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夢中になりすぎて。

夕方、枝垂れ桜の有名なお寺へ行ったが枝垂れはほぼ散ってしまっていたので境内を散策した。

境内の奥の池のふちに咲く桜があった。花房が池に落ちて、去年の蓮の名残と一緒に浮かんでいた。散って間もない桜の淡いピンクの色ともうすでに枯れて色をなくしたものの対比が美しくて儚いとおもった。その被写体に夢中になった。

ふと視線を感じたので振り返るとミニチュアピンシャーがいた。まったく気がつかなかった。長いリードの先には飼い主さん。生暖かい視線と苦笑いを頂いた。ミニピンはめちゃくちゃかわいかった・・・。

そして翌日職場のスタッフに「昨日、○○寺で幸せそうに写真撮ってたね」と言われて少し恥ずかしかった。見られてるなんて思ってもなかった。

どう撮ろうか、どこがきれいか、どの位置から撮るか等に夢中になる。もちろん回りに迷惑かからないように気を付けながら。見られてることは忘れがちだから、そこにも気を付けよう。

#旅する日本語 #大童




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