仕訳ミスを一発修正!訂正仕訳を完全攻略しよう第16章〜訂正仕訳〜
みなさんこんばんは!
こうたです😊
今回は費用・収益の未払い・未収を簡単にイメージしやすく書いていきます!
それではよろしくお願いします!😊
初めましての方はこちらも読むと理解度がグッとあがりますのでおすすめです!
簿記の勉強をしていると、「あれ?仕訳を間違えた!」なんてこと、ありますよね。でも大丈夫!簿記には、間違えた仕訳を直すためのルール「訂正仕訳」があります。この方法をしっかりマスターすれば、ミスを恐れる必要はありません。今回は初めての方にもわかりやすく訂正仕訳の基本とやり方を解説します!
🌟1.訂正仕訳とは?
訂正仕訳とは、仕訳のミスを修正するための方法です。例えば、帳簿に「お金を100円使った」と記録したけど、本当は「200円使った」という場合、この間違いを正しく修正するのが訂正仕訳です。
🌟2.訂正仕訳の基本ルール
訂正仕訳は、大きく分けて2つの方法があります。
ミスを取り消す仕訳をしてから、正しい仕訳をする
→ ミスを「消して」から、正しい内容を「追加」します。ミスをそのまま直す仕訳をする
→ ミスした金額を調整する仕訳を行います。
どちらも試験で出題されるので、やり方を覚えておきましょう!
🌟3.例題で学ぶ訂正仕訳
🔹【例題1】取り消して訂正する場合
間違い:文房具を500円購入したのに、「現金100円を使った」と記録した。
正しい仕訳:文房具代500円を「現金」で支払ったと記録する。
手順:
① 正しい仕訳
文房具代を正しく500円記録する場合の仕訳です。
借方:消耗品費500円 /貸方:現金500円
② 誤った仕訳
間違って記録されていた仕訳は以下の通りです。
借方:消耗品費100円/ 貸方:現金100円
③ 誤った仕訳の逆仕訳
誤った仕訳を取り消すため、逆仕訳を行います。
借方:現金100円/貸方:消耗品費100円
④ 訂正仕訳(①+③)
正しい仕訳(①)と、誤った仕訳の逆仕訳(③)を合算した形が訂正仕訳です。
借方:消耗品費500円 /貸方:現金500円
借方:現金100円 /貸方:消耗品費100円
この2つを合算した最終的な仕訳(訂正仕訳)は以下の通り
借方:消耗品費400円 /貸方:現金400円
🔹【例題2】調整して訂正する場合
間違い:文房具を500円購入したのに、「現金100円を使った」と記録した。
正しい仕訳:文房具代500円を「現金」で支払ったと記録する。
手順:
① 正しい仕訳
文房具代500円を現金で支払った場合、正しい仕訳は以下の通りです。
借方:消耗品費500円/貸方:現金500円
② 誤った仕訳
間違えて記録された仕訳は以下の通りです。
借方:消耗品費100円 /貸方:現金100円
③ 誤った仕訳の逆仕訳
誤った仕訳を取り消すために、逆仕訳を行います。
借方:現金100円/貸方:消耗品費100円
④ 訂正仕訳(①+③)
正しい仕訳(①)と、誤った仕訳の逆仕訳(③)を合算した形が訂正仕訳です。
借方:消耗品費500円/貸方:現金500円
借方:現金100円/貸方:消耗品費100円
この2つを合算した最終的な仕訳(訂正仕訳)は以下の通り
借方:消耗品費400円/貸方:現金400円
🌟4.訂正仕訳のポイント
間違った金額と正しい金額を比較する
→ どれだけ修正が必要なのかを確認。取り消す仕訳 or 調整する仕訳を選ぶ
→ 試験問題に合わせて、どちらの方法が求められているかを判断。間違いを恐れず、ルールに従う
→ 訂正仕訳は「やり直しが効く」という安心感があります。
🌟5.日常生活で考えてみる
例えば、お菓子を200円で買ったのに、財布の中身を確認したら100円しか記録していなかったとします。これを直すには、「もう100円使った」と記録すれば修正できますよね。簿記の訂正仕訳も、このように考えると簡単です!
🌟6.試験対策のコツ
例題をたくさん解く
→ 訂正仕訳の2つの方法(取り消しと調整)をしっかり練習。間違いを確認する力をつける
→ どこが間違っているのかを冷静に見極める練習をする。余裕を持って解く
→ 試験では焦らず、手順通りに処理すればOK!
🌟7.まとめ:訂正仕訳を怖がらない!
ミスは訂正仕訳で修正できる!
「取り消す仕訳」と「調整する仕訳」の2つの方法を覚えよう。
焦らず正確に仕訳を確認するのがポイント。
これで「仕訳ミスが怖い」状態を卒業!簿記3級の試験でも自信を持って訂正仕訳を攻略しましょう!
最後読んでくださりありがとうございます。何かご意見やご質問あればコメントにお願いします!
一緒に楽しく学べると幸いです!
今後共何かみなさまのお役に立てればなと思います。
また次回お会いしましょう!👋