【フィルム作例】Canon L39 50mm F2 を綺麗にしてから試写
Canon L39 50mm F2は1950年代に発売されたL39マウントのオールドレンズ。
オールドレンズ界隈では、安くて写りがいいと今なお人気の逸品になっています。
ただしクモリがでやすいのが特徴。
古いレンズなのであんまり気にしないで使うのがいいですが、簡単にレンズ内清掃をしてバルナック型Leica Ⅲfに装着して試写してみました。
クモリや汚れが出やすいということはそれだけ分解の難易度も低くなるということです。
簡単に清掃
カニ目レンチというアイテムを使ってレンズを外していきます。
こんな感じで2点の穴に差し込んで回して使います。
CanonのL39マウントレンズはくぼみも掴みやすく簡単に外していくことができます。
外したらレンズ専用クリーナーなどで綺麗にしていきます。
ビフォーの撮影忘れたのでわかりにくいかもしれませんが、こんな感じで透明感満載に。
フィルム作例
ACROS100 IIでご近所をパシャリ。
露出はカンでやっているので結構むちゃくちゃ・・・
作例少しですが、このレンズはだいたい中古で1万円前後で買えるレンズ。
結構いい感じ?じゃないかと個人的には思います。
Canonはバルナック型のコピー品も作っていて、この頃のレンズなどはその後80年代まで続くモノ作りジャパンの走りともなった製品群が誕生しており、モノ作りの想いを感じ取れるレンズ。
これが不思議とマウントアダプターでデジタルカメラ撮影すると、全く別の印象になるので面白いです。