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なぜコンセプトを考えても効果を発揮できないのか?

伝えることを企てる時に

「今回は@@なテーマで伝えてみよう」と、

コンセプトを考えると、より伝わり易くなるんだけど、

ここで一つ問題が発生する。


プレゼンしたあとに

「あれ?なんかイマイチ伝わらない・・・」

「せっかくコンセプト考えたのに・・・」

と感じるパターンだ。


コンセプトを考えることは間違っていない。

でも問題なのは

そのコンセプトが絵に書いた餅になっていること。


考えたコンセプトが

プレゼンに反映されていない

という現象だ。


これは喋り方が下手とか

文章の表現方法がわるいとか

そういう話ではなくて、

今回はあくまで「構成・台本」という観点での話になる。


いわばプレゼンの土台の部分に

マインド=コンセプトが反映されていない、という状態になる。


ということで

今回の講座ではこのポイントを克服するためのワークシートを用意した。


放送作家が教える「企画の伝え方」2024夏より(早稲田大学エクステンションセンター)


箱書きと呼ばれる構成の箱が並んだ紙を使って

それぞれのブロックに、要素を埋めていく。


こうすることで

それぞれのブロックがどういう働きをするのか?がわかる。


さらには、コンセプトという縦軸が

その全てのブロックを串刺しにすることもわかる。


この縦軸と横軸を意識して

コンセプトに合ったネタを並べていくと

コンセプトを体現しやすくなる。


もちろんもっと細かい技術はあるんだけど、

まずはファーストステップとして

このガイドがあると取り組みやすいはずだ。


コンセプトとは、わかりやすく伝えるための作戦で

箱書きは、それを実践するためのロードマップになる。


こういう考え方の雛形が自分の中に落とし込めていると

紙などがなくても、すーっと一本筋が通ったプレゼンを作ることができる。

ちなみに夏2回目の講座の様子はこちら。

夏初日の講座の様子はこちら。

過去の構成に関するまとめもあります。


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放送作家 村松浩介
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