⑬はちみつみつからない
ご飯を炊くときに、はちみつを入れて炊くと冷めてもおいしい。ちゃんと混ぜてから炊かないと、底がそこそこ焦げるけど。でも、この引っ越しではちみつみつからない。まあ、そのうち現れるか。みんなもはちみつ入りのおにぎり、是非食べに来てね。
さて。何回も言っていますが、不登校になる子どもたち、全然悪くないのに概ねみんな自己肯定感が低いです。なんでか?
考えられる理由1)みんなが楽しく行けてる学校に自分だけ行かれへん。先生とも合わへん。学校以外に行く場所がない。→あかん自分。
考えられる理由2)勉強が苦手。お父さんお母さんの期待に応えられない。学校に行って勉強して欲しいと言われるけど。→あかん自分。
考えられる理由3)自分だけみんなと違う。でもみんなに合わせるとしんどい。空気読むの苦手。→あかん自分。
子どもたちは、みんなと違ってできない自分を卑下してしまいます。でもできないことをしなくちゃいけない、と思ってしまってる。益々苦しい自分。あかん、自分いけてへん。子どもの心の内は、こんな風に自分を責めて、追い詰められています。
私の子どもも、「学校に行けない」と玄関で泣き崩れました。不登校の子どもたちは、相当しんどくて、辛い思いをしている。そして誰もそんな自分を好きでいてくれるはずがない。自己肯定感、だだ下がりです。
翻って、学校に毎日遅刻せずに行って、勉強が良くできる子は、みんながほめたたえる。・・・って、なんでやねん。ちゃうちゃう。
不登校の子どもたちに伝えたい。あなたは全然悪くないよ。あなたはあなたのままで十分素敵やし。学校にはたまたま合わないだけで、あなたのせいではないよ。学校以外の楽しいコト見つけたら、毎日めっちゃおもろくなるよ。学校だけが全てじゃないねん。世の中は、もっともっと広くて、必ずあなたと通じ合う人がいてるねん。それは、大人かもしれへんし、おじいちゃんかもしれへん。あなたにしかできない、あなたの得意なコトも絶対ある。得意なコトを見つけて、それを手伝ってくれる大人を見つけたら、きっと今までとは違った世界で、まるで鳥のように自由に羽ばたくことができるよ。だから、学校に行かなくても大丈夫。
次回は、「見えてきた日本の教育の問題点と提言」について私の考えをお話していきます。
~今後のアップ予定~ 週一回のペースでアップします
「見えてきた日本の教育の問題点と提言」「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策」「皆さんからのご質問に対するQ&A」などなど