ほんとは、素振りがしたかった。
ここ数ヶ月、いや数年かもしれない。
いままで僕は素振りがしたかったということに、ようやく目を向けることができた。
(ここで言う素振りとは、バットやゴルフクラブを持って練習をしたいというわけではなく、”日々の努力の積み重ね”という意味で。でもちょっと武道に興味を持ち始めたので竹刀は握ってみたい。なんてことは今はどうでもいい)
日々やるべきことはあるし、僕たちの暮らしに遊びに来てくれる人たちがいれば一緒に楽しい時間を過ごして、時々褒めてもらったりなんかして、見方によっては充実した暮らしを送っていたように思う。実際、楽しい時も多い。
けれど、ずっと何か物足りなさを感じていた。
焦りのようなものもあった。
そんなモヤモヤを晴らしてくれるのがどうやら「素振り」のようだ。
日々、努力できているか?成長しているか?という眼差しが自分から自分へと向いていて、その眼差しから目を逸らしていたから物足りなさだったり焦りを感じていたのだ。
向き合えた本当のこと
ここで僕のことを知ってくれている人なら、「あれ、努力してなかったっけ?」と思ってくれるかもしれない。もしあなたがそう思ってくれてたとしたら、そのまま優しく見守ってくれると嬉しいです。いつもありがとう。
冒頭でも軽く述べたけれどここで言いたい「素振り」とは”日々の努力の積み重ね”。言い換えると、目標達成のための毎日の研鑽。これが今まで、してきたようでできていなかった。
僕は棚田の再生やキャンプ場の経営を23歳からやってきたのだが、どちらも元々やったことはなく、毎日手探りでなんとかやってきた。実戦の日々だ。特にどちらも自然相手ということもあり、日々状況は変わっていく。そのことに対応しようとガムシャラにやってきた。
でも30代に突入し、仲間と一緒に会社も立ち上げ、気づけば父にもなって…状況が少しずつ大きく変わっていっている。ただ「関わってくれる人の人生を豊かなものにしたい」という移住当初の気持ちは変わらない。そして、それを実現するには力が足りない。
だったらもう、実戦しながら素振りもするしかないでしょ。
そんな気持ちが、きっとずっとどこかにあって。
そこにようやく向き合うことができた。
素振りの中身
では何をするかというと、可能な限り毎日noteを更新していくことが素振りの中身。今まで1ヶ月限定で毎日更新をしたことならあるけど、一旦期限は決めないままで。
じゃあなぜnote更新なのか。僕は「伝えるの上手だね」と言われることもあれば「もっとちゃんと伝えて」と怒られることもある。どちらも身に覚えはあって、それぞれの「伝える」のニュアンスは違うのだけれど、この「伝える」という技術を、僕はもっと磨かないといけないと思っている。
うまく伝えるには、タイミングだったり表現だったり、細かな所作だったり、とにかくいろんな要素が必要だ。そこには実戦の日々では研鑽できないものもある。心では、磨かないといけないと思っているのに。
だからこそ時間をとって、「伝える」という技術を僕の長所にできるよう、素振りをしたい。
これから続けていくことで、どんな変化が起こるのか。どんな気づきがあるのか。はたまた本当に続くのか。続けるためには積読も読んでいかないとね。
いろんなことが楽しみだ。
よければみなさん、日々の素振りをのぞいて見てやってください。
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