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カーボロネロはカリッカリに!

カーボロネロ、黒キャベツ、ラシネートケール、恐竜ケールともいいます。
キャベツと言っても、丸くなるわけでなく、葉は縮れており、4~50センチにもなります。
日本ではあまり見かけないかと。
イタリア中部トスカーナ地方の伝統的な冬野菜のひとつです。

恐竜ケールってなんだ?というところですが、表面のデコボコが恐竜の皮膚に似ているからだとか。


縮んだケールかな?

キャベツというとツルッとした表面の葉を思い浮かべるかもしれませんが、カーボロネロは表面がデコボコ。キャベツです、と言われて、はいそうですね、とはとても言いがたい形状。
丸くならないですしね。タイトルの写真のように長い葉が広がっており、その葉1枚1枚を切って収穫します。

味もキャベツというよりケール。そう、ちょっとした苦味があります。ただ、ケールほど苦くないかな?

品種としてもキャベツとは言いますが、原種に近く、ほとんどケール。
※いろいろ調べましたが、ちょっとわからない部分です。

栄養豊富、ミネラル類とビタミンが多く含まれてます。ミネラルはカリウムやカルシウム、ビタミンはビタミンC、K、Uが豊富。

煮込み料理にぴったり

煮込んでも煮崩れしにくく、イタリアのトスカーナ地方では煮込み料理によく使われるとのこと。
食べたことないですが、「リボリータ」
煮込むの意「ボリータ」に再びの「リ」、再び煮込む料理。
もともとは余った野菜や豆に固くなったパンを入れ煮込んだ家庭料理のようです。

にんにくなど香味野菜を炒めたところに、野菜と豆を入れひたすらグツグツ煮たもの。味付けは各家庭で違っているようです。
野菜、豆、パンが入ればいいとうことなのかな?

焼いても、炒めてもおいしい

もちろん煮込み料理に限らず、フライパンにオリーブオイルを引いて、フチがちょっと焦げるくらいまで焼くのもおいしいです。
ケールはこの焦げた感じがたまらなくおいしいのですが、カーボロネロもそれに負けず劣らずおいしい。

または、ザクザク切って炒めて肉料理にそえたり、他の野菜と一緒に炒めた野菜炒めでも。
キャベツと黒キャベツの炒めものは、同じキャベツの仲間なの?というくらい色、食感、味が違うので、白っぽいキャベツ炒めが濃い緑色が入ることでシンプルですけど素敵な一皿になります。

おすすめは「カリカリカーボロネロ」

適当な大きさに切ったカーボロネロを皿に広げ、オリーブオイルをかけ、レンジで3分。
そして塩をパッパッっと全体に軽く。

カリッカリにに仕上がったカーボロネロは、あっという間になくなってしまうくらいうまいっ!
お酒のおつまみにも、食事の箸休めにも。

簡単ですので、ぜひお試しくださいね。

問題は手に入りにくい

スーパーで売ってることはまずないと思います。
変わった野菜を作っている農家がいる直売所なら手に入るかも。

こたろうファームの無人販売所にはたいてい置いてあります。
実はじわじわ人気が出てきており、並べていてもいつの間にか売れてしまっていることもしばしば。

もしご要望の場合は、
LINE @kotarofarm
メール info@kotarofarm.com
までお問い合わせください。

2月いっぱいは販売する予定です。
※売れ行き次第で早々になくなる場合もあります。



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