お風呂かシャワーか論争の着地点
ガス代節約で必ずのように出てくる、お風呂(湯船にお湯を張る)かシャワーか論争。
結論ですが、金額だけで見るならシャワー。より、節約するなら、シャワーをこまめに止めて、短時間で終わらせる。
これからの季節を、心身ともに健やかに暮らすためなら、お風呂でゆっくり温まってください。もちろん、体を洗う時のシャワーは短め、掛け湯は少なめで。
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などいうと、5行日記になるので、もう少しグダグダします。
下記の記事では、水道代やガス料金まで細かく計算して比較しているので、今回犠牲になっていただきます。ごめんね。
シャワーの時は、シャワーオンリーなのでいいのですが、、
湯船に入る場合、掛け湯をしたり、体を洗わないのですか?
湯船のお湯で掛け湯をしたら、足し湯はしませんか?
もしくはシャワーを使いませんか?
3人一度に入浴ならともかく、それぞれ入浴の場合追い焚きはしませんか?
という、少し意地悪な疑問を感じてるオバサンです。
体を洗い、掛け湯かシャワーを浴びて、湯船に浸かるとしたら、「シャワー+お風呂」「お風呂+掛け湯分を足し湯」となるわけで、計算しなくてもシャワーオンリーの方が安くね?など、思うのですが、そのような記事には出会ったことがありません。
掛け湯も洗髪もせず、そのまま湯船に浸かりお風呂終了にできない、私が神経質かつマイノリティすぎるのかもしれません。
東京ガスの最新情報によると、
4人家族の場合…
シャワーを1分短くする 〜 年間9,704円お得
節水シャワーヘッドを使う 〜 年間で9,704円お得
シャワーの設定温度を2度下げる 〜 年間で2,939円節約
浴槽の湯量を20L少なくする 〜 年間4,852円お得
お風呂のふたを閉める 〜 年間で4,039円節約
時間をあけずに入浴する 〜 年間で3,174円節約
洗濯のほか、掃除や散水などで浴槽の半分の90Lを毎日活用 〜 水道代約8,000円※相当の節約(年間約33,000Lを節水)
結構な節約になりそうですが、節約・節水意識の高い家庭では、すでに節水シャワーヘッドを使用、入浴時以外はお風呂の蓋をしているでしょうし、気温が下がるこれからの季節に、シャワーの設定温度を2度下げたり、浴槽の湯量を20L減らすのは、非現実的です。
シャワーはこまめに止め、シャワーでもお風呂でも時間をあけずに利用することを意識すると、多少経済的。ただ、風邪でもひこうものなら、その節約分は一発で消え去ります。
それよりも、気持ちよく温かく過ごす方が経済的かつ精神衛生上も良いと言えるでしょう。
なお、給湯器の操作パネルの待機電力を節電ために、その都度オンオフする説も相当数出回っていますが、使用後にオフにしても年間200〜300円程度の節約です。塵ツモと言われればそれまでですが、あまりに「塵」レベルの話です。
その「塵」レベルをとことん突き詰める努力を重ねるよりも、お風呂やシャワーの回数を減らす→お風呂に入らないという選択をすることで、究極の節電・節約・省エネが可能になります。
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劇的な節約にならないとわかっていても、目に入るとついつい見てしまう節約系記事。読んだところで、ほとんど意味のない情報で、むしろ時間を損した気分になると、わかっていても結局見てしまい、noteまで書いている。
という、無駄使い連鎖を極めた着地点が今ココ。
こんな記事を最後までお読みくださった方、ありがとうございます。世に溢れている節約系記事や自称有益記事なんてこのレベルです。あまり細かいことを気にせず、どうぞ温かく健やかにお過ごしください。