本当に「完璧」でなければいけないの?マキシマイザーではなく、サティスファイザーを目指そう
人生は夢だらけ、であり、選択だらけでもあります。
もちろん誰だって選択を間違えたくはありませんが、間違えないことと「完璧」でいることは少し違います。
ということで今回は、ついつい完璧を目指してしまう「マキシマイザー」より、満足いく結果を目指す「サティスファイザー」になろう、という内容でお届けいたします。
マキシマイザーとサティスファイザーって?
マキシマイザーとは「いつだって完璧を目指そうとするタイプ」のことです。
例えば私は昔椅子を買うために、Amazonでいくつかの条件を指定して、結局1000脚近くの椅子を見て決めました。せっかく高い買い物をするのだからと必死に探し、マキシマイザー的な行動をとっていたと言えますね。
一方サティスファイザーは、「完璧でなくともある程度満足でいればそれでいいタイプ」です。
例えば、もしそんなに高い買い物でなければ、Amazonの検索結果1ページ目で買うのを決めてしまうことだってもちろんあります。それでも十分に満足しているので、これはサティスファイザー的な行動であると言えるでしょう。
完全にどちらかによっているという人は少ないと思いますが、どちらかというと完璧主義だなとか、そんなに迷ったりしないなとか、もしよかったら自己診断してみてください。
そしてもしマキシマイザーであれば、これからお話する注意点にはぜひとも気をつけてください。
何故マキシマイザーは危険なのか
マキシマイザーはその中でも2つのタイプに分類されます。
一つ目が考えつくした結果ならばとりあえず満足するタイプ。もう一方は完全に完璧でないと気が済まないタイプです。
マキシマイザーな方は、とにかくその選択が正しいかをあらゆる方法で検証しますが、その結果の捉え方によっては、強いストレスを受けやすくなってしまいます。
2つのタイプのうちどちらがストレスを受けやすいかは……わかりますよね。そう、後者の「完全に完璧でないと気が済まないタイプ」です。
マキシマイザーの「とにかく調べるまくること」はとても大事なことです。
例えば以下の投稿でも、「視野の狭窄」をさけるためにとにかく広く考えることが、選択するうえで重要であることは話しました。
しかし、その結果が実際には完璧でないことだってもちろんあります。その度に後悔し、大きなストレスをうけていては、メンタルがもちません。
合理的に選択し、結果に満足する
たとえマキシマイザーでも、自分の出した結果に満足できるのであれば、問題はありません。むしろたくさん検討する分良い結果を出すこともあるでしょう。
問題なのは、その結果に満足できるかどうか……というところなわけです。
私たちには未来を覗き見ることはできないので、選択はいつだってその場でのベターなものを選ぶしかありません。
もし合理的に判断し、選択したのであれば、それで十分ではありませんか。
結局「満足できるか」というのは主観の問題であり、自分がその選択に良い評価を出してあげなければ、決して自分で満足することはできないのです。
ですので、もしマキシマイザー的な傾向があると思ったら、きちんとメリットとデメリットを考え、合理的な判断には満足してあげるようにしましょう。
参考文献:後悔しない超選択術(メンタリストDaiGo)
ps
私はわりとマキシマイザー的傾向がありますが、後悔は今の自分を否定しているような気分になるので、あまり後悔はしません。