賢い人になるための10個の知恵
1、自分より賢い人がいるときには沈黙する。
賢い人がいる時には二倍どころか話す100倍聴きましょう。
沈黙は黄金の鎧です。
耳が二つついているのは、話す倍聞くことが大切だからです。
2、人の話の腰を折らない。
賢い人がしゃべっているときに
「あっ、それ知ってます」などの無駄な合いの手は
話の流れを途切れさせてしまいます。
とにかくしゃべらないこと。
勿体ないのでやめましょう。
3、答えるときにあわてない。
何か話すことを求められたときは焦ってしまい失言してしまいがちです。
特にデリケートな話題に関しては落ち着いて話しましょう。
そして、最終的には奥の手答えを求められても
沈黙してしまえばOKです。
奥の手の使い方を知っている優秀な政治家は世界中にたくさんいます。
4、的を得た質問をし、筋道だった答えをする。
自分よりも賢い人に質問をする際
相手が答えやすいように
相手の負担にならないように
相手から何か一つでも多く引き出せるように
しっかりと考えて質問しましょう。
いつだって良質な答えを引き出すのは良質な質問者です。
5、知らない時は、認める。
タルムードにはいろいろな問題について人々が問題を提起した話がたくさんありますが
その中には最後に「わからない」と書いてあるものもあります。
「わからないときには、わからないと言う」方が
蘭薫桂馥に繋がることを示唆しています。
蘭薫桂馥(らんくんけいふく)→子孫が繁栄することのたとえ。
植物の「蘭」と「桂」が立派に成長して香り立つという意味が由来。
言葉を発しなければ失言はしません。
そして黙っているだけで賢人はいろいろと話してくれます。
そして「知らない・知らなかった」と言うだけでさらにどんどん知識と叡智を得ることができる可能性があります。
「知ってます」「わかってます」というだけで学ぶチャンスはその瞬間断ち切られます。
6、良い壺はすぐ使う。
いつの日か使うためにつぼを大事に置いておくことは辞めましょう。
7、度を超すといけない7つのモノを知る
世の中には度を超すといけないものが7つあります。
旅行
ガールフレンド
富
仕事
酒
薬
香料
8、使い過ぎるといけない3つのモノを知る
世の中には多く使いすぎるといけないものが3つあります。
パンのイースト
塩
躊躇い(ためらい)
9、銅貨の音
音楽家を目指すみなさんであればピンとくるはず。
日々の練習の積み重ね。
一年目と十年目では練習の内容はもちろん、維持する力も相当なものになっているはず。
ブログの制作だって同じこと。
音楽家のような発信する者にとって必ず必要になるWebサイトも
初めての投稿と100記事目の投稿では銅貨の音は全く違います。
最初はうるさい(しんどい)ですが、ある程度銅貨が壺に貯まるまでは
根気強く、粘り強く頑張りましょう。
10、【重要】あなたの舌に教えること。
あなたの舌に「私にはわからない」ということばを一生懸命教えなさい。
ユダヤの教えの中では「沈黙は黄金の鎧」と言われ
口と舌には特に注意して生きるべきだと言われています。
沈黙の重要性は非常に大きいです。
筆者が20代でとってもえらーい人の席に出席することになったときに
師匠から言われたことは一つでした。
『とにかくしゃべるな』
本当にこれだけでほとんどのことはうまくいきます。
えらーい人との席ではお酒に気を配りながら
笑顔でニコニコ相槌を打ってください。
政治家の方々を見てください。
実に多くの政治家の方々が失言だけで足元をすくわれています。
おまけ:行動はことばよりも声が大きい。
沈黙という黄金の鎧を身にまとい、行動しましょう。
多くを口で語る人よりも行動で語る人の方が影響力は絶大です。
哲学者パスカルはこんな言葉を残しています。
あなたの夢に興味があるのはあなたの恋人だけです。
他の誰も興味がありません。
夢を語る時間があれば、夢を現実化するために今すぐ行動してください。
なりたい自分になる方法はこちらの記事で解説しています。