⑦スコッチは少っち苦手

いきなり題名がさぶい。すみません。若い頃はよくウイスキーを飲んだのですが、スコッチはどうも少っち苦手でバーボンばかり。そしたら、先日同じ思いだった方が、「ハイボールに少っちアップルジュースを混ぜて、オレンジピールを添えるとおいしいよ」と教えてくれました。皆さんも是非。

さて。「私が学校に行かない選択をした子どもを持つ保護者に伝えたい思い」の第二弾です。今回は、「今後子どもにはどうあって欲しいか」について考えてみたいと思います。

いざ、子どもが学校に行かなくなったとき。実は「学校へ行かない」という選択をしたというのは、とても勇気ある行動で、本当に立派です。その行為を保護者の方は決して否定しないで欲しい。「行かない選択をしてくれてありがとう」です。なぜなら、子どもは自分の体が発している危険信号に素直に従ってくれたのだから。無理をして、命を落としてしまう確率は減ったのだから。

じゃあ、今後その子どもにはどうあって欲しいと保護者として思っていらっしゃいますか?やっぱり、再度学校へ行って、高校、大学に進学して、就職して欲しい?でも、子どもはそれを望んでいないかも。子どもはどんなことが好きなんでしょうか?将来どんな仕事をやりたいと思っているか、知っていますか?

今のご時世、偏差値の高い大学に進学すれば、そして大企業に就職すれば幸せな人生を送れるわけではないです。私は長年大企業に勤めましたが、心を病んで命を落としてしまう方をたくさん見てきました。一方で高校や、大学に進学しなくても、自分の得意なコト、好きなコトを活かして仕事をしている人は、みなとても楽しそうで、生き生きしています。

「好きなコトを仕事にするなんて、そんなんきれいごとや。大半は、好きでもない仕事を汗水流して必死にやってる」という声もあります。じゃあ、子どもにもそれを強要しますか?好きじゃないコトだと頑張るのはしんどいです、誰だって。

好きなコトだったら、たとえ給料が安くても、どんなに忙しくても、毎日楽しく頑張れます。そして多分、子どもが毎日好きなコトをして、生き生きと幸せに生きていてくれれば、それでいいのではないか、と私は思うのです。例え、自分の理想とは程遠くても。

極端な話、将来収入が十分なくても、周りの助けを借りて、その子が日々楽しく幸せに生活できていれば、何でもありではないかなと。私の子どももおそらく会社に勤める気はありません。クリエイターとして、自分の好きなコトで食べていけたらいいな、という感じです。周りの友達も然り。

保護者の方には是非、世間の目、世の中の常識、その他もろもろ自分が囚われていることを一旦全て取っ払って、スコッチでも少っち飲みながら、子どもにとっての幸せって何か?を改めて考えてみて欲しいと思います。

次回は、今子どもにとってとても大切なコト、大人はどのように子どもと関わればよいか、について私の考えをお話していきます。

~今後のアップ予定内容~ 週一回以上のペースでアップ予定です

「不登校になった子どもの保護者に伝えたい思い」「不登校になった子どもの事例とその後」「不登校になった子どもに伝えたい思い」「見えてきた日本の教育の問題点と提言」「こんな場合どうしたらいい?不登校の傾向と対策」「皆さんからのご質問に対するQ&A」などなど


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ほしな 和生(あい)
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