ジャン・プルーヴェの言葉
学生のころ、野山に出かけては建物のデザインを描きまくった。
目の前のなめらかな葉っぱの形や、風の流れをうまくかわす鳥の巣をモチーフにする。
今も、デザインのインスピレーションのほとんどは自然の中にある。
社会に出ると、構造力学やコストを考えなければならなくなった。
自然の美しさを建物として実現させることができるようになった。
ADXには、さまざまな専門分野を持つメンバーがいる。
デザイナーや構造や機能、コストを担うメンバーがホワイトボードを前に議論を重ねる。
異なる専門性を持つメンバーが集まることで、プロジェクトはゴールに向かって動き出す。
ADXが求めるのは、優先順位が高い順に「環境への配慮」「施工性」「耐久性」「デザイン性」そして「ユニークさ」だ。
どんなアイデアも、これらを満たさなければ実現することはない。
20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えたフランスの建築家でデザイナーのジャン・プルーヴェの有名な言葉がある。
Never design anything that cannot be made.
(つくれないものをデザインしてはならない)
ADXの大切な指針の一つとして、この言葉がオフィスの壁に記されている。