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書くことに大切なのは結局「起承転結」

あぁ、寒い。

そんなことをいきなり言われても、そうだね、としか返せません。

実際の会話だったらまだしも、文章でつらつらとそんなものを並べられても、最後までは読まないでしょう。

ブログを書いている身として、読まれないのがつらいことは十分知っているので、今回は田中泰延さんの

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

から、結局起承転結が大事で、結局何に気をつければいいの? ということについて、共有していきたいと思います。

結局は起承転結

例えば、事実があって、それについて何か書きたい……というときには、このようにします。

起:実際の経験だという前置き
承:具体的に何があったか
転:その意味はなにか。テーゼ化
結:感想と提言。ちょっとだけ

読者が知りたいのは事実と思考の過程。書き手の感想はほんの少し添える程度でいい。

こんなふうに短く言い換えることもできます。

発見
帰納
演繹
詠嘆

この起承転結さえ守っていれば、案外なんでもそれっぽく言えるものです。

例えば

起:おなかがすいたなぁと思った。

承:でもそれを伝えるだけではおいしいご飯にはありつけない。いつだっておいしいご飯でおなかを満たすことができる「お金」は大切だ。

転:その「お金」を集めるために必要なのは、結局は伝える能力である。どんなに良いものだって、伝わらなければ意味がない。

結:やっぱり起承転結は大切だ。

「おなかがすいたけど、やっぱり起承転結って大切だよね」と言われたら、おっ、いきなりどうした? ってなります。

また、「おなかがすいた」という一言を入れずにいきなり「お金は大切だ」という話をされても、熱量についていけません。

共感と感想で挟み込む

起承転結のどれかが欠けると唐突な文章になってしまいます。

例えばさきほどの例のように、最初の「」がなければ、話の聞き手がその話の世界に入り込む前に本題になってしまいます。

まずは「共感」でこちらのペースに引きずり込まなければなりません。

また、感想がなければ、それはニュースみたいな味気ないものになってしまいます。

だからといって感想だらけでは、そんなの求めてないよ、と思われてしまうので最後に少し添える程度に。

そして、間に挟まれた「承、転」はできるだけ事実ベースで論理的に書くべきです。

人間の集中力を考えると、最後はだれてしまうので、「承」を少し重めにするのがちょうどいいかもしれません。

ということで、そんな「起承転結」を意識しながら、私もブログをせっせと書いていきたいと思います。

参考文献

ps

最初はアウトプットのためのブログでしたが、読んでもらうことを意識していきたいな、と思う今日この頃

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