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ほんよんだよ「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」
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「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」三國万里子さん著/新潮社刊/978-4-10-354781-5
https://www.shinchosha.co.jp/book/354781/
ひとつひとつの万里子さんの思い出が万里子さんの言葉で編まれる言葉たち。が、とても心地よくてするすると心に入ってきます。言葉の選び方がなんてかわいいのだろう。
生きていてもどかしいこと、まあいいやのこと、ゆずれないこと。みんなそれぞれ。
生きてくのって大変だ。とも思うし、なんてことでもないなるようになる、とも感じたり。
読むたびに、その時のコンディションで感じることが180度違うかもしれない…とどきどきしている。
たまに取り出して、よみたい。
腕時計のことや、お人形のこと、
ふとしたときに、写真が現れて、ああっ。さっきの!という出会いが嬉しい。表紙のお人形は、ああっ、この子…!と本を閉じて眺めたり。
読み進めるだけじゃなくて、ぱたんぱたんと戻ったり進んだり心地よかったなあ。
はじめに、にあったように、時系列がゆらゆらしているのもとても良かった。すきだなあ…
雄鶏社が(ずいぶん前に)もうないこととか、なかしましほさんとご姉妹ということをこちらの本で知りました…っ。ご姉妹で一年に一度の展示。すてきだなあ。
雄鶏社は、自分が知らなかったことにびっくりしてしまって。そうしたらパッチワーク通信社もだって芋づる式にでてきて、やっぱり知らなかったことに衝撃で。
本屋バイト時代のお友だちに知ってた…!?と3年ぶりにメッセージ送ってしまったわ。
バイトに行っているところ、常々雄鶏社もパッチワーク通信社の本もあるから…何も感じなかった…
そっか…手芸の本、いっぱいすてきなの出てるけど、厳しいんだなあ…