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えいがみたよ2023-45_48


●ビルマの竪琴
小さい頃に見ていて、どんな話だった?と聞かれ
「おーい水島、一緒に帰ろう」だね…
と答えたのだけれど、最後だけでなく、常々みんなそのセリフを言っていたね。オウムに教えてたしね…

曲が良くて。最初の"旅愁"の合唱でもうすでに涙が…
日本から遠い地で、命もいつ落とすかわからない状況であの歌詞とメロディーはもうこころが…。
埴生の宿も、仰げば尊しも、元々はアメリカやイギリスの民謡だったり、という歌を歌うのもいいな。
イギリス兵も共に歌うところはまた涙が…
音楽は国境を越えるよね…

知っていたからグッときたけど、もし、知らない曲だったらどうだったんだろ。と知らない自分がいないので確かめようがないけれど。
今、もし故郷や国を思ってみんなで合唱するときは、何を歌うのだろう。仰げば尊しも、知らない世代だったらきょとんとするよね…?

竪琴のみで返す水島くんに、口で…口で言っちゃえばいいじゃない…!…!!と思わずにはいられないけど、口に出したら心に決めたこととかも揺らいじゃったりするかもしれない…。いろいろ考えて、考えて、言えなくて、竪琴で伝えたんだな…と思うとほろりとしてしまう。
ご家族どうするんだろうな…は私もとてもとても思うけれど、でもそれよりも大事なこと、やらねば後悔することをやる決心。戦争はだめだよ。誰も幸せにならぬ。

しかしオウム…あんなに捕れるんだね…びっくりしちゃった。

●ブレードランナーファイナル・カット
学生の頃授業で話題にされてから、たまにタイトルを忘れつつ、ようやく観ることに辿り着けたブレードランナー。
始終どんぱちでもなく、淡々とレプリカントを探して、隠れて、追いかけ追いかけられ。
すごい。当時だったら退屈だったかも…
でも、今観てるのですごく好きな感じになってる。
1982年とかから見る未来の風景…いいよね…
前回のザ・フライもそうだったけど、コンピューターとかなんというんだろう、ぼったくて…いいよね…
住みたくないけど、
良い感じにごちゃごちゃして、サイバーパンクで
美しいところと闇の部分と。
かっこよくて、おしゃれな映画だったなあ。

レイチェルがじょうすけくんだ…ふふ…

●ブレードランナー2049
すっきりした未来になったな〜、と思ったら一作目を思わせる街も健在で、ふふ…となりました。
どういうこと…?とミステリー感覚でも楽しかったし、心理的な面でレプリカントたちの立場のこともつらくて考えちゃうし、人間はろくなことしないな。
死闘の後ろでデッカードがあっぷあっぷしてるのが気になってな…。苦し!!
Kもつらかったな。そっかー…ってなったな…

ピーターパン関係3つ。
●フック
スピルバーグさん制作だったんだなー!船長のダスティン・ホフマンも良かった。
何もかも忘れつまらない大人になったピーターをみたときのみんなの絶望感。フック船長もかつてのライバルがあんなことになったら…気の毒…

●ピーター・パン(2003)
フック船長へのオジジ・孤独・負け犬、の誹謗中傷がひどすぎて、これ…船長だけじゃなくて、現実的に結構心にグサグサくるのでは…?と苦笑いです
子ども…容赦ない…

ティンカーベルがびっくりするほどかわいくないんだけど(^o^)、妖精っていたずら好きで、ちょっと結構ひどいことするよね、の表現の仕方は良かったな。

ピーターはピーター・パンであり続けることを選んだってことだよね。それはいいことなのかどうなのか、他のみんなはこちらに来たのに…とか、今後どうするんだろ、とちょっとさみしくなっちゃったけど、
ピーター・パンはきっとまた、新しい子どもたちの拠り所になるのかな。って。

●PAN
個人的に一番最高でした。FF9とラピュタ好きさんはきっと刺さるとおもうんだけどな。めっちゃくちゃたのしかった。
ピーター・パンを元にして、オリジナルファンタジーとしてここまでしてくれて…最高だった。
ヒュー・ジャックマンさん、この映画に出てたのぜんぜんしらなかった…!楽しげに役をなされておる。
妖精の表現もきれいだったな!にじゅうまる!



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