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えいがみたよ2023-36_39


●HELLO WORLD
過去現在未来系のはね、混乱するのよね…!
なんとなーくわかったつもりでいてわかってないってことが脳内で行われて、ようするにわかってないんだけど、もう、キャラクターとかお話の勢いとか雰囲気とかで判断するしかなくってね…!

この作品の場合は、えっと、
"現在"にとっての未来からしたら"現在"は過去のデータで、でも、"未来"の未来でもあるわけで…
結局データじゃない現在はないの…?ない…の…?
ぐる…ぐるする…
映像きれい!
図書委員に選ばれるなんていいな!
大人気で勝ち取れることなんかなかったよ…

●騙し絵の牙
わあ、みんな、嘘つき〜
いや、嘘つき、というかずるさというか、闇やみ。
戦略とはそういうものなのか。そして、勝ち取ったら見える世界を体験したら、やめられなくなるのだろうか大きな会社になるということはーーー

高野さんの実家の本屋さん。小さい時こういうとこあったなあ!あと、どこだったかどこかの街の本屋さんのことも思い出した…あれはどこだったんだろ…
たぶん、白い犬とワルツを、が大ヒットした頃…。積んであったもん。
とかいうことも思い出したどこ…
やり方が良くも悪くも出版社や本を盛り上げたく、の戦略に振り回されながらも自分の居場所やできることを掴み取った高野さんかっこいいな。

●LAMB(ラム)
ジャケット見て気になっておりました羊。
"えっ…どういうこと??"と思ったとしてもセリフには出さず進んでいくので"えっ…どういうこと??"と思うほうが違うのかもしれない…と思わせるというか…
いや、でも、おじさんそうだよね、やっぱり違和感だよね?おじさん、おじさん、なにか、言って!!と思っていたらいつの間にか仲良し…
魔力なの…?
始終もや…もやとしながらも
なにか…得たいのしれぬ未知の力があるんだろうな宗教的というか神話というか…

●聖なる鹿殺し
LAMBに続き得体のしれぬなにか力のあるもやもやにひっぱられる映画を立て続けに観てしまった
"悪魔"みたいな存在でもないし、そういう"力"を使う、という描写もない。そもそも力があるのかどうかもわからないし、そういうのが当たり前の世界なの…?と思いそうになるし、いやいやでもこれってマーティンに関わったからだよね…(そもそもの原因はこっちにあるとしても)。
神話が関係してるみたいだけど、
神話の世界の話って、残酷描写さくっと書いてけっこう、あるけど、あれは神話の世界だからな。と割り切れるところ、知ってる現実世界でやられると、狂ってるわ…となるのを感じた。
とにかく不気味だし不愉快だし、マーティン役の役者さんすごいな…
このもやもや感、なんだろう、監督さんの他の映画も観たい。

●レジェンド・オブ・フォール
1つの家族の、いや、トリスタンの大河ドラマかな…

お父さんは闘って経験してからの嫌気が差しての今の生活を手に入れたけど、息子たちは、その闘いを知らないのだものな。知らないからこそ、その行動や考えは愚かでも、愚かと分からず。旅立っちゃう。
行って後悔が見えてるのにな…
仲良しで、ずっとこのままでいてほしい。
あのときは仲良しだったのに…
と見終わったあと思うくらいの穏やかな時間は、映画内の時間で言うと、冒頭の冒頭だけでびっくりする。
音楽がすばらしくて、少ない時間でも、脳内に焼き付いてる…

トリスタンは生命力が強すぎゆえなのか、周りの短命さがつらい。スザンナに関しては、待て待て。と思わざるおえない…あなた…3人とも魅了したわ…でもいい子だからそういうふうには見えない…
お父さんすきだな。ホプキンスさん、というのもすごくいい。
あと、ここの場面でその音楽流す…!?というところできれいな音楽流すから、エッ、となる。好き。

見終わったあと、スタッフロールの曲を聞きたくて巻き戻したの仮面の男ぶり。

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