君を呼んだのは多分僕です。
君は神様だから
才能なんかに縛られんでもよいし
君が才能だと思っているものは
多分人間が勝手に考えたもので
それはただ効率が良くて生産性があって
たまたま都合が良いだけのものだから
君が思うような高尚な類のものではない
君は神様だから
その次元でしか感じ取れない何かがあって
それは人間にはなかなかに理解し難い
例えば僕とかも時々君が酷く矮小に見えるけど
本当はただ計り知れないだけなんだろう
僕なんかの物差しじゃ到底
その全貌すらもきっと見渡せないから
君が神様ゆえに
時々この世界はさぞかし窮屈だろう
あまりにも手続きの多いこの星も
想像よりもスピードの遅い三次元も
さぞかし不満が出るだろう
それでも今日も愚かに見渡せない
僕といてくれてありがとう。