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『デリヴァランス 悪霊の家』ネタバレ考察,ラトーヤ・アモンズ事件の実話解説,Netflix映画
Netflixホラー映画『デリヴァランス 悪霊の家』(The Deliverance)鑑賞。ラトーヤ・アモンズ事件という実話をもとにしたエクソシスト系の作品。救済の儀式=デリヴァランスという。
あらすじキャスト&感想
あらすじ:エボニー(歌手のアンドレ・デイ)は、子供たち3人を連れて新しい家へ引っ越してきた。イラクに派兵されている夫とは仲が悪い。エボニーの母(グレン・クローズ)も一緒に住むことになるが口論ばかり。エボニーはアル中で暴力を振るった前科があった。児童相談所のシンシアがエボニーを監視する。まもなく、次男・アンドレが1人で誰かと会話するようになる。子供たち全員の様子がおかしくなり始めた…。エボニーはこの家に住む悪霊から子供たちを守ることができるのか?
感想:悪霊に体を浮かせられたりはあるんだけど、エンタメ的な見せ場が多い完全なフィクションと比べると地味。その代わり、息子がウ○コを投げたり、娘がお○たから血を流したりなど、なんか生々しい描写が多くてううってなる。生理的に気持ち悪いホラーが好きな人や、実話が好きな人にはおすすめ。
ネタバレ考察:ラスト結末とラトーヤ・アモンズの実話
貧困家庭で育ち、愛を知らずに育った母・エボニーが、悪霊から子供たちを守る過程で愛と信仰に目覚めていく過程が興味深い。エボニーが普通にアジア人の兄ちゃんに差別発言をするなど、クズなのがまたリアル。よくある清廉潔白な主人公が家族を守る話ではなく、共感できないクズが家族を守る過程で更生するところにリアルが宿る。
次のページでは、本作の考察や、実際にあったラトーヤ・アモンズ実話の事件について解説していく↓↓