ストレングスファインダー2.0の読み合わせが、酒の肴になると思っているのは私だけ?
ストレングス・ファインダーというものをご存知でしょうか??
人事・人材界隈で働く方はご存知の方も多いかと思います。最近は、twitter上でも「やぎぺー」さんという方がストレングスファインダーの活用方法などをワークショップなど開かれて、様々な人の目に触れるものになっているのかなーと思います。
元々は、クリフトン博士という方が生み出したアセスメント(評価・測定)で、アメリカの大手調査会社ギャラップ社の研究チームとの協働を経て、今の形にまとめられたそうです。
具体的にはどんなもの?
前述の書籍を買うと巻末にアクセスコードが書いてあり、アセスメントのURLリンク後に入力すると、30分程で終わるテストを受検できます。「あなたは▲▲な方ですか? ●●な方ですか?」という質問に「5段階」で回答していきます。(直接的な質問というよりは、サイコメトリクスのような感じで、あれこれ色々な角度からどんな人間か聞かれる感じですね)
そして、回答が終わると、34個に分けられた様々な強みのうち、自分の「強み(ストレングス)」が1〜5位まで見れるのです。
※ちなみにURL上で49$(今は割引中なのかな?)くらい払うと、34位まで全部見ることができます。(ワタシは回し者ではございません!w)
読み合わせが酒の肴になるって??
それぞれの強みの解説文が書籍には書いてあるんですが、それがまた秀逸でして。自分の強みの解説文を読むと「そうそう!それよ!わかる!」という興奮する文章が書いてあるんですね。
解説文は数百字ずつくらい書いてあって、共感が薄い一文もあると思うんですが、必ず何文か「マジわかってくれてる!」と思う文が出てくるのですw なので声に出して読んでいくと「おお!」と興奮が生まれるんですね。
で、ここからが面白いのですが、先程言った通り強みは34位のものもあるので、他の人が興奮して読み上げながら「わかるー!」って言っているのを見て
「・・・(ポカーン)」
「いやいやいや、全然わかんないっす・・・ww」
ってなるんですね。そのギャップというか、ズレというか、温度差というかが、得も言えぬ面白さなのですよ!(伝わるでしょうかね!)
例えば面白かった読み合わせシーン
「運命思考」1位の方が解説文を読む。「偶然に起こることは一つもありません。あなたはそれを確かな感覚として持っています。」
そこからの「ああああああああああ、ほんとその通りなの!!」と叫び。
それを見る「分析思考」1位の人。「いやwわかんないっすw」
・・・楽しげ(笑)様々な強み・考え方の人がいるんだなーという感覚。
加えて、ワタシ自身でいうと
①着想 ②ポジティブ ③アレンジ ④収集心 ⑤コミュニケーション
㉚回復志向 ㉛競争性 ㉜慎重さ(≒吟味)㉝公平性 ㉞原点思考
という上位下位なのですが、原点思考が①位の人と読み合わせをすると…
ワタシ「1位が”着想”です。解説文読みます。”複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する的確で簡潔な考え方を発見すると、うれしくなります。” ……わかるー!!嬉しくなるーー!!」
原点さん「うーん、わかんないなー笑」みたいな感じになります。
いろいろな個性・才能・強みがあるんだなと「体験」する
ストレングス・ファインダーを読み合わせると、上記のような「実感の込められたリアルな反応」とともに人の強みを知るので
「ああ、自分にはわからないけど、こういう人がいるんだなー。しかも、1位の解説文、めっちゃ楽しそうに読むやん」
という、他者の存在への認知が深まる感覚になります。なので、よく言われることですが、チーミングや相互理解にも有効と思います。
しかも、書籍には
●強みを持っている人への「行動アドバイス」
●強みを持っている人との「周りの関わり方アドバイス」
も載っているので、周りの人の強みが分かっていると一緒に仕事したり行動したりしやすくなる気がするんですよね。
自分の場合面白かったのは「着想」の人は、自分の中では複数の事が頭の中で繋がっていて、あれこれやりながらも一貫しているつもりだけど、周りから見ると「あれ、大事だって言っていたこと、ちゃんと優先順位高めてるのか?」と思えてくると。なので、「着想」の人は進捗とかを記録・公開しておいて、周りの人を安心させると良いんだよ、とかですね。
もいっこ面白かったのは「ポジティブ」の人は「大丈夫だよ!」と思っているんですが、ポジティブが順位低い人からすると「現状に対する認識が甘いのでは?」と怪訝に思ってしまうと。でもポジティブの人は、認識が甘い訳ではなく、大変なのは分かっているけど、やりよう見つけたいよね、みたいな意図で言っていたりすると。
なんか、こういうの理解しあっておかないからギスギスしちゃう…って容易に想像つきますよねw だから相互理解しておくの大事と思うんですよね。
たーだ、個人的には、酒の肴的に、いろいろな人の強みと、それに対する興奮を見るのはエンタメ的にも面白いんじゃないかなーと思っています。
誰か一緒に読み合わせましょうw
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