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今まで書いたことばのコラムまとめ2022

中日新聞教育面で連載中の「校閲記者のほぉ~ワード」。おもわず「ほぉ~」と言ってしまうような言葉の話題を取り上げています。

2022年の記事をまとめました。中日新聞Webにて無料でお読みいただけます。登録も不要ですのでぜひリンクからどうぞ!👇

「四六時中」の由来って? 算数を使った面白い言葉遊び

一日中、といった意味を持つ「四六時中」。「4~6時中なら2時間しかないんじゃないの?」。そう思ったことはありませんか?
2022年1月17日掲載


オリンピックを「五輪」にした瞬間 80年前の記者のひらめき

「五輪」といえばオリンピックのこと。この起源をさかのぼると…
2022年2月14日掲載


【目で見る方言】あさって、次の日は「ささって」?

「三重県ではあさっての翌日を『ささって』と言う」。読者アンケートを使った方言調査で、多くの読者から寄せられた意見です。そこで今回は「あさっての次の日」の言い方を調査しました。
2022年3月13日掲載


「極まる」「極まりない」違いはない?

「この山道は危険極まる」と言うと、山道がとっても危険な様子を表します。では「危険極まりない」と言ったらどんな様子になるでしょう?
2022年4月11日掲載


テークアウトをテイクアウトに変更 世間とずれていたわけは

読者の方から、「紙面で『テークアウト』とあるが、『テイクアウト』とするのが一般的ではないか」「子どもたちは学校で『テイクアウト』に近い発音で教わるはずで『テーク』だと誤解を招かないか」という指摘がありました。
2022年5月8日掲載


公用文で「!」「?」が使えるように!? ルール改定は70年ぶり

「!」や「?」を使うと感情の表現がしやすくなりますね。それぞれ「感嘆符」「疑問符」と呼ばれるこの二つの符号。実は今、見直されつつあります。
2022年6月13日掲載


新:「あらた」と「あたら」 音が入れ替わる言葉の現象

新。小学校2年生で習うこの漢字は「あたらしい」とも「あらた」とも読みます。考えてみるとちょっと不思議な気がしませんか。「あたら」と「あらた」。なぜ「た」と「ら」が入れ替わるのでしょう。
2022年7月11日掲載


【目で見る方言】「大判焼き」名称問題を深掘り レアな呼び名や派生品も

「大判焼き」、「回転焼き」、「今川焼き」−。
前に朝ドラで話題になったあんこが入ったあの「お菓子」は、さまざまに呼ばれています。その地域で有名な店の商品名で呼ばれることもしばしば。今回はそのお菓子を主にどう呼ぶか、インターネットの読者アンケート「中日ボイス」で聞きました。
2022年8月14日掲載


かつて野球はアルファで終わった

九回表2死、高く上がった打球は外野手のグラブへ。先攻チーム、1点及ばず試合終了―。
野球のこのような状況で、スコアの九回裏に刻まれるのが「x」という文字。「バツ」ではなく…
2022年9月13日掲載


漢数字は書き方いろいろ 一、拾、百、一千〇〇〇…

紙面には漢数字の書き方が2種類あるのにお気づきでしょうか。
2022年10月9日掲載


【目で見る方言】 「なごや」のアクセント、あなたはどれ?

高校で放送部に入って初めに言われたのが「方言はやめようね」でした。番組制作は標準語が基本。「ずっと名古屋に住んでいたって『えびふりゃー』なんて言わないし余裕」。そう思いました。アクセント(高低)も標準的なものにします。問題ないとは思いつつ、念のためアクセントを調べる辞典で確認すると…案外私のアクセントと違う?
2022年11月13日


「ばし」が「はし」に。橋の名前が濁らないのはなぜ?

名古屋市には「新瑞橋」という地名があります。「あらたまばし」。地下鉄の駅名が書かれた看板には、ローマ字でそう書かれています。地下鉄駅を出て南へ歩くと、小さな川に橋が架かっています。橋には、橋の名前が書かれた橋名板があり、ひらがなで「あらたまはし」。
「ばし」と濁らず「はし」?
2022年12月12日掲載


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