えるようになります。
「表面的な原因」と「心理的な原因」を見分けながら、うまく自分を探っていくことが、恋愛と結婚、さらにはしあわせな人生を実現するための最短距離となります。
「表面的な原因」と「心理的な原因」を見分けながら、
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