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「終活」で考えておきたい5つのこと

「終活」はなぜ、誰のために必要なのか。

①いつ「終活」を始めるべきなのか

年齢に関係なく「今すぐに」始めていただきたい、が本音です。

残念ながら、「いつ」「どんなアクシデントが」自分に起こるのかは誰にもわかりません・・・。

事前に知ることもできません。

命があったとしても、自分の思いを外部に伝えることができなければなりません。

だからこそ、少しでも気になっている「今」から始めていただきたいです。

早すぎることはありませんから。

②「終活」はなぜ、誰のために

「終活」と聞くと、「生前整理」や「遺言」のイメージが強いです。

そのために、「『家族』のためでしょ」と思われがちです。

確かに、遺された家族や身の周りの方々の「負担軽減」につながります。

もちろん、そのためにも必要です。

しかし、

「まだまだこれからの人生を心配事なく楽しんで生きていただく」

ために必要なのだと思います。

自分がこれからの人生を楽しむため、に「終活」を活用してください。

心配事や不安に思っていることを減らすことも「終活」だと思います。

③「終活」で考えるべき5つのこと

いよいよ本題に入ります。

・人生の棚卸し

「人生の棚卸し」とは、

いままでを振り返り、これからやりたいことをまとめておくこと、

です。

「終活」のスタートが「人生の棚卸し」です。

「人生の棚卸し」で自分の思いや準備の過不足を明確にします。

市販されている「エンディングノート」などを使ってもみてもいいです。

ただ、市販されているものはページも多く、書くのが大変なものもあります。

自分に合ったものを選んで、負担にならないようにしてください。

・断捨離

「人生の棚卸し」で見えてきた過剰なものを処分したり、整理しましょう。

自分でできるものもあれば、専門業者さんに依頼した方がいいものもあります。

・医療や介護に対する希望

これからどのような「医療」や「介護」を望んでいるのか、をハッキリさせましょう。

また、認知症などによって、自分の意思表示ができなくなってしまうことも考えておく必要があります。その時に「誰に」「どんなことを」手伝ってもらいたいのか、任せたいのかを決めておきましょう。

・遺言書

せっかく遺していく財産です。

その財産が原因で家族や身の周り人が争うことのないようにしましょう。

そのためには、「遺言書」を遺してください。

・亡くなった後の手続き

あなたが亡くなった後には様々な手続きが必要となります。

誰かが(例えばお役所)勝手にやってくれることはありません。家族がいれば手続きしてくれると思います。

しかし、その手間、時間、量は「負担」になります。

家族や身の周りの人からその「負担」を軽減してあげることを考えておいてはいかがでしょうか?

「おひとりさま」や「親族が遠方にいらっしゃる方」などは必ず考えておいてください。

亡くなった後の手続きは、「死後事務委任契約」という契約を生前に結んでおくことで解決できます。

④まとめ

「終活」は、

・考えているなら今すぐ

・まだまだ続くこれからの人生を楽しく過ごすために

・家族や身の周りの方の負担を減らすために

・「生きている間のこと」と「亡くなった後のこと」を考えて

・まずは「人生の棚卸し」から

始めましょう。



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