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説得力のある声とは?

説得力を持つのは、抑揚があり、やや強めの声です。

アメリカ・ブランダイス大学の心理学者ジャネット・ロビンソン氏とレスリー・マッカーサー氏は、男性二人の会話音声を70デシベルと75デシベルという2種類の大きさに加工し、それらを実験参加者に聞かせ、どう評価するか検証しています。

その結果、75デシベルの音声のほうが、親しみやすく論理的であるという評価になりました。

以上から、説得力があり、信頼感が持てる話し方をするためには、息を強めにし、低めの声を意識するとよいでしょう。

また、息を強めにし、声はすこし高めにすることで、明るくハツラツ感を出すことができます。

このように場面に応じて声を変えることも意識してみてください。

【参考文献】
Robinson, J. & McArthur, L. Z. (1982). Impact of Salient Vocal Qualities on Causal Attribution for a Speaker's Behavior. Journal of Personality and Social Psychology, 43(2), 236-247.

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高嶋 幸太(Takashima Kota)
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