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たまこMJ記事vol.20ナスの天ぷら事件

お母さん大学生として、2010年3月からお母さん業界新聞記者をしています。3児の母です。
お母さん業界新聞サイト移転に伴い、古記事をこちらへバックアップ。

2012年年始、寒いお正月時期の記事です。

これは確か、月刊の全国的万部発行の本誌にも掲載されたもの。

この頃はずっと大森一慧さんの『からだの自然治癒力を引き出す食事と手当』をバイブルにお料理楽しんでました!今は当時ほどではないけども。夏に暑い暑い言って冷たいものばかりとっていると、9月10月に髪の毛がたくさん抜けたり、そこはかとなく悲しくなったりしますよ、なんて、日本古来の食事の知恵がたくさん詰まった本です😊

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ナスの天ぷら事件


ゆるく穀菜食の我が家は、お盆過ぎからいわゆる夏の野菜、
なす、きゅうり、トマトなどは減らし、秋になったらもう食べません。

子どもたちは大好きだから、秋口は食べたがりましたが、
夏の野菜だから、と欲しがる度に話しました。
旬のものをありがたくおいしくいただきたいと常々はなし
納得してくれている、と思います。。



とは言え、、、弱々しい母。
先日、夏以来初めて
夜の仕事の帰り、閉店間際のスーパーで
半額になっているのナスの天ぷらを見かけ、
「半額」に負けて、買ってしまいました。
子供達は寝ているだろうし、、
天ぷら蕎麦が食べたいなと、思って。。

天知る地知る己知る


次女5歳は起きて待ってました。
帰宅早々荷物チェックを受け、見つかりました。


ナスの天ぷらをじっと見つめる次女。

「お母さん。
こんな寒い冬にナスができるっていうことは、
……

(熟考中の次女)

このナスは、、ストーブにあてて作ったんだね!!!」

名探偵ヨロシクの必死の推理を解いて鼻の穴を膨らませる次女。


大きな衝撃が私を貫いた。


そうです。
お家(ハウス)にいれて、ナスが夏と思うように
暖房して、
作ってくださっているはずです。


利益、経済効果とか、お金のことを言われると、
ひるみがちだけど、、


ナスにストーブはいらないはず。
それよりずっと被災地のストーブは十分たりているのか、
案じられる。


何が豊かで、
何が必要で、
何を求めて生きていくか。

受け身の時代は
もう終わりにしよう。

さてどうする。



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