ほんよんだよ「切手デザイナーの仕事」
「切手デザイナーの仕事-日本郵便 切手・葉書室より-」
/間部香代さん著/株式会社グラフィック社 刊/978-4-7661-3716-3
精密な絵や、かわいい絵、写真や美術品や日本を代表する絵本や漫画等作家さんの作品。いろいろなデザインの切手はどのように、どのような方が作られてるのだろうか、と思っていた謎がこちらの本に、ぎゅっと詰まっていて。一気に読むのはもったいなくもあり、読んだら頭がパンクしてしまいそうなこともあり、おなかいっぱいになる1冊。
それぞれのテーマに合わせて、専門家の方に確認して頂いたり、デザイナーさんが足を運んで、その場所や空気に触れ体験して出来上がったものだったり。原作者さんの気持ちを大切にされて真心込めて出来上がったものだったり。
手描きの技法も多種多様で、(ああ…切手デザイン原画展、催されないかな…!)
印刷方法もどの加工にするか等々、等々、知らなかったこと、ええっ!?ということがもりだくさんで、ああ…心もおなかもいっぱい…!
たくさんの人が関わって、担当のデザイナーさんが完成の形へと作られていること。アイディアと技術の1枚。1シート。ひとつのデザインと向き合う気持ちとお仕事の丁寧さ…心がきゅっ、きゅっ、となりっぱなしでした。
お便りに貼るのが好きで購入しているけれど、手触り確認したり細やかなところもじっくり見たり、手元に置いておきたくなっちゃう…!
切手好きのお友だちにプレゼントしたいな〜
http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=48966