コースケ

デザイナー。企業、個人、NPOなどの困りごとを解決するフリーランス。八王子のチームでラグビー、八王子のアパレル企業で週1バイト。料理と写真とイラストも好き。 https://kosukekato.com

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デザイナー。企業、個人、NPOなどの困りごとを解決するフリーランス。八王子のチームでラグビー、八王子のアパレル企業で週1バイト。料理と写真とイラストも好き。 https://kosukekato.com

マガジン

  • 小比企枕 | Kobiki-Zine

    Kosukeの活動報告やお薦めなどを紹介する目的で、半年に一度のニュースレターを書くことにしました。

最近の記事

小比企枕 Kobiki-Zine 2024AW

小比企枕はKosukeの半期に一度の活動報告です。 石巻ハッカソンに行って来ましたおよそ5年振りになりますか、久し振りに石巻に行って来ました。目的は石巻ハッカソンだったのですが、今年はハッカソン参加者としてではなく、「カレー部」ということで、参加者の皆さんにふるまうカレーを作って来ました。ご無沙汰していた面々とも会うことができ、とても良い訪問でした。 八王子オーパ様 6周年記念キャンペーンのイラスト八王子オーパ様の6周年記念キャンペーンのイラストを描きました。会期は202

    • How is your 寄居 life?

      先だって、バイト先の上司に「そう言えば、コースケさん、寄居ライフはどうですか?」と聞かれて、そう言えばもともと昨年末に二拠点に近い生活がしたいからとご相談して、バイトを週2日から週1日にしてもらったんだよな。。。 言うほど頻繁に通えてるわけじゃなくて、(仕事も忙しくなり、ラグビーもあり)、1時間半の道のりがなかなか遠く感じていた夏だったのだけど、秋に入り動きがあった。寄居ツーリズムラボというのに参加しませんかと、rutsuboの尾形さんからお誘いを受けまして。 こちら僕が

      • 20年後もフリーランスのデザイナーでいられるか?問題を考える

        世にAdobe VS Canva論争というのがあり、Adobeじゃないとデザインはできないとか、Canvaでもクライアントが満足すれば十分だとか、諸説が錯綜していて、僕自身はあんまり興味がなかったのだが、これがきっかけでCanvaというプロダクトに興味を持った。 例えば医療・福祉の分野で時間のない看護師さんが病院の壁に掲出する勉強会のチラシ作ったり、教育の現場で授業自体をCanvaを活用して行ったり、NPOでリソースを割けない広報担当者が資料作りに使ったり、用途を絞ると色々

        • だから仕事はやめられない!

          フリーランスを20年近く続けている。若い頃は、デザインやWebの仕事をしているわけだから、例えば、カンヌと言わずともWebのデザインアウォードを受賞するとか、誰もが知り得るようなブランドのWebを作るとか、はたまた、自身の会社を大きく成長させるとか、そんな未来を想像していたかも知れない(正直なところ、当時、何考えていたか覚えてない)。 全然違ったのであった。 僕はこの20年ほどで、フリーランスとして得難い経験をしたなと思っている。ただ、それはモニタに向かって何かを作った経

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        • 小比企枕 | Kobiki-Zine
          2本

        記事

          所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ

          こんなタイトルをつけると心配されそうだが。「所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ」というのは漫画の引用で、『るろうに剣心』という作品の瀬田宗次郎というキャラクターの台詞。ふと思い出した。 「生きていける」。今回のキャンペーンのキャッチフレーズのようだ。サポートしているNPO団体、ブリッジフォースマイルが、1,000万円のクラウドファンディングを始めた。親を頼れない子どもたちを社会への巣立ちを応援するNPOで、これまでは主に社会的養護の出身者を対象に活動をして来た。

          所詮この世は弱肉強食、強ければ生き弱ければ死ぬ

          デザインおぼえうた

          Geminiに著名なデザイナーのデザインの定義を調べてもらって、それをポエムにしたためてもらった。よく俯瞰できて、整理された感じがしたので、シェア。 -- デザインは、形と機能のダンス ジョブズが語る、使いやすさの魔法 細部に宿る魂のきらめき イームズが教える、美の秘密 余白に響く静寂の調べ ラムスが奏でる、ミニマリズムの詩 言葉を超え、心に届くメッセージ 原が紡ぐ、コミュニケーションの糸 思考の種から芽吹く創造の花 深澤が育む、問題解決の力 情報と理解を結ぶ架

          デザインおぼえうた

          小比企枕 Kobiki-Zine 2024SS

          こんにちは。普段書いているnoteとは別に、Kosukeの活動報告やお薦めなどを紹介する目的で、半年に一度のニュースレターを書くことにしました。半年に一度なので、若干、長くなりそうですが、お付き合いください。 はじめに小比企枕 Kobiki-Zineというタイトルですが、「こびきじん」と読みます。東京都八王子市小比企、6年ほどお世話になっていますが、とても住みやすいエリアです。田畑や牧場が広がる八王子の農業地帯で、時間の流れもゆっくり。そこを枕に日々生活していますよ、という

          小比企枕 Kobiki-Zine 2024SS

          矮小化の是 - 「社会を変える!」から「フォトフレームに何飾る?」へ

          その昔、と言っても、それほど遠い昔ではないのだが、「社会を変える」ことを仕事の目的にしていた時期があった。若ものの奨学金支援プロジェクトを手伝ったり、地震防災のメディアを運営したり。今、思えば意識高かった。 今なんだけれども。自分の部屋のフォトフレームに何を飾るかを目的に仕事をしている。フォトフレームにどんな絵を入れるかを決めるのに必死になっている。人生って面白いものだなと思うのだけど、目指しているものが、もうなんかとても矮小になっているのだよな。 「社会」が「フォトフレ

          矮小化の是 - 「社会を変える!」から「フォトフレームに何飾る?」へ

          クリエイターのポートフォリオサイト制作にはSTUDIOのCMSプランがお薦め!

