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渋沢さんと、キャッシュレスと、お金のありがたみと、金銭感覚へのこじれた雑考

渋沢栄一さんは、我が家ではまだお目にかかっていないのですが、新券は実在するのでしょうか?

数ヶ月前に我が家にいらした福沢さんは、今でも我が家の引き出しに鎮座したまま、出番待ちしています。

先日、ニコニコ現金払いのみの病院で、手持ち分最後の樋口さんのお見送りをしたところ、夏目さんがいらっしゃいました。安定の安心感があります。

記憶が間違いがなければ、7月中旬頃にATMでそれなりの金額を引き出した時は、全員福沢さんでした。渋沢さんは、まだ瀬戸大橋を渡っていなかったのかもしれません。

暑いので「日常生活」のみで過ごしていたら、気がつけば10月。
日常生活では、買い物や交通機関のほとんどは、キャッシュレス決済ができるようになりました。

我が家には、年内に渋沢さんが来ないかもしれない。
福沢さんをお見送りしたら、津田さんか北里さんは来るかもしれませんが。

アラカン・アラフィフが小さめ地方都市に住んでいてもコレ。
少なくてもこの3ヶ月の生活では、「お金のありがたみ」を教えてくれるはずの「現金」にほとんど触れていません。

私たちよりも若い世代で、都市部に住んでいたら、もっと現金に触れなくても生きていけるはず。

「現金じゃないとお金のありがたみがわからない」とよく言われますが、そもそも現金がなくても(暮らそうと思えば)暮らせる時代になのに、なんでありがたみだけは「現金」であり続けなければならないのだろう。

キャッシュレスだから金銭感覚が麻痺するのではなく、「ご利用は計画的に」の感覚の欠如に過ぎないのに、いつも自分以外の誰かのせい。そんなのばっかり。

「ありがたみを感じるのは現金」派、「お金の大切さが伝わるのは現金」派に所属する場合、ポイントなどの扱いはどうなるのだろう。ポイントはポイントだから、ポイントにすぎず、どうでもいいのか?
そうなると、ポイ活に励むのはあまりにも寂しいことになる。

ただ、ポイントはそのままお金の代わりに使えたり、アフィリの成果としてポイントで還元(支払い)されることもある。それって、交換手段や信用(小さいけど)としてはお金と同じ扱いなわけで、だとすればポイントも大事でありがたみがあることになる。では、そのありがたみはどう伝えて教えるのか。

なんてことを考えていたら、頭が痛くなったのでおしまい。

「子供の金銭感覚がおかしい」という話を耳に(目に)しました。少し考えてみたら、おかしいのは◯ではないかと思ってしまったので、ここにこっそり書き捨てておきます。

ところで、今の子育て世代も「ありがたみを感じるのは現金」派が多数なんですか?古い慣習とか習慣とか常識とか、サクッと乗り越えていきそうな気がするのは、私がモノを知らな過ぎなのか?
検索して答えを知るのが最短かつ最強だから、それ以上は考えたりしないのか?

お祝いやお年玉のキャッシュレス事情はどうなのかと思っていたら、リサーチがありました。↓

出典:マイナビニュース

入学祝い・引越し祝い・出産祝いは、キャッシュレスでの送金は相性がいいと思うのすが、20〜30代でもまだまだ少数派でした… 

結婚式のご祝儀や香典は、あったら便利ではありますが、「気持ちを包む」文化ですし、ご祝儀はピン札とか、半返しなどが「マナー」とされているうちは、馴染むまで時間がかかりそうですね。


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