えいがみたよ2023-32_35
●GODZILLA(2014)(2019)
私の中のイメージゴジラは、ヒトには興味はないけど、そこに天敵がいるからなぐりにいきます。とか、なんか攻撃してきたからなぐり返します、とか行く先に障害物(建物とか)があっても気にしません。前に進むだけです。であって、そうですね…生き物だけど"災害"みたいに思っているのだけれど(合っているかしら…)
このシリーズのゴジラは、心なしかコンタクトとれそうなゴジラでたのもしくもあり、でも、基本天敵がいるからなぐりに来て、たまたまヒトにもラッキー(もちろん被害は大きいけれど…)だったってたけで、なんか、そういうのが、良かったな。
共通で言うと、どちらもグッドタイミングで来てくれるゴジラでした。
あと、ヒューマンドラマはなくて…いいっかなー、なーんて思っちゃったかなー
2014年のはたまごが恐ろしかったなあ。
ラストのゴジラはお疲れ様でしたーーー!!と声をかけたくなる背中でした。
結果地球めっちゃきれいにしてくれたゴジラ
口の中に直ビームはされる方きついね…
2019年
2014年で被災されたひとつの家族の設定が、えっ。おかあさん。お母さんどうしたの。と、しばしついていけなかった節があったのと、この家族のためだけに動いてくれる組織の寛大さに、やはり、ヒューマンドラマでなくて怪獣大決戦にのみ焦点でも良かったのでは…となりつつも、一気に目覚めた怪獣たちが多すぎて、2014年であんなに疲れたゃったのにゴジラしんじゃう…とはらはらしつつも、相手はしぼられ、しかもモスラというガチ女王がたのもしくて、モスラが観てみたくなりました。
神々しかった…
怪獣たちと交信とかしだして、人間め悪だくみするのではないだろうな…とはらはらしたけどちがくてよかった。よかったけど、いずれそういう輩がでてきたらゆるせん。怪獣はそういう対象でなく、操れない存在であってほしい。
●シン・ゴジラ
GODZILLA観たらシン・ゴジラ観たくなりました。
ただただ、こやつをどうするか。
を突き止めていくのがすっきりしていて好きだなー。
当時も蒲田くんに、おお…となったけれど、今回もかわらず、おお…となりました。よどんだ目よ…
急激進化に身体が追いつかなくて一回海に帰って冷やすとか、生き物なんだなあ…。
もうどうしようもないし最後の手段として核で解決しようとする偉い人どうかと思うんだ。
あれは、ないものとして考えてくれないかな(現実も)
自然発生する台風とかには使わないのに。生き物だからなのかしら。いや、ゴジラと台風では規模が違うかもしれないけれどさ。だからこそ、使わずに対処したのすごくすき。
●サマーゴースト
生きながら死んでしまっているような3人が幽霊に会ったとき。その幽霊が怖いひとではなくて。
むしろ惹かれてしまうような、
幽霊も、いいかも。と思ってしまうような方向に行ってしまうのでは…?と不安がよぎりながらも、そうではなくて、この人の前で、みずからその道を選んではだめだ。という気持ちにさせられるのがすばらしかった。
お話も、絵も、どちらも欠けては生まれなかったかも。とても、きれいで、はかなくて、
今は自分を縛り付ける大きな大きなことで、逃げ場なんてなくてどうしようもなく八方塞がりでも、
小さな小さな一歩が(でもその一歩がとてつもなく、心臓が破裂しそうなくらいものすごく大きくて遠い壁なのよね…)、自分の呼吸を軽くしていったり、(でもまだ苦しいこともたくさんある)
その一歩が変わることも、変わらないこともあって、
もうね、この4人の世界がたったの40分でぎゅっ、と詰まっていて。もよもよ…もよもよしちゃう…!
●花様年華
もし自分が演技をする人だったら、おしゃれさに憧れるかもしれない。けど、演技をする人ではないので、お話自体は男にええー…となるけど、
互いの奥さん旦那さんの顔は見せず、という演出はおしゃれだなあ。存在してるけど、あいまいになる。
女優さんのお召し替えが見どころなのかな?一つずつ描き留めたら楽しそう。