          Webサイトをリニューアルした。前回のリニューアルが2022年の3月だから丸2年ほどが経過したところだ。これまでのWebサイトも気に入っていたのだが、屋号も変えたし、やりたいことも増えたので、引き続き、STUDIOのCMSプランを活用して、Webサイトのリニューアルを行った。 今回はまずコンセプト・ライティングを行った。Kosukeという個人事業主の屋号のコンセプトであるが、「おまえの名前に意味などあるのか?」と問われると、あるんだなこれが。Webサイトのトップに掲出したメ

          クリエイターのポートフォリオサイト制作にはSTUDIOのCMSプランがお薦め!

          氷河を溶かす - TOK - Melting the glacier.

          ブランドのコンセプトを「Melting the glacier.」にしたら、Facebookで「懐疑論者ですか?と思いました」とコメントいただいたのだが、そうそう、あまり環境問題的な意味を考慮していなかった。。。 先日、後輩から「加藤さんもブランドやったらどうですか?」と言われて、たしかにアパレルでバイトしているし、ブランディングはやって来たし、しかし、いわゆるプロジェクトのデザインはこれまでもして来たけど、ブランド作ろうと思ってやったことなかったなと。 そうして誕生した

          氷河を溶かす - TOK - Melting the glacier.

          あなたのビジネス、ヘルシーですか?

          有名になるもんじゃないなあ、と何となく若い頃から思っている。頑張って、活躍して、有名になって、でも最後人生の終盤戦で問題を起こして、大事な一生を棒に振るような人を、毎年メディアで目にする。 いやさ、ほとんどの人は、頑張って、活躍して、有名になって、尊敬と敬意を集めて人生を終えるのかも知れないと思う一方で、なんか残念な人も目につく。 野心強めの若者だったと思う。普通じゃ終わらないぞ、と思っていた。 今、デザインの仕事をしている。例えば、今日はテレビのニュースでダークパター

          あなたのビジネス、ヘルシーですか?

          Kosuke、始まります

          Experience Transporters、株式会社イーティー、加藤康祐企画設計、これまでに色々な事業名で仕事をして来たが、この4月1日から屋号を変えることとした。6年ほど使用して来た加藤康祐企画設計は、仕事の中身に割と素直というか、自分の名前で仕事するということと、プランニングとデザインを企画設計と表現したのは良かったと思うのだけれど、ちょっと建築の仕事と勘違いされちゃったりで、変えることとした。 新しい屋号はシンプルにそのものズバリ「Kosuke」「コースケ」だ。自

          Kosuke、始まります

          便利の功罪とQOL

          Apple WatchをするのをやめたらQOLが上がったという人を見かけた。さもありなん、と思って、僕は元からスマートウォッチの類はしていない。一時期、Google Home Miniで家の照明などをスマートホーム化してみていたが、必要ないなと思ってやめた。 スマホを寝室に持ち込まないことにしている。スマホは常時消音モードだ。デジタルデトックス、みたいな一時的なことではなく、日常の習慣として、そういうことにしている。電話、着信見てかけ直せば良いじゃないか、くらいのスタンスだ

          便利の功罪とQOL

          統合失調症患者の平均寿命を伸ばす

          人生のミッションとかあるだろうか。例えば、僕の知人で自分のミッションは「自殺者を減らすことだ」という人がいた。僕は社会的養護の子どもたちの支援をするNPOを手伝っていて、「社会で子育てをする」みたいなことは団体と共有してるミッションだとは思ってる一方、個人で抱えているミッションみたいなものは特になかった。 ご存じだろうか。統合失調症患者の平均寿命は、統計的に20%ほど短いそうだ。統計と言っても諸説ありそうだが、おしなべて平均寿命は61歳とか(「統合失調症 平均寿命」で検索す

          統合失調症患者の平均寿命を伸ばす

          フリーランスとNPOの10年

          「コースケさん、カメラマンがいなくなりました!」いなくなりはしないだろうが、飲み仲間から電話を受けたのは、イベントの前日。趣味でカメラをやっていたけれど、イベントの撮影はほぼ初めてだったんじゃなかろうか。親を頼れない若もののための奨学金支援プロジェクト、カナエールというプロジェクトのスピーチコンテストにカメラマンとして招聘されたのが、僕のブリッジフォースマイルとの最初の接点だった。 その後、カナエールのイベントのプロモーション、特にイベントの告知・集客を担当するようになる。

          フリーランスとNPOの10年

          コーヒー豆の選び方 - 消費のクリエイティブ

          コーヒーが好きだ。10年ほど、毎日、ハンドドリップでコーヒーを淹れている。以前、住んでいた場所の近所に境木商店街というのがあり、fe.a coffeeというコーヒー焙煎所がある。八王子に引っ越して来てからも、そこからインターネットでいつもコーヒー豆を取り寄せている。 もうサードウェーブという言葉をあまり聞かなくなったけど、コーヒーを楽しむにも今はたくさんの選択肢がある。全国各地から土地土地のコーヒー豆を取り寄せられるし、サブスク型のコーヒー定期便のサービスなどもある。僕も甲

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