なぜコンセプトを考えても効果を発揮できないのか?
伝えることを企てる時に
「今回は@@なテーマで伝えてみよう」と、
コンセプトを考えると、より伝わり易くなるんだけど、
ここで一つ問題が発生する。
プレゼンしたあとに
「あれ?なんかイマイチ伝わらない・・・」
「せっかくコンセプト考えたのに・・・」
と感じるパターンだ。
コンセプトを考えることは間違っていない。
でも問題なのは
そのコンセプトが絵に書いた餅になっていること。
考えたコンセプトが
プレゼンに反映されていない
という現象だ。
これは喋り方が下手とか
文章の表現方法がわるいとか
そういう話ではなくて、
今回はあくまで「構成・台本」という観点での話になる。
いわばプレゼンの土台の部分に
マインド=コンセプトが反映されていない、という状態になる。
ということで
今回の講座ではこのポイントを克服するためのワークシートを用意した。
箱書きと呼ばれる構成の箱が並んだ紙を使って
それぞれのブロックに、要素を埋めていく。
こうすることで
それぞれのブロックがどういう働きをするのか?がわかる。
さらには、コンセプトという縦軸が
その全てのブロックを串刺しにすることもわかる。
この縦軸と横軸を意識して
コンセプトに合ったネタを並べていくと
コンセプトを体現しやすくなる。
もちろんもっと細かい技術はあるんだけど、
まずはファーストステップとして
このガイドがあると取り組みやすいはずだ。
コンセプトとは、わかりやすく伝えるための作戦で
箱書きは、それを実践するためのロードマップになる。
こういう考え方の雛形が自分の中に落とし込めていると
紙などがなくても、すーっと一本筋が通ったプレゼンを作ることができる。
ちなみに夏2回目の講座の様子はこちら。
夏初日の講座の様子はこちら。
過去の構成に関するまとめもあります。
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