ジェフ・ベゾスの習慣がわかる?
amazon創業者ジェフ・ベゾスが、今までいろいろなところで書いたりしていた文章等を編纂した「Invent and Wander」。
amazonが創業時に株主に向けた書簡の内容なんかも含まれていて、それを読むと、当時は「インターネットの中に本屋を作って、どうするんだ?」と事業性に疑問視されていた中、その後の成長を予見していたのではないかと思うぐらい的を得た内容で、スゴイと感じる。
この本の中には、創業時の思い出として、毎晩その日の注文品を車に乗せて、ジェフ・ベゾス自ら郵便局にまで発送しに行き、そういうときに「いつか自分たちの配送センターを持ちたい」と思ったという創業時のエピソードなんかもある。それが今や、世界にいくつもの配送センターを持ち、多くの雇用を生んでいることを考えると、大きく成長というか、進化がスゴイ。
とくに気になったのが以下の点、
社内では、パワーポイントを使わず、
6ページメモ(Six-Page Narratives)を使う重要なミーティングは午前中に行う
「社内はパワポ禁止」、A3メモ1枚に集約させるなどのようなルールは、トヨタなんかでも行われている。写真や図をベタベタと貼り、枚数が多くなると、資料としてはもっともらしくなるが、議論の焦点をぼやかされる。そういうパワポの弊害をなくして、本質に集中するようにすることは、経営の意思決定を行う上では、かなり重要なことだと思います。
「午前中に重要なミーティングを行う」ことは、私自身の社会人経験でも、それは実感します。頭を使わないといけない資料作成やクライアントとのミーティングなど、午前中の方が、建設的なことが多いです。
ちなみに、ジェフ・ベゾスは、8時間の睡眠で、早く寝て早く起きるという生活スタイルだそうです。