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便利の功罪とQOL

Apple WatchをするのをやめたらQOLが上がったという人を見かけた。さもありなん、と思って、僕は元からスマートウォッチの類はしていない。一時期、Google Home Miniで家の照明などをスマートホーム化してみていたが、必要ないなと思ってやめた。

スマホを寝室に持ち込まないことにしている。スマホは常時消音モードだ。デジタルデトックス、みたいな一時的なことではなく、日常の習慣として、そういうことにしている。電話、着信見てかけ直せば良いじゃないか、くらいのスタンスだ。特に困ることはない。

便利を英訳するとConvenientで、いわゆるコンビニエンスストアのそれだけれど、ことデジタルということで言うと、Smartということがよく言われる。しかし、このSmartもといスマート、結構な難物だと思う。スマートフォン、スマートウォッチ、スマートホーム、スマート家電、スマートスマートetc。。。

僕なんかはもう割とスマートをデグレードしたいなあと思ってしまうのだよな。年齢のせいとも一口には言えなくて、むしろデグレードした方が効率が良いこと、経験が豊かになること、余裕が増すこととかあって、総じて、QOLが高まることが多い。

便利を否定はしないけれど、なんでもかんでも最先端の便利を追い求めれば良いってことじゃない気がするよな。


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