ほんよんだよ「へそまがりの魔女」
「へそまがりの魔女」安東みきえさん文/牧野千穂さん絵/アリス館刊/978-4-7520-1030-2
魔女と娘ちゃん。じんわりじんわりあたたかくて、ああ、いいなあ…いいなあ…と読みました。また牧野さんの絵が素晴らしくて相乗効果が最高です…
ねずみ氏がたまに話せること、そしてねずみ語に戻っていく様子が、これまたなるほどなあ!と納得しちゃう感じで。ふふふ。ちゅうちゅう。
へそまがりなので、言い方にどっきりさせられるけれど、きちんと受け取ると優しさの塊で。
誤解ってとても怖いもので。こっちの気持ちがちゃんと伝わらないと、どんどんねじ曲がって悪くて悲しい方向に行ってしまう。王さまたちは、勘違いをせずにきちんと受け取ってすばらしかった。良い国だし、これから100年も、魔女の呪い、があるからね。良い国であり続けるね。