関東と故郷の二拠点生活を1年間やってみた - 自動運転スタートアップの人事と三重で家業の事業再生
この記事は?
こんにちは。かわのです。
自動運転のスタートアップで人事をしながら、家業の真珠工場跡地を再活用し、船でしか行けないキャンプ場づくりをしている一児の父です。
今年の4月から新しいチャレンジを開始しました。その近況報告を兼ねて二拠点生活のことを書きます。
自分のように「故郷に帰りたい」 「故郷のために何かしたい」 という人向けに、何でもオープンにしているつもりですが、気になることがあればお気軽にご連絡ください。
今、何をやっているの?
「かわのが真珠を作って売り捌きはじめたらしい」と伝わっているっぽいのでちゃんと事実を書きますw
①自動運転スタートアップの人事
冒頭にも書いた通り、現在 3つのことをしています。
一つは、日本発でグローバルに事業展開する、自動運転スタートアップのTIER IVで人事。自動車業界(Tier 1)、ITベンチャーでの経験を生かしながら、採用や組織開発を担当させてもらっています。
下記はTIER IVの直近の大きなプレスリリースです。
採用戦略や計画立案、チームづくり、採用ブランディング、ダイレクトリクルーティング、各エージェントとの採用体制構築やインターナルコミュニケーションなど、これまでの経験を生かしながら新しい挑戦の機会をいただいています。
コアバリューである「THE PROFESSIONAL」を体現する、ソフトウェアからハードウェアまで多岐に渡るエンジニアや事業開発のプロをはじめ、本当に優秀な同僚に刺激をもらいながら、アウトプットを出せるように日々奮闘中です。
自動運転の民主化をともに目指す、新メンバーを随時募集しています!
ご興味ある方からのエントリーをお待ちしております!(宣伝失礼します)
②船でしか行けない秘密基地づくり
二つ目は故郷での家業再生と地域貢献です。先日、実施したクラウドファンディングの後、プロジェクトを具体的に進めるべく、家業を「うみらぼ株式会社」として法人登記いたしました。
現在は、老朽化した護岸や建物の大規模修繕等のハード整備、利用想定者に認知・興味を持っていただくためのイベントや広報活動、持続可能な経営を行うための事業計画づくりと創業支援申請等を行なっています。そして、来年のキャンプ場オープンのため着々と準備中です。
うみらぼが稼働し始めた後は、志摩市・英虞湾全体への取り組みに繋げていきます。個人的にずっと何とかしたかった地域の雇用と教育の多様化に貢献できたらと思っています。
活動の様子はnoteのマガジンやFacebook, Twitterで発信しています。lit.linkにまとめているので、よろしければ是非ごらんください。
③一児の父
もうすぐ1歳になる子どもの父親です。
ちゃんと出来ているか分かりませんが、0歳児の成長スピードに毎日驚きながら子育てを楽しんでいます。最近、ハイタッチしてくれるようになりました。
東京と三重を行ったりきたりで、奥さんにはかなり負担をかけてしまっていますが、文句も言わずに(たまに言われますが)、ずっと応援してくれているのでとても感謝しています。
二拠点生活の実態は?
