当たり前が当たり前じゃ無い現状
世間一般的に言うところの身体の健常者には普通にできたり、なんの不自由さを感じない事でも肢体の障がい者である私にはできて当たり前では無い事があります。
最近の支援員の発言で傷付く事がありました。
悪気がないのはわかるけど、正直一言多い。
最近膝と股関節の変形が進み、ちょっとした階段でも痛いし、どうかすると歩くのも痛いので今は杖歩行してます。
施設の二階で作業してるので、杖をついて階段を登って、下りは両手で手すりを持って一段ずつ降りてます。
階段を登るのは杖が必要だけど、杖を持って降りるのは危ないからスタッフに杖をもって降りてほしい。と頼みました。
そしたら「上に置いといたらダメなんですか?」と言われました。他のスタッフは「いいですよ。」と言ってくれます。
送迎車のセレナもデリカも後ろの座席は助手席より少し高いです。正直乗りにくいです。
デリカに乗ってるセンター長は出来るだけ私を助手席に乗せて、無理な時はステップ代を置いてくれます。
セレナを運転するスタッフにも後ろは乗りにくいからできれば助手席がいい。と話すと、「そんなに違いますかね。」と言われました。
健常者からは感じない微妙な高さでも両足悪い私には全く違います。
今朝セレナで迎えに来てもらい、助手席には別な利用者さんが乗ってて、スタッフに右側から乗って。と言われたので、左からしか乗れない。とこたえました。
そしたらまた「そんなに違いますかね。」と言われました。
今までのそのスタッフの発言も重なって今日はイライラしてました。
とどめに、帰り際に「セレナにも踏み台を常備する事はできませんか?」とスタッフに言うと、「いりますかね。」って言われました。
欲しいから言っとるんやん。と思いつつ、「あると乗りやすいし、膝への負担も少ない」と答えました。
センターに登録してるのは精神障がい者だけでなく身体障がい者の方もわたし以外にもいらっしゃいます。
当事者じゃないからわからないかもしれないけど、肢体が健康な人のできて当たり前とかが肢体障がいを持ってる人には当たり前じゃない事が沢山あります。
それを踏まえて利用者の安全を確保しながら、一人一人に合った支援をするのがスタッフの仕事だと私は思います。
健常者とか障がい者とかあまり区別したくはありません。
でも言葉一つで私は傷付くし、不自由な部分があるのが悔しくもあります。
健康だったら出来る楽しみも諦めないといけない歯痒さもあります。
もう少し言葉を選んで支援して欲しいと思うのは私のわがままでしょうか。