うめー梅酒
梅酒を漬ける時期ですね。私は小学生の頃から梅酒の瓶に沈んでる梅を「うめー」とよく食ってました。今思えば、飲酒やーん。時効やけど。やーん。
さて。今日は自己肯定感をアップさせる恐るべし「お手伝い力」の第二弾、社会に出てからのこの威力についてお話します。
とある会社では、採用面接時に必ず「家でお手伝いをしたことがありますか」という質問をするそう。「したことがありません」という学生は、東大であろうが、どんなに見た目が良かろうが、採用しないそうです。
なぜなら。仕事が良くできる人は、必ず「子どもの頃お手伝いをしていた」そう。仕事ができない人は、「お手伝いをしたことない」という法則があるそうです。
じゃあ、なんでそうなる?
(理由その1)お手伝いには、決まったやり方や正解はありません。なので、創意工夫の余地がたくさんあります。試行錯誤して、やり方を変えてみて、一番効率よくうまくできる方法を自分で見出す。自分で考え、工夫する癖が身に付きます。これは、子どもの頃に訓練しておかないと、大人になってからではそれはもう、悲しいほど身に付きません。
(理由その2)特に料理などをお手伝いしていると、いくつもある作業を頭の中で段取りし、要領よく同時進行することができるようになります。みそ汁のだしを取っている間に野菜を切るとか、肉を最後に切って、洗い物を少なくするとか。これも、日々訓練することにより身に付きます。
(理由その3)お手伝いをすることで、例えばトイレ掃除の大変さがわかります。すると、できるだけ掃除する人が困らないようにきれいに使おうと思えるようになる。コロッケを作って手間がかかることを知ることで、作ってくれた人には心から「ありがとう」と言える。いろんな人の立場に立つことで、その人への思いやり、理解が深まり、感謝できます。
まとめます。お手伝いを小さい頃からしていると、①創意工夫力、②段取り力、③人への感謝力。この3つの力が身に付きます。全て仕事をする上で大変重要な能力です。
「子どもがなかなかお手伝いをしてくれないんです」という声もよく聞きますが、やる気が出る工夫をちょっとしてみましょう。
(6才ぐらいまで)まずは簡単なお手伝いから。何かを運ぶだけでもOK。うちでは ”すごいぞカード” を作って、スタンプがたまったら感謝状とご褒美。目標ができるので、はりきってやってくれました。
(7才ぐらい~)「これ、手伝ってくれたら将来お仕事でめっちゃ役立つで」「一人暮らしになったときに困らへんで」「自分でおいしいもの作れたらいつでも食べれるで」などと具体的に「いいコトあるで」説を説きましょう。また、親が楽しんで家事をしている姿を見せるのも効果的です。
次回は過去不登校だったけど、現在活躍している人たちをご紹介したいと思います。
~今後のアップ予定内容~ 週一回以上のペースでアップ予定です
「不登校になる子どもの様々なパターン」「不登校になった子どもに伝えたい思い」「見えてきた日本の教育の問題点と提言」「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策」「皆さんからのご質問に対するQ&A」などなど