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伊勢志摩 廃真珠工場再生による地域創生 - うみらぼの1期目を終えて。

気がつけば、うみらぼの1期目が終わりました。
いつも多岐にわたるご支援、ご協力、そしてご声援を送ってくださる皆さまにあらためて心より感謝申し上げます。


うみらぼ 1期目の振り返り


のべ150人以上の協力による2トントラック50台分の真珠養殖漁具の片付け地銀と公庫による協調融資、さまざまな工事にまつわる許認可、事業の許認可取得、全国の学生に参加いただいた地域課題解決のインターンシップ母校の中学校での講演など、たくさんの出来事がありました。

また、絶望的だった護岸工事を終えて、水道と電気も開通し、浄化槽、桟橋と筏も設置されました。かなりややこしい案件を引き受けてくださった会社様には感謝してもしきれません。

護岸工事 Before / After

2期目のスタート

そして、今月からは外構・建物修繕の第1期工事が始まります。またまた問題がたくさんありそうな雰囲気ですが、多様な知恵を持ち寄って解決していければと思います。2期目は無事にオープンの日を迎えれるように父やメンバーとともに励みます。

うみらぼの目指すビジョン

その後は、英虞湾の使われなくなった真珠養殖場数百ヶ所の再生、それらへの自動運転船によるアクセス、先端技術とローカルを組み合わせたものづくりや芸術祭の開催、伊勢志摩にいらっしゃる多様な方が集まり、知恵を持ち寄り、地域の課題解決ができる場を目指したいと思います。

二拠点での挑戦継続

私は普段は自動運転スタートアップの会社員です。わがままにも、グローバルな人事のプロフェッショナルになることを目指しています(道のりは遠い)。1年以上二拠点生活を続けています。

入社当初から家業再生や地域創生に取り組むことを認めてくださる現職の役員、上司、同僚には頭が上がりません。うみらぼに携わることで手を抜くことは決してあってはいけませんし、人事採用でのアウトプットをしっかりと出し続けたいです。

会社員と家業経営の二足のわらじを履くことへの考え

会社員と家業経営の2足のわらじを履くことに疑問をお待ちになる方も多いと思いますし、さまざまなご意見もいただきます。

うみらぼは手段としての法人化を選びましたが、実現したい想いは「地域を元気にしたい」というその一点です。そのことに地域の出身者が行動しているというシンプルなものです。

「自らの夢も諦めず地域に貢献する」、そういう生き方をする方々が増えていけば伊勢志摩に限らず、さまざまな地域の活性化も進むのではという持論もあります。

ただ、両者が全く繋がってないわけではなく、うみらぼでの活動を通じた経験や人とのご縁が会社員での仕事に生きたり、自動運転の民主化による地域課題解決という観点から、いつか相乗効果を発揮できるものと信じています。



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