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美味しさにも『なじませ時間』

先日焼いた人参ケーキを冷凍しておいた。
朝起きたら食べようと思って冷蔵庫に移して寝た。

カチカチから柔らかむっちりに戻ったケーキを、
トースターであたためてお皿にのせた。

ひとくち齧ってみると、あれ。美味しさ増している?

ましまし

私はケーキを自分で作るようになったここ数回の経験で、
2日後くらいからがより美味しいんだなあと体感した。
 
そういえば桃ゼリーを作ったときも、
桃を煮た時の味見ではなんだかいまいちだなと書いたのに、
一晩経って口に含んだら、おもわず唸っちゃう美味しさに変化していた。

たくさんのスイーツをお作りになっているtommioさんも、
先日コメントで「作りたてより時間おいた方が馴染んで美味しくなることありますね。」と、教えてくださった。

私は待てずに「すぐにすぐに!!食べたいっ!!」となりがちだし、
以前同じような教訓というか気づきを、耐水のメモ帳から得ていたのだけど、
応用がきいてなかった。
おもしろい。

ケーキ作りのレシピにはよく、
『焼きあがったら粗熱をとり、半日置く』
など記載されている。
 
半日だけではなくさらに1日、2日というなじませ時間が、
美味しさ増し増しの幸せ時間になるとわかりましたので、

『家に帰るまでが遠足です。』の感覚に似て、
『2日かけてなじむまでがお菓子作りです。』
この標語を胸に、作るそして食べるとやっていきたいと思います。


投稿86日目

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鈴蘭
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