滞在比率
普段は、東京大学や千葉大学のキャンパスがありスマートシティ化が進む、千葉県の柏の葉キャンパスで暮らしています。TIER IVでの平日のお仕事は基本千葉の自宅または三重の実家からのリモートワークで、週に一度 品川へ出社しているような状況です。
三重でも平日の日中はTIER IVでのお仕事で、うみらぼの活動は平日夜や土日の時間を充てています。
(TIER IVに実家でのリモートワークやうみらぼの活動を許可いただき実現できているので、経営陣そして上司やメンバーに本当に感謝をしています。)
現在は柏の葉6:東京1:三重3といった滞在比率です。東京(柏の葉)⇄三重の移動は、その時々でクルマで行ったり、電車で行ったりしています。
移動コスト
当然ながら、移動時間が圧倒的に増えました。そして、その移動費用は自費になります。一度の移動でクルマだと約7時間、電車だと約5時間半くらいかかかり、往復の費用は大体どちらも3万円程度です。
年間でだれよりも多く柏の葉⇄三重の往復をした1人だと思います、多分。
最初は、移動はぶっちゃけデメリットにしか感じていませんでした。
現在は、各移動手段ごとに最大限有効活用するようにしています。例えば、クルマの移動時間中は必要な電話、ミーティングをなるべく入れるようにして、電車での移動中には集中して資料作成やブログを書くようにしました。移動には終わりがある時間なので、集中して取り組むことができています。
ただ本音を言うと、移動に関しては引き続き改善したいというか、良い時間の使い方があれば教えてください。また、三重県は空飛ぶクルマの実証実験に力を入れているので早めの社会実装にとても期待しています。(むしろ実験台になりたいくらい)
変化したこと① - 時間の使い方
移動時間以外の使い方もかなり変わりました。以前は、スイッチの切り替えが苦手でしたが、今は時間の区切りが明確なので頭の切り替えと集中ができている気がします。
変化したこと② - 人との出会い
二拠点生活をするようになり、自分が今いる業界とは全然違う世界にいる方や幅広い世代の方々との接点が増えました。
うみらぼでは、年齢で言うと10〜80代の方まで、地域は北海道から沖縄、そして地元の三重県各地の方々と交流が増えています。その業種・領域は挙げるとキリがないくらいです。
これはとても良い経験になっていて、
「情報は開示して、知恵は持ち寄った方がいい」
「デザインは何をやるにも大事だ」
「コミュニケーションをしっかり取ろう」
とか、
普段、当たり前だと思っていたこと通用しなかったり、思考のプロセスや大事にしていることが全然違っていたりするからです。自分の故郷に対し、無意識の思い込みがたくさん存在していました。
大袈裟に言うと、海外に行った時のような感覚に近いかもしれません。
そこから、実際に足を運んで、話をして、一緒に汗を流し、お酒を飲んだりしながら時間を過ごすことで、徐々に思い込みを解くことができているような気がします。これは自分の凝り固まっていた価値観のリセットに良い影響があったと思います。
変化したこと③ - 情報や機会
国、県や市での取り組みに関する情報、経営・事業に関する情報に触れる機会が増えたと思います。(というか、気にするようになりました)
そして、関連のイベントへご招待や、さまざまな人をご紹介いただいたり、ご取材のお問合せを頂戴することが増えました。
「インターネットの普及によって、情報や機会はオープンになったのか?」これは事実であり、事実でないのかもしれません。
ちゃんとしたデータに基づくものではありませんが、待っていても情報も機会も平等にはやってこない。行動や発信している人に集まる傾向があるように思います。
アンテナを張って、行動をして、発信をして、チャンスがあれば手を挙げる。シンプルですが、情報や機会は得るためには必要なことなのだと思います。
総じて
まだたったの1年なので、結論を言うには早すぎるかもしれません。
それでも、東京で自分のやりたいこともしながら、いつか実現したかった故郷や両親への恩返しを同時にできており、個人的には最高の時間の使い方をさせてもらっています。
今後、リモートワークの普及、副業・兼業の浸透、メタバースなどの新技術の確立、もっと先には自動運転の民主化等、さまざまな要素があって、固定の場所にとらわれない生き方、働き方をする人は増えていく。自分のように二拠点生活を始めようかと考えている方も一定いることと思います。
僕は「故郷に帰る= 夢や挑戦が終わる」 と思っていた時期もありましたが、決してネガティブなことではないと知ることができました。
ちなみに僕は二拠点生活をオススメしたい訳ではありません。ただ、何事もやりたいと思った時にやってみるのが一番良い。それっぽい綺麗な説明は後でいい。これは一年間やってみての正直な感想です。
今後の予定
まだまだ完全に固まっている訳ではありませんが、しばらくはこの3つを継続していきます。
グローバル企業で人事のプロフェッショナルに成長、貢献すること
うみらぼをオープンし、地域の産業と教育を多様化すること
家族そして、子どもとの時間を大切にすること
最後に宣伝
8月20日(土)にうみらぼ予定地にてイベントを開催いたします。
オフライン・オンライン同時開催です。ご興味ある方は是非ご参加いただけますと大変嬉しいです。