『スオミの話をしよう』ネタバレ考察/ヘルシンキの意味は?5人の夫の象徴や映画元ネタ
三谷幸喜監督・脚本の最新作『スオミの話をしよう』を公開初日に鑑賞。いろんな意味でぶっ飛んでいた。感想と結局5人の夫とスオミの構図で何が言いたかったのか考察していく!元ネタの『サンセット大通り』にも触れる。
あらすじと相関図
スオミ(長澤まさみ)が誘拐されたと連絡を受けた4番目の夫・草野圭吾(西島秀俊)と部下の小磯杜夫(瀬戸康史)は、現在の夫で詩人の寒川しずお(坂東彌十郎)の豪邸へ。草野は庭師である魚山大吉(遠藤憲一)が1番目の夫だと知りショックを受ける。4番目の夫で草野の先輩でもある宇賀神守(小林隆)そして2番目の夫でYoutuberの十勝左衛門(松坂桃李)も合流。誘拐犯から身代金を用意しろと電話がかかってくる。果たしてスオミを愛した5人の夫たちは彼女を救えるのか!?
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正直な感想
5変化する長澤まさみが美しい。ただ三谷幸喜作品は『マジックアワー』あたりがピークのような気がする。ミステリー部分は、まあそうだよねっていうオチ。『スオミの話をしよう』はもちろん三谷幸喜監督の中では面白いのだろうけど、個人的にはついていけない微妙な“ここ笑えるよね”ギャグや、くどい展開が多かった印象。
ラスト考察:結末のネタバレ
スオミがつけていたペンダントは、5人の夫それぞれから見るといろんな表情を見せた彼女が、実はずっと変わっていなかったことを証明するものだろう。
次のページでは本作が結局何を言いたかったのか元ネタの『サンセット大通り』から考察していく↓↓
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