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より良い仕事をするためにデスクライトを買い換えた話

皆さんこんにちは、フリーランスでデザイナーをしているまーてぃーです。前回noteではアロマは集中力UPに効果があるのかについて綴りました。
今回は、空間コーディネートを考えながら、デスクライト購入に至った経緯を綴っていきます。

白で部屋を明るい印象に

先ず、先代デスクから使用していた照明は山田照明 Z-LIGHT Z-108NBのブラックでした。最近購入したデスクHAY CPH30が、クランプで挟むライトが使用できないため、デスクライトが届くまでは、隣のラックへ取り付けて使用していました。ライトがブラックだとデスク周りが重い印象です。(クランプの解決策として山田照明 Z-LIGHTシリーズのランプ用ベースもオプションで販売していますが、今回は環境を変えるために買い替えることにしました。)

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⇩机の端が傾斜しているためクランプでライトを取り付けられない。

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デスク周辺の小物がブラックだとクールで引き締まった印象になりますが、今後は部屋全体の印象を明るくしたいと思い部屋のカラーを「グレー、白、ウッド」の三色をベースにまとめていくことにしました。
今回、ライトの色はデスクのグレーとバランスをとるために白にしようと決めました。今までは黒いモノを買うことが多かったのですが、今後、仕事部屋は黒いモノの比率を減らして白に変えることで、明るく優しい印象の部屋にしていきたいと思っています。



空間との相性が良く必要な機能を満たす要件は?

今回デスクライトを購入するにあたって自分の中で決めた要件は以下の4つです。

・ホワイトのもの(空間との統一感)
・シンプルで昔からのアイコンとしてのデスクライトを連想させる
・iMac27インチディスプレイより上から光を照らせる(60cm以上が望ましい)
・光の色は電球色(仕事で色検討の時には消灯が必要ですが灯りの雰囲気を重視)

この要件に合うものをリサーチして、最終的に購入を迷ったものが以下の3つでした。

01.ANGLEPOISE/アングルポイズ(イギリス)

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ORIGINAL 1227
デスクライトと言ったらこれ!というデスクライトのアイコン的存在となったライトです。機構が剥き出しで機能が可視化されており工業的な印象が素敵です。

TYPE 75
ORIGINAL1227より現代的な雰囲気で、アームにクラシックなイメージを残しつつ、シェイドやベースの造形が有機的。現状のデスクに合わせるならこちらの方が相性が良いかなと考えていました。


02.HERMOSA/ハモサ(日本・鎌倉)

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KUHMO DESK LAMP
こちらもアングルポイズのオリジナルに近い工業的でヴィンテージな雰囲気のライトです。リサーチで部屋のコーディネート画像を見ていたら、このライトを見かけて気になっていました。あえて塗装ムラや使用による錆などの経年変化が出る作りとなっているようで、部屋全体の雰囲気と合いそうだなと考えていました。


03.louis poulsen/ルイスポールセン(デンマーク)

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NJP テーブル
プロダクトデザイン関係の人なら一度は聞いたことがあるランプメーカー、ルイスポールセン。その中でも日本のデザイン事務所nendo が手掛けたこのランプは、ワーキングスペースのためにデザインされており、直接光だけではなく周辺光をシェイド内で反射させて間接光を作り出す設計になっています。
光源を見せずに間接光を作りだすphランプで有名なルイスポールセンの光の作り込みに対する哲学と、nendoの機能性に裏づけされた無駄のない造形が融合したランプで、細部までこだわり尽くされたランプです。

ルイスポールセンといえばポール・ヘニングセンがデザインしたPHランプシリーズで有名です。

アーネ・ヤコブセンの名作AJテーブルも憧れですが、光源の位置が低いこととアームの角度調整ができないので今回は見送りです。


悩みに悩んで届いたデスクライトは…

仕事道具だし、自分の仕事の質も上げていきたいという思いで、学生の頃から憧れていたルイスポールセンを購入しました。気合いが入ります!

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早速開封していきます。

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HAYのデスク(デンマークデザイン)と同じで、デザインはデンマークですが、生産国は中国でした。

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Apple製品のように箱の開き方や梱包デザインが斬新というわけではありませんが、梱包材の造形は美しく整えられていました。


デスクとの相性はVERY GOOD!!

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マットホワイトの塗装が美しいベース。
天板のグレーと相性もGOOD。

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ACアダプターには世界各国のプラグが付属。ユニット式で簡単に交換できます。

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山田照明 Z-LIGHT Z-108NBと並べて大きさを比較してみました。アームサイズはほぼ同じサイズのようでiMac27インチより上方から光を照らすことに問題ないサイズでした。NJPテーブルはLED埋め込み式なのでシェイドがコンパクトで圧迫感のないスマートな印象です。

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設置してみると、同じデンマークのメーカーだからかHAYのテーブルとの相性は想像以上にいい感じです。PC、デスク、ライト、それぞれの造形要素が似ているので、一つのまとまりとして空間の中でデスクエリアがスッキリ見えるように思います。ライトを白にしたことで圧迫感もなくデスクがクリーンな印象になりました。


機能に裏付けされた造形とこだわりを感じる

ライトを初めて見た印象は、直線的なアームにぽっこりとついている有機的なフォルムのシェイドとの対比が魅力的で、無機質過ぎず、だからと言って有機的過ぎるわけでもないバランスが絶妙だなと感じました。角Rの小さいエッジの効いた部分と、大きな塊としてパーツごとに形を構成している全体感がApple製品と造形要素が似ているので、デスク上での相性はとても良好です。機能に裏付けされたデザインのこだわりについては公式HPで詳細を確認することができます。

眩しさのない直接光でテーブル面を照らし、ワーキングスペースに快適な光を提供します。ヘッド後部の開口部から洩れる光が、アームの一部を照らします。シェードのフォルムは光の向きと広がりを表わしています。ばねを使ったシンプルなメカニズムが自由度の高い動きを可能にしています。内側をマットホワイトに塗装したシェードは柔らかい間接光も生み、目に快適な光をつくります。100%と50%の2段階調光機能付。(公式HPより引用

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あえてバネを見せる機構を採用しており、モノ好きの心をくすぐります。

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フレームに彫られた溝にコードが収まり、コードを意識させないスッキリとした印象。

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光をやわらかくするために、光源には乳白色のプレートが装着されています。リビングやお風呂、屋外照明などでは乳白色のカバーがされていることが多いですが、デスク向けのライトで見たのは初めてです。LED光は直進性が強く、明暗がくっきりと出る光源ですが、このライトではフィラメント電球のように光のグラデーションに温かみを感じます。

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スイッチはシェイド横に位置しているボタンで行います。クリック感や押したときの音にもこだわっているのだろうと想像できます。正面から見えない位置にスイッチがあることまた素敵なポイントです。


環境に応じて光り方を選ぶ

スイッチを1回押すと100%の灯火、2回押すと50%の灯火となります。(3回目で消灯)部屋の灯りを消して、シャッタスピード固定でどのくらい灯りの印象が変わるか写真で検証してみました。

光源 LED 10W 3000K / Lumen: 550
公式HPより引用

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灯火100%

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灯火50%

何日か使用した感じでは、昼間は窓から自然光を取り込み灯火50%、夜はデスクライトをメイン灯として灯火100%がちょうど良い光量です。今まで光量調整のないデスクライトだったので、2段階の調整が予想以上に便利です。


環境を変えて仕事の質も上げていく

ということで、今回はデスクライト購入について綴ってみました。空間の質を上げることで自分の仕事の質も向上していきたいという思いで、デスクライトを買い換えました。自分の目指す方向に環境をアップデートすることで、結果としてより良い仕事につながるのではないかと思います。
また、今までは、モノ単体を見てインテリアを購入していましたが、デスク購入を機に空間全体のコーディネートを意識してモノを買う視点を持つようになりました。今後、仕事部屋にモノを購入するときは「グレー、白、ウッドに合うか?」「空間全体のなかでどのような役割を果たすか?」「アクセントか調和させるか」など空間全体のコーディネートを具体的に意識して購入していきたいと思います。今回も長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました;)

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p.s.前回あとがきで書いたデスク購入後の肩こりは、どうやらデスクの高さが72cm→74cmに2cm上がったことで、PCに向かう姿勢が崩れたことで起きたことが判明しました。肩に力に余分な力が入らない位置に、座面の高さを合わせ、足元に箱を置いて2、3日仕事をしてみると肩こりが解消されました。机の高さが少し変わるだけでこんなにも体調に変化出ることに驚きました。机の足をカットするか、フットレストを購入するか…肩こり解決策を考えないといけないなと思っている今日この頃です。
(参考:パソコンを使う時の姿勢 Fujitsu HPより





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Kosuke Takeuchi_まーてぃー